初めて家に行った時、アスペ夫がお母さんに敬語で話していたのに違和感を覚えた。
え?本当の親子なのに??
私にも敬語だが、親にまで???
お兄さんは話し方がもろにアスペルガーだったが基本おとなしい性格なのだろう、嫌な気はしなかった。
先ほどのアスペ夫がお母さんに敬語を使うのに驚いたが、その後、更に上を行く驚愕の出来事があった。
お母さんが犬をテーブルに上げたのだ。
犬が勝手に上がったのではない、上げたのだ。
私は唖然とした。
テーブルは食卓、である。
私の実家はもちろん、今まで人様のお家でこのような光景を目にしたことは一度たりともない。
後日、婚姻届に保証人としてお母さんに書いてもらうのに行った時も普通に犬をテーブルに上げていた。
しかもその犬が婚姻届を踏みつけていたのに誰一人として知らん顔だ。
私は咄嗟に婚姻届を取った。
その後のお母さんの話にも違和感を覚えた。
お母さんは長男のお兄さんが障害者なのに、近所の息子さんが大きな声で怒鳴り散らしていたのを「あそこの息子は頭がおかしいのよ!」と普通に言っていた。
いくらそう思っていても、まだ2回しか会っていない私の前でそういうことを平気で言うか…と疑問だった。
こうやって書いてみれば…
あの時、まだまだ引き返せたな…。
