戦士の銃
宇宙に4丁あったり
5丁あったりすると云われる
最強クラスのコスモガン
劇場版「銀河鉄道 999」から登場した
コルト・パーカッション・リボルバーを
デザイン・モチーフとしたものは
コスモドラグーン
と呼ばれ、
あの日 少年だったオヤジ連中にとって
今なお憧れてやまない不動の人気アイテムであり
不定期ながらも現在進行形でその立体モノが
商品化され続けている・・・
かくいう私もその魅力に取り憑かれ、
理想の戦士の銃 とは?
などという想いを巡らし始め様々な立体化商品に手を出すうちに,
いつしかそこそこのコレクションになってしまいましたw
なので、
今回は
これまでに集めた
◇◇◇ 戦士の銃 コレクション ◇◇◇
を
一 挙 ご 紹 介〜♪
完成品、
ガレージキット、
個人によるフルスクラッチなど、
戦士の銃の立体モノの
75 パーセント(←あてずっぽ)
がここにあったり無かったり
■ タイトー ■
最初に手に入れたコスモドラグーンはタイトー製。
ゲーセンのプライズ品です。
10年前くらいでしたかね、
久々に劇場版「銀河鉄道999」を観たら
無性〜〜〜〜
に戦士の銃が欲しくなっちゃって
オクで見つけちゃったのが運のツキ。
タイトー製の特徴として、
まずスタイルやディテールなどデキが良いです。
金型成形なので細部のエッジまでカッチリしており、
エイジング塗装は手作業による個体差が
ありながらも重量感があって良い雰囲気。
今でもオークションなどでちょこちょこ見かけますし
タマ数も決して少なくはないので
「とりあえず戦士の銃が欲しい!」
という向きにはオススメです。
近年発売された水鉄砲がいちばん
入手しやすいかもですが、
できればタイトーがオススメ♪
ただし、
難を言えばやや小さめ。
一応1/1スケールを謳ってはいますが
ちょっとボリュームが足りないですね。
加えて、
プラスチック(ABS)製の中身スカスカなモナカ構造なので
羽根のように軽いです。(約150g)
これまでに何丁か購入してリペイントや改造を楽しみました。
カスタムする素材としてもオススメ。
メーテル・モデル。
もちろん、
こすって銀 sun
シリンダーやグリップも拡大しほぼ別物。
あれ? ヤバいっすね、
序章のつもりでタイトー製を
語るだけで予想を超えたボリュームに
なってしまいましたよ。
今回もアツい記事になりそうだぜ・・・
。
=ガレージキット=
コスモドラグーンの立体モノは
レジンキャスト製のガレージキットが
多数のメーカーから発売されてます。
一般版権のメーカー市販モノだけでも数種類、
イベント版権で個人が制作/販売したものまでを
含めるとさらに倍以上になると思われます。
基本的に、
コスモドラグーンは寸法/形状などの
設定は特に決まってはいません。
共通認識として、
コルトのパーカッションリボルバーを
デザインモチーフにしている
ということくらい。
なので、
作り手の数だけ
違ったカタチ、違ったサイズ、違った解釈の
コスモドラグーンが生まれる
ということになります。
■ 夢工房宝島 / 殿手版 ■
いかに自分好みのスタイリングにするかをコンセプトに製作。
全ての部分に手を入れてます。
塗装も一家言ありますがウザイので言いませんw
と、
エラソーにクドクド書いてますが、
この「夢工房・改」も今見ると
なんか違う! w
けっこうガンバって作ったんだけどなぁ。。。
ちなみに、
OVA「クイーンエメラルダス」の
劇中作画を参考にしたのではないか
と思えるほどに酷似した夢工房のスタイリング。
あくまでも主観、なので
事実がどうなのかは分かりませんけどね。
全長約43センチ。
原型は田中 雷(タナカ ライ)氏。
夢工房宝島製のコスモドラグーンは
先程の殿手版とこの田中版の2種類があります。
過去に立体化された数々のコスモドラグーンの中でも
設定フォルムのバランスにいちばん近いと思うのが夢工房 田中版。
※個人による感想です
ただ、残念なことに
夢工房 田中版はちょっと小さい印象なんですよね。
長さが50センチくらいあれば
ちょうどイイ感じ。
■ ユウビ造形 ■
上の画像は
KHカンパニーからA-TOYSブランドで
完成品販売されたコスモドラグーン。
カラーリングは私がリペイントしてます。
このA-TOYS製はユウビ造形のキットを
完成品として発売したモノです。
そして、
私は持っていませんが
ディアゴスティーニから発売された
完成品のコスモドラグーンも全く同じモノ。
つまり、
ユウビ、A-TOYS、ディアゴスティーニは
全て田中雷氏原型のコスモドラグーンで
基本的に同じモノです。
ちなみに、
A-TOYSとディアゴスティーニの完成品は
バレルに鉄芯が仕込まれていて
ユウビのキットより重くなっています。
■ ガンスミスキャッシュ ■
1990年代初頭、
おそらく一般版権を取得して発売された
最初のリアルサイズのコスモドラグーンであり
最初のガレージキット。
全長約42.5センチ。
マルイの「造るモデルガンシリーズ」の
スーパーブラックホークをテンプレにして
作られたキットです。
木製グリップやそこにハメ込む金属製の
ドクロマークが付属します。
ワンフェスで販売された
個人ディーラーによるガレージキットです。
全長約50センチ。
コスモドラグーンの立体モノとしては最大サイズ。
原型はブロ友でもあるネビィラさん。
CADで設計し3Dプリンタで出力された原型を
FRP用の樹脂で複製しています。
あ、でもちゃんとワンフェス会場で
お金払って買ったモノですよw
特徴としては、圧倒的なサイズと伸びやかなフォルム、
がっちりしたホールド感が味わえる大きめなグリップ。
細部のディテールにやや大味な部分もありますが、
エネルギー開閉ボルト前後アクションの
ギミックとも相まって手にした迫力は満点です。
■ TMYファクトリー (?) ■
スタイルやディテールに色々と気に入らない
部分もありましたが、大掛かりな改造はせず
金属ネジ置換など細部の改修のみで
仕上げてあります。
ガンスミスキャッシュに似てるなぁ、
と感じて並べてみたら酷似してました。
コレは製作前の画像、、、
じゃなくて
もう1丁持ってるんですよw
あとは面処理して塗装すれば完成
くらいのトコまできてます。
■ FEADER ■
ブロ友のFEADERさんが
創り上げたフル可動のコスモドラグーン。
全長約50センチ。
CADと3Dプリンタを駆使し、
可動機構の設計から造形、実際の製造までの全てを
独力で成し遂げてしまったトチローまがいの漢、
それがFEADERさん。
木製グリップはウォールナット材の削り出し。
大胆な独自アレンジが魅力的なドクロは
パテで製作した原型を鋳造業者に送り金属化。
作動アクションは至ってスムーズ。
3Dプリンタによる造形もカッチリ仕上がっているので
何も知らずに手渡されたら誰もが
市販のモデルガンだと信じて疑わない確率100パーセント
というくらいの素晴らしい仕上がり。
この国家機密ばりの可動機構、
FEADERさんご自身のアメブロ記事で
その全てが惜しげもなく公開されています。
一番最後にリンクを貼っておきますので
ぜひともご覧になって想像を超えた精密な
内部構造に感嘆してくださいw
上2丁が劇場版 戦士の銃 = コスモドラグーン
そして、その下のカラフルなのがTV版 戦士の銃
一番下はカムロさんの原作コミック版 宇宙戦士の銃
この3タイプの戦士の銃の立体モノが並んだ絵は世界初!
・・・かもしれない♪
FEADERドラグーンも展示会デビュー。
僅かながらも来場者の方々にその作動アクションを
味わってもらいました。
コレクションはまだあります。スイマセンw
=完成品=
冒頭に紹介したタイトー製の他、
戦士の銃の完成品はいくつか発売されてます。
■ マルシン工業 ■
トイガン・メーカーのマルシンが
発売した戦士の銃。
初期モデルはABS製モデルでしたが
最終的に画像の全金属製になりました。
全長約30センチ。
モデルガンをベースにしていて可動しますが
サイズが小っちゃいのが玉にキズ。
また、ベースが2/3サイズの
ジュニアモデルのピースメーカー・モデルガン
であることから、お世辞にもコスモドラグーンとしての
再現度が高いとは言えません。
バレル周りの造形は完全にTV版 戦士の銃。
製品版のグリップは真っ黒なプラスチック成型色で
ちょっと安っぽい。
ので、木目調にリペイントしてます。
フルメタルで 且つ可動する戦士の銃としては唯一の存在。
それだけにリアルサイズでないのが惜しまれるところ。
■ バイス ■
限定999丁のバイス製 戦士の銃。
本体はアルミ合金製、グリップフレームは真鍮製の
いわゆるフルメタル・モデル。
シリンダーとトリガーはそれぞれ可動しますが
連動はしないので無可動モデルという扱いです。
全長約47センチ。
重量約1キロ。
特徴として、形状/サイズ共に
実銃のコルト・ドラグーンをテンプレにしており、
その手に余るサイズ、全金属製ゆえの
重量感、加えて高額であることも手伝って
戦士の銃の立体モデルの中でも孤高の存在の地位を
長らく欲しいままにしていました。
左がバイス製フルメタル。右は同じ造形でありながら
グリップ含めオール・レジン製のモデル。
レジン製はフルメタルの約半額で完成品販売されました。
■ ダイキ工業 ■
上はタイトー製、下がダイキ製。
ダイキ製はグリップの握りこそバイス製と
同じくらいのボリューム感があるものの、
全体的なサイズは実はタイトー製とほぼ同じ。
ちょいと小さい。
戦士の銃の立体モノとしては一番リーズナブルで
製品として非常にカッチリした出来ながら、
戦士の銃としても銃器としても
スタイルやディテールがリアル感に
欠ける部分が散見され、
それがもったいなくも惜しまれるところ。
■ ハートフォード ■
同社が発売していた
コルト・ドラグーンのモデルガンを
ベースとし、新たに制作した追加構成パーツを
各部に取り付けることで戦士の銃としています。
主な素材はモデルガンに多用される高比重樹脂である
いわゆるHW(ヘビーウェイト)材。
追加パーツはマズルを除き亜鉛合金製。
グリップは象牙風というかスタッグホーン調のプラ製。
亜鉛合金パーツはメッキ、
本体の大部分を占めるHW部分は
メッキではなくシルバー塗装です。
原型はバイスと同じ高木亮介氏。
■ 販促品 ■
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