シャープな和食器 | solid alone

シャープな和食器

豊場惺也さんの器には宇宙を感じる

薪釜は温度分布が悪いうえ再現性に乏しく、二度と同じものは出来ない。
小さなひび、高台の影響でうっすらと浮き出る嵌入
偶然に偶然が重なって焼き上がる器
そこに小さな宇宙を感じる。

豊場さんは(失礼ながら)きっと器用なタイプではないと思う。
でも偉大な義父とは明らかに異なる世界を持っている。
焼かれる器は妥協はなく、まっすぐで愚直だ。でも決して朴訥なものではない。

そこから広がる世界はあまりに美しく、信じられないほどの質感をもつ
そして恐ろしくシャープだ。

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