1995年冬の記憶 | solid alone

1995年冬の記憶

クルマ好きが集まると、よく一番好きなクルマは?っていう質問を受ける。
そんな時は迷うことなくこのクルマをあげてきた。ポルシェよりフェラーリより大好き。
理由はもちろんその端整でストイックなスタイルだ。
1995年東京モーターショー、はじめて見た時の衝撃は忘れられない。
(ボクにとって)あまりに完璧なカタチ、色。なにかの間違いで出来たんだとさえ思った。
1999年に待望の発売。しかも驚くことにモーターショーで見たそのままが製品化されていた。
でもボクは買えなかった。高価であったし、オープン2シーターは親子3人家族には適さない。
2000年には通勤用セカンドカーとして待望のオープンを購入したが予算の都合でMGFを選択。
でもうれしかった。大好きなオープン。雨さえ降ってなければ、帰路は毎日オープン。季節は関係ない。
しかしながら、ずっと満たされないものが心の奥底にあったのも事実だ。
2008年9月、MGFは無事に9年めの車検を迎え、ボクの元を去っていった。
そして先日、9年越しのキモチをもってこのクルマを買った。
もちろん色はモーターショーに出品されたニンブスグレー(ボクにとってのこのクルマはこの色なのだ)。

納車の夜、一人でドライブした。9年間の片思い、なにを感じ考えるか自分自身にも興味があった。
結論から言おう。それは1995年冬の東京の記憶だった。

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