シーダーローズの樹の下で ~副作用~ | 青嵐の霹靂

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~情熱と冷静の狭間で〜
悪性リンパ腫闘病記

こんばんは。

蒼月です。

抗がん剤治療を先週終え、あとは経過観察ですが。

2週目に、白血球の数値現象、中でも好中球の減少が甚だしくなります。

抗がん剤の副作用の一つです。

好中球とは

白血球の中の顆粒球の一種であり、白血球全体の約45~75%を占め、強い貪食(どんしょく)能力を持ち、細菌や真菌感染から体を守る主要な防御機構となっています。

この好中球うぃ含む白血球全体の数値が下がると、免疫の働きが弱くなり他の病気に罹患しやすくなります。

そうならない為に「グラン」と言う注射をします。

がんの化学療法を受けていると、白血球の一種である好中球が減少し、予定通りに化学療法が行えなくなることがあります。好中球が減少すると、免疫の働きが低下してしまい、感染症にかかる危険性が高まるからです。

こうした化学療法による副作用の好中球減少症を改善したり、防ぐために使われている薬がG-CSF(顆粒球コロニー刺激因子)製剤「グラン」(一般名フィルグラスチム)です。

 

簡単に言えば、骨髄で血液を産生させる薬です。

 

骨髄で、薬によって血液を作るわけですから、腰が鞭打たれたように痛みます。

何もなく歩いていて、突然痛みに襲われしゃがみ込んでしまう程です。

 

そんな時、私を奮い立たせてくれたのがB’zの音楽です。

2006年当時は、嵐にも大野さんにも興味がなかった時代です。

効いている音楽は雑多でしたが、私を救ってくれたのはやはりB’zでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このALL OUT ATTACKの歌詞の中の

セメナキャイケナイ (ALL-OUT ATTACK)
キメナキャイケナイ (ALL-OUT ATTACK)
そんな時が 来るきっと 否応なく
ヤンナキャイケナイ (ALL-OUT ATTACK)
トバナキャイケナイ (ALL-OUT ATTACK)
失ってもyeah
生まれてきた意味を知るために

 

 

という個所に差し掛かると、ビシービシーッと腰に激痛が走ります。

 

「セメナキャイケナイ」

ビシービシー!

「キメナキャイケナイ}

ビシー!ビシー!

 

抗がん剤と戦わねばならない私にとっては、まさに救いの曲だったのです。