現在発売中の女性誌「SPUR」8月号に、“グラム・ロック旋風、再び!”という記事が、カラー/4ページで掲載されています。タイトルまわりに大きく使われているのが、1972年のT.REX初来日の記者会見の写真(撮影/鋤田正義氏)。このほか、武道館のバックステージ、渋谷西武のT.REX展、当時の羽田国際空港でのマーク・ボランの写真と、撮影者の鋤田さんのコメントが掲載されています。
 また、ユナイテッドアローズの栗野宏文氏の「グラムのストレートな勢い 時代はそれを求めている」というインタビューも興味深いものです。最近の海外のコレクションでは、グラム・ロックを意識したものが登場しているのだとか。(そういえば、コム・デ・ギャルソンもストーンズのベロ・マークを大胆にプリントしたジャケットやパンツを出していましたね。)今、ファッションの世界でも、ロック黄金期のイメージが求められている、ということでしょうか。