コスモドラグーン 30 ✦ 戦士の銃 立体物コレクション大図鑑 ✦ | ソリッドのブログ

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模型、トイガン、クルマやバイク、アニメや映画、ZIPPO改造などその時々のマイブームを記事にしています。戦士の銃にはちょっとウルサイですw
 
同好の趣味の方ヨロシクお願いします。




戦士の銃






宇宙に4丁あったり

5丁あったりすると云われる

最強クラスのコスモガン


劇場版「銀河鉄道 999」から登場した

コルト・パーカッション・リボルバーを

ザイン・モチーフとしたものは

コスモドラグーン

と呼ばれ、

あの日 少年だったオヤジ連中にとって

今なお憧れてやまない不動の人気アイテムであり

不定期ながらも現在進行形でその立体モノが

商品化され続けている・・・














かくいう私もその魅力に取り憑かれ、

理想の戦士の銃 とは?

などという想いを巡らし始め様々な立体化商品に手を出すうちに,
いつしかそこそこのコレクションになってしまいましたw


なので、


今回は
これまでに集めた

◇◇◇ 戦士の銃 コレクション ◇◇◇

一 挙 ご 紹 介〜♪



完成品、
ガレージキット、
個人によるフルスクラッチなど、
戦士の銃の立体モノの
75 パーセント(←あてずっぽ)
がここにあったり無かったり






■ タイトー 


最初に手に入れたコスモドラグーンはタイトー製。

ゲーセンのプライズ品です。


10年前くらいでしたかね、
久々に劇場版「銀河鉄道999」を観たら

無性〜〜〜〜

に戦士の銃が欲しくなっちゃって
オクで見つけちゃったのが運のツキ。



タイトー製の特徴として、

まずスタイルやディテールなどデキが良いです。

金型成形なので細部のエッジまでカッチリしており、
エイジング塗装は手作業による個体差が
ありながらも重量感があって良い雰囲気。

今でもオークションなどでちょこちょこ見かけますし
タマ数も決して少なくはないので

「とりあえず戦士の銃が欲しい!」

という向きにはオススメです。

近年発売された水鉄砲がいちばん
入手しやすいかもですが、
できればタイトーがオススメ♪



ただし、

難を言えばやや小さめ。

一応1/1スケールを謳ってはいますが
ちょっとボリュームが足りないですね。

加えて、

プラスチック(ABS)製の中身スカスカなモナカ構造なので
羽根のように軽いです。(約150g)



これまでに何丁か購入してリペイントや改造を楽しみました。

カスタムする素材としてもオススメ。




塗装テストを兼ねてリペイント、
全バラしてから プラモ作る要領で
合わせ目やヒケなど処理。

オモリはグリップに入れるのではなく銃全体に仕込むのがミソ。
ホムセンで売ってる鉄製の全ネジなどがコスパ高し。

塗装は実銃イメージを再現すべく缶スプレーで悪戦苦闘。


仕上げはこすって銀SUN





これもタイトーをリペイントした
メーテル・モデル。

もちろん、

こすって銀 sun








タイトーを大改造したTVアニメ版の戦士の銃。




シリンダーやグリップも拡大しほぼ別物。





あれ? ヤバいっすね、

序章のつもりでタイトー製を
語るだけで予想を超えたボリュームに
なってしまいましたよ。




今回もアツい記事になりそうだぜ・・・







=ガレージキット=


コスモドラグーンの立体モノは
レジンキャスト製のガレージキットが
多数のメーカーから発売されてます。

一般版権のメーカー市販モノだけでも数種類、
イベント版権で個人が制作/販売したものまでを
含めるとさらに倍以上になると思われます。


基本的に、
コスモドラグーンは寸法/形状などの
設定は特に決まってはいません。

共通認識として、
コルトのパーカッションリボルバーを
デザインモチーフにしている
ということくらい。

なので、

作り手の数だけ
違ったカタチ、違ったサイズ、違った解釈の
コスモドラグーンが生まれる
ということになります。






■ 夢工房宝島 / 殿手版 


全長約43センチ。

一般販売されているガレージキットの中では
最大級のサイズ感。

原型は殿手 東(デンデ ヒガシ)氏。


カタチを自分好みに改造するのは可能ですが、
サイズを変えるのは容易ではありません。

なので、

この大きなサイズ感を活かしつつ
当時思い付くままの改造を施しました。


いかに自分好みのスタイリングにするかをコンセプトに製作。

全ての部分に手を入れてます。




細部の面構成や形状、バランスにはコダワリました。

カンタンに言えばホンモノっぽく。

細かく説明するとウザイのでしませんけどw




シリンダー後部のシャフト類は金属パイプ置換、
モールド表現だったネジもマイナスネジに差し換え。



塗装も一家言ありますがウザイので言いませんw


と、

エラソーにクドクド書いてますが、
この「夢工房・改」も今見ると

なんか違う! w

けっこうガンバって作ったんだけどなぁ。。。



ちなみに、


ゼログッズユニバース製(↑拾い画像)は
完成品として販売しているコスモドラグーンですが、
基本的に夢工房/殿手版ガレージキットを
ベースにしています。




OVA「クイーンエメラルダス」の
劇中作画を参考にしたのではないか
と思えるほどに酷似した夢工房のスタイリング。

あくまでも主観、なので
事実がどうなのかは分かりませんけどね。








■ 夢工房宝島 / 田中版 


全長約43センチ。

原型は田中 雷(タナカ ライ)氏。


夢工房宝島製のコスモドラグーンは
先程の殿手版とこの田中版の2種類があります。




上が田中版で下が殿手版。

長さはほぼ一緒、どちらも長さ43センチ。

だけど両者のシルエットは全く違います。


田中版の方がスマートなスタイルで
コスモドラグーンのデザインとしては
バランスが取れているような気がします。



過去に立体化された数々のコスモドラグーンの中でも
設定フォルムのバランスにいちばん近いと思うのが夢工房 田中版。
※個人による感想です


ただ、残念なことに
夢工房 田中版はちょっと小さい印象なんですよね。
長さが50センチくらいあれば
ちょうどイイ感じ。








■ ユウビ造形 


全長約38.5センチ。

原型は田中 雷氏。


ちょっとややこしい話ですが、

夢工房製コスモドラグーンには
殿手版と田中版があり、

田中雷氏原型のコスモドラグーンは
夢工房版とユウビ版があります。







上の画像は
KHカンパニーからA-TOYSブランドで
完成品販売されたコスモドラグーン。
カラーリングは私がリペイントしてます。

このA-TOYS製はユウビ造形のキットを
完成品として発売したモノです。

そして、
私は持っていませんが
ディアゴスティーニから発売された
完成品のコスモドラグーンも全く同じモノ。

つまり、

ユウビ、A-TOYS、ディアゴスティーニは
全て田中雷氏原型のコスモドラグーンで
基本的に同じモノです。

ちなみに、

A-TOYSとディアゴスティーニの完成品は
バレルに鉄芯が仕込まれていて
ユウビのキットより重くなっています。





上は夢工房宝島/田中版、下がユウビ造形。
長さはそれぞれ約43センチと約38.5センチ。

どちらも原型は田中 雷氏なので
長さこそ違えど各部はよく似ています。







■ ガンスミスキャッシュ 


1990年代初頭、
おそらく一般版権を取得して発売された
最初のリアルサイズのコスモドラグーンであり
最初のガレージキット。

全長約42.5センチ。

マルイの「造るモデルガンシリーズ」の
スーパーブラックホークをテンプレにして
作られたキットです。



全体的なフォルムはやや寸詰まりで
各部の解釈も今の目で見るとイマイチな点が
散見されるんですが、
キット自体の個性や味わいを生かしたかったので
改修は最小限に留めて制作しました。




製品としては良く出来ていて、
木製グリップやそこにハメ込む金属製の
ドクロマークが付属します。








■ ネビィラ中田工房 


ワンフェスで販売された
個人ディーラーによるガレージキットです。

全長約50センチ。

コスモドラグーンの立体モノとしては最大サイズ。
原型はブロ友でもあるネビィラさん。

CADで設計し3Dプリンタで出力された原型を
FRP用の樹脂で複製しています。

あ、でもちゃんとワンフェス会場で
お金払って買ったモノですよw



特徴としては、圧倒的なサイズと伸びやかなフォルム、
がっちりしたホールド感が味わえる大きめなグリップ。

細部のディテールにやや大味な部分もありますが、
エネルギー開閉ボルト前後アクションの
ギミックとも相まって手にした迫力は満点です。









■ TMYファクトリー (?) 


ヤフオク入手のためメーカーがはっきりしませんが、
たぶん、おそらく、TMYファクトリー製、
だと思われます。

全長約47センチ。


バレルのブルーがかった金属感がイイ感じ〜♪
と自画自賛w

これもワンフェス販売のガレージキットですね。
たぶん。





スタイルやディテールに色々と気に入らない
部分もありましたが、大掛かりな改造はせず
金属ネジ置換など細部の改修のみで
仕上げてあります。






ガンスミスキャッシュに似てるなぁ、
と感じて並べてみたら酷似してました。

コレは製作前の画像、、、
じゃなくて
もう1丁持ってるんですよw

あとは面処理して塗装すれば完成
くらいのトコまできてます。









■ FEADER 


ブロ友のFEADERさんが
創り上げたフル可動のコスモドラグーン。

全長約50センチ。

CADと3Dプリンタを駆使し、
可動機構の設計から造形、実際の製造までの全てを
独力で成し遂げてしまったトチローまがいの漢、
それがFEADERさん。




黒い樹脂表面に見える無数のスジは
3Dプリンタ特有の積層痕。

内部に隠れて見えない可動機構は
金属パーツを手加工で製作。

各部を留めるネジ類も
市販の規格品で用途を満たせない場合は
ためらいなく業者に特注。

真鍮のT/GとB/S、亜鉛のローディングレバーは
HWS製コルト・ドラグーンのモデルガンパーツを流用。




エネルギー開閉ボルトのエンドピース、
3Dプリンタにより造形された
コダワリの形状。

なんとなく造形されている部分はありません。





おそらく世界唯一、セーフティ機構搭載。

真鍮バックストラップの2本の取り付けネジに
挟まれた部分の黒いギザギザ、
上下にスライドさせることでトリガーの
動きを制限することが可能。




木製グリップはウォールナット材の削り出し。

大胆な独自アレンジが魅力的なドクロは
パテで製作した原型を鋳造業者に送り金属化。



作動アクションは至ってスムーズ。

3Dプリンタによる造形もカッチリ仕上がっているので
何も知らずに手渡されたら誰もが
市販のモデルガンだと信じて疑わない確率100パーセント

というくらいの素晴らしい仕上がり。


この国家機密ばりの可動機構、
FEADERさんご自身のアメブロ記事で
その全てが惜しげもなく公開されています。

一番最後にリンクを貼っておきますので
ぜひともご覧になって想像を超えた精密な
内部構造に感嘆してくださいw










作ったコスモドラグーンは模型展示会でお披露目。

戦士の銃が縁で出会ったメンツの集まりである
銃器関係グループの一員の他のメンバーがそれぞれ
作り上げたコスモドラグーンたちが並ぶ卓は
会場で異彩を放つw





上2丁が劇場版 戦士の銃 = コスモドラグーン

そして、その下のカラフルなのがTV版 戦士の銃

一番下はカムロさんの原作コミック版 宇宙戦士の銃

この3タイプの戦士の銃の立体モノが並んだ絵は世界初!

・・・かもしれない♪





FEADERドラグーンも展示会デビュー。

僅かながらも来場者の方々にその作動アクションを
味わってもらいました。






コレクションはまだあります。スイマセンw




=完成品=

冒頭に紹介したタイトー製の他、
戦士の銃の完成品はいくつか発売されてます。



■ マルシン工業 


トイガン・メーカーのマルシンが
発売した戦士の銃。

初期モデルはABS製モデルでしたが
最終的に画像の全金属製になりました。

全長約30センチ。

モデルガンをベースにしていて可動しますが
サイズが小っちゃいのが玉にキズ。

また、ベースが2/3サイズの
ジュニアモデルのピースメーカー・モデルガン
であることから、お世辞にもコスモドラグーンとしての
再現度が高いとは言えません。

バレル周りの造形は完全にTV版 戦士の銃。




製品版のグリップは真っ黒なプラスチック成型色で
ちょっと安っぽい。
ので、木目調にリペイントしてます。


フルメタルで 且つ可動する戦士の銃としては唯一の存在。
それだけにリアルサイズでないのが惜しまれるところ。







■ バイス 



限定999丁のバイス製 戦士の銃。

本体はアルミ合金製、グリップフレームは真鍮製の
いわゆるフルメタル・モデル。

シリンダーとトリガーはそれぞれ可動しますが
連動はしないので無可動モデルという扱いです。

全長約47センチ。
重量約1キロ。


特徴として、形状/サイズ共に
実銃のコルト・ドラグーンをテンプレにしており、
その手に余るサイズ、全金属製ゆえの
重量感、加えて高額であることも手伝って
戦士の銃の立体モデルの中でも孤高の存在の地位を
長らく欲しいままにしていました。




グリップは木製、ドクロのメダリオンは金属製。





原型はデッカード・ブラスターの造形や
研究でも有名な高木亮介氏。

銃器に造詣の深い高木氏だけあって
説得力に満ちたフォルム、という印象。





左がバイス製フルメタル。右は同じ造形でありながら
グリップ含めオール・レジン製のモデル。

レジン製はフルメタルの約半額で完成品販売されました。







■ ダイキ工業 


ニ〇一九式爆水拳銃=デッカード・ブラスター水鉄砲から
始まったリアル系水鉄砲の流れを汲んで
発売された戦士の銃。




画像はメーテル・モデル。

ピッカピカにメッキされていて製品としての
仕上がりは素晴らしいものがありますね。




上はタイトー製、下がダイキ製。

ダイキ製はグリップの握りこそバイス製と
同じくらいのボリューム感があるものの、
全体的なサイズは実はタイトー製とほぼ同じ。
ちょいと小さい。

戦士の銃の立体モノとしては一番リーズナブルで
製品として非常にカッチリした出来ながら、
戦士の銃としても銃器としても
スタイルやディテールがリアル感に
欠ける部分が散見され、
それがもったいなくも惜しまれるところ。








■ ハートフォード 


モデルガン・メーカーが作り上げた
市販され、今現在も入手可能な

「究極の戦士の銃」

と言っても過言ではない逸品。

全長約47センチ。


バイス製と並ぶ巨大なサイズでありながら
しかもフルサイズでフル可動を実現した
初の市販モデル。

重量に至っては、フルメタルのバイス製を
はるかに凌ぐ約1.5キロ。


画像はシルバーメッキ&シルバー塗装された
シリアルナンバー3のメーテル・モデル。





同社が発売していた
コルト・ドラグーンのモデルガンを
ベースとし、新たに制作した追加構成パーツを
各部に取り付けることで戦士の銃としています。

主な素材はモデルガンに多用される高比重樹脂である
いわゆるHW(ヘビーウェイト)材。
追加パーツはマズルを除き亜鉛合金製。

グリップは象牙風というかスタッグホーン調のプラ製。



亜鉛合金パーツはメッキ、
本体の大部分を占めるHW部分は
メッキではなくシルバー塗装です。

原型はバイスと同じ高木亮介氏。







■ 販促品 


いよいよ最後です。安心してくださいw

TV版 銀河鉄道999のDVD特典。

全長約15センチ。



木箱に入っており、「1/3 レプリカ」とあります。




造形は完全にTV版 戦士の銃。

設定画からはアレンジされてますが
ハッキリ言ってカッコいい♪

ミニチュア・サイズなのがもったいない。





以上、

ささやかなコレクション自慢に
長々とお付き合いくださり、
ありがとうございました♪










※画像は本文とは関係あるません






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