映画「BORN TO BOOGIE」の未編集フィルムやテープが続々と発見され、いつどんな形で世に出るのかと、T.REXファンやビートルズ・ファンの熱い注目を集めていたが、イギリスの「BORN TO BOOGIE」プロジェクト公式サイトの発表によると、英国でのリリースは5月16日に決定したとのこと。

 DVDは2枚で5時間25分(!)もあり、映画本編が62分だったことを考えると、その4倍の新規映像が追加されているらしい。これはもう、“古い映画のDVD化”などという範囲をはるかに超えた大仕事。その内容は、映画本編、本編でカットされていたライブ映像などのほか、マーク・ボランの一人息子、ローラン・ボランによる当時のT.REX関係者インタビュー(失われた父を求めてのドキュメンタリーになっているかも?)……など、空前絶後のものらしい。
 
 同時リリースの2枚組CDは、以前に出た映画のサントラ盤に加えて、収録当日の未発表ライブ音源を追加。トニー・ヴィスコンティがリマスターを手掛けているので、音質は飛躍的に向上していると思われる。さらに、DVDには収録されていない、マーク・ボランの激レア・インタビュー(1971年のもの)が入っているそうだ。

 もちろん、日本版のリリース予定もあるらしいので、皆さん、心の準備を! 詳しくはイギリスの「BORN TO BOOGIE」プロジェクトのサイトへ。

http://www.borntoboogie.net/