スカイニュースのペスコフ氏インタビュー:クリミアを手放したくないとの、ロシアの主張です。
2022/04/09
英国の放送局 Sky newsに、ペスコフ氏が登場しました。2022/04/08
ライブ動画で、モスクワのペスコフ氏と英国アンカーのやり取りが見られます。
前回紹介したPBSニュースと比べると、初っ端から、アンカー氏とペスコフ氏のはげしい応戦が始まりました。
Thursday 7 April 2022 18:35, UK
Vladimir Putin's spokesman Dmitry Peskov appeared on Sky News and admitted Russia had suffered heavy losses.
In wide-ranging interview, Peskov repeatedly refused to admit any wrongdoing on Russia's part over invasion.
He rejected allegations of a massacre in the Ukrainian town of Bucha as 'a well-staged insinuation' and 'lies'.
Peskov also defended Russia's invasion of Ukraine and described it as a 'necessary special military operation'.
アンカー:
最初から、ロシアの計画はうまくいっていないよね。
このアンカーの質問に応じて、ペスコフ氏が、ウクライナ侵攻を特別軍事作戦と言いました。
アンカーは、少し笑って、「不法なる戦争と言える状態だろうよ!」 と返しました。
そして、「将官6人が死に、大量のタンクが失われ、ウクライナに対する侵害であるだろう。」と言いました。
それに対して、ペスコフ氏は、大規模で重要なる特別軍事作戦であるとくりかえしました。
そして、ペスコフ氏は、ロシア軍には多くの被害が出たことを認めました。
2014年にウクライナに不法な革命がおき、その時、ウクライナに、アンチロシアセンターができました。そこから、NATOが動いてきて、問題が多くなってしまったと、ペスコフ氏は説明を始めました。
そこから、すぐに両者は対立してしまいました。
ロシアの言い分である特別軍事作戦という言葉に、アンカーは嚙みつきましたね。
それからは、ふたりはしばしば、相手の言葉の上に、自身の言葉を重ねるという会話スタイルになってしまいました。
お互いに、自らの主張を譲らないというスタイルです。あるいは、相手の主張をさえぎるというスタイルです。
アンカー氏:
しかし、ウクライナはロシアを攻撃していませんよね。
ロシアは、車両も失い、6人の将官も失ったよね。
どの位、軍の車両をうしなったのでしょうか?
フルスケールの侵入を可能にしないよね。
好意的な交渉にむけて動いていると言っても、その場でさらなる爆撃がくりかえされる状態になっている。
ペスコフ氏;
マウリポウはルガンスク州にあり、ロシア軍によって人々は解放されたんだよ。
8年間もウクライナから爆撃を受けていたんだ。
アンカー:
それでも、大規模な侵攻の理由にはなりません。
マウリポウはウクライナ領土です。
多くの民家があって、ロシア軍は、マウリポウの病院も襲ったよね。
ここを爆撃しておいて、どうしてそれが解放作戦と言えるのか?
大けがをした妊娠した女性が運び出されたよね。この人は、後になって医師が死亡したと報告した。
どの位の市民が死んだと思う?
ペスコフ氏
病院はフェイクだよ。その証拠も持っている。
民間人の被害者数は、ダブルカウントをしているし、フェイクと嘘が日常的にあるから、よくわからない。
アンカー:
ブチャでは、ロシア軍による暴力はないとロシアが発表していたけど、暴力はあったじゃないか?
君のいう事には驚くね~。
たとえば、この町の通りの映像を見てみよう。戦争が始める前は普通の通りだったよね。
ところが侵攻後は、この同じロケーションにおいて、数人の遺体が道端に放置されていてのが映っている。
このボティ(遺体)がある場所を、他の角度からうつした映像があるが、これと比較しても、同じ映像場所であることがわかる。
この時、この地域の周辺を管理してたのは、ロシア軍だ。
ロシア軍が自転車にのった女性を打った映像もある。
ペスコフ氏
この映像を提供した映像会社は良く知っているが、ペンタゴンと近い関係がある。
後から、ロシア軍が去ってから、このように遺体を置いたんだよ。
このやりとりでは、お互いに相手の言葉にたたみかけるように、両者の激しいやり取りがありました。
アンカー:
わかったよ。君は、これを、偽物だというんだね。
次もブチャの映像だけど、エリーナさんは、ヤバランスカ通りを自転車で来ている。
ここにいるロシアタンクが、エリアさんを打った結果で、煙があがっている。この女性は死んだ。
Zの印のあるタンクからの発砲だ。
ペスコフ氏:
これがロシアのタンクだという証拠があるのか?女性を攻撃したとの証拠があるのか?
アンカー:
西洋のメディアは、皆フェイクだと君は主張するんだね。
ペスコフ氏
これはフェイクだ。
アンカー:
全欧州全体でのフェイクだと言うんだね。
西側みんなで、フェイクを作っているというのが君の主張だね。
虐殺されたり暴行されたり光景を見たという証人もいるんだけど。
君たちは、映像会社もフェイクだというんだね
これらの映像は、否定するんだね。
ペスコフ氏
当たり前だ。
君たちは、いつでも、ロシア軍のせいにする。
アンカー:
女性が暴行をうけ、殺害された。
アムネスティインターナショナルも言及している。
ペスコフ氏:
どちらがどう悪いのか?について、精査を要するとの点は、私も同感だ。
アンカー:
ウクライナの検察官は、これらすべてのエビデンスは、ワークライムと言えると言っている。
精査をする前から、ペスコフさんがフェイクというのはなぜなんだ?
まだ、検証されていないのだけど・・・。
ロシアは、国際クリミナルコート ICC に協力する気はあるよね。
ペスコフ氏:
なぜ、ロシアの検察官とも相談するという手順をふまないんだ?
ICCの判断は、認めない。
ロシアは独立した調査機関の裁定を望んでいる。
アンカー:
他の裁判制度の元であれば、ロシアは協力するのか?
ペスコフ氏:
ICCは認めない。トリブーノは認めない。
他に、完全に独立した調査機関はあるか?は、私にはわからない。
アンカー:
虐殺で子供女性が犠牲になった。
あなた(ペスコフ氏)も、ご自身の娘がいるよね。どう思うんだ?
ロシアのスポークスマンとしてではなく、父として、どう思うんだ?
ペスコフ氏:
悲劇だ。
ウクライナとロシアが話し合って、解決しなければならない。
ロシア軍は一般人を攻撃しないです。
ロシアとウクライナで話し合って、解決への道をみつけるべきだ。
アンカー:
英国ジョンソン首相は、関係のない一般人に攻撃しているから、戦争犯罪だと言っている。
ペスコフ氏:
ジョンソン首相は、最初からそんな感じの物言いで、建設的な意見を言う人でない。
ドンバスでは、重兵器によって、ロシア人で殺されてきたんだ。
こうした過去の問題行動に対して、ジョンソン首相は何も言わなかった。
アンカー:
UNの人権理事会からロシアははずされたけど・・
ペスコフ氏:
残念だ
アンカー:
過去のいろいろな事件は、ロシアは、どう関係するのか?
2014年ウクライナはマーレシア飛行機事故に関係した?
シリアにおける生物兵器疑惑
プーチン政敵に対する毒殺疑惑
聖堂での事件
どれが本当なんだ?
あなたは大国の人なのに、その大国のトップいう事を人々が信じない状態になっているが・・・。
リーダーシップをとる人たちが、そうした状態にあるのは、君は問題あると思わないのか?
NATOは東欧で強くなっている。
ドイツは、強力になっている。
ペスコフ氏
NATOはロシアに対抗してきている。
アンカー
もともと、NATOは、防御を目的とする同盟だ。そこにフィンランド、スエーデンなどの国がNATO加盟しようとしている。
この意味はプーチンロシアにとって、どういうことだと思うか?
ペスコフ氏:
一方が大きな力となるのはまずいし、バランスをとる必要がある。
核の抑止力の均衡という意味からも、一方の同盟が強くなるのは良くない。私たちは追加の増強を考えなければならない。
アンカー:
核が登場するときっかけとなる Existential threadとは、どうなる状況を言うのか?
NATOの拡大は?
経済制裁は、Existential threadとして、考慮されるか?
ペスコフ氏:
いいえ 経済制裁はExistential threadとは、関係しない。
私たちは長く制裁をうけているから、それでも大丈夫だ。
経済制裁に対して、ロシアは安全だ。
ロシアの技術を高めて、生産性を高めてがんばっている。
アンカー:
最後に聞きたいが・・・。
君たちはウクライナ政権をファシズムと言っているが、君たちロシアも、国家による検閲を強化して、ファシズム化しているんじゃないか?
ペスコフ氏:
その答えは、絶対ノーだ。
そんなことは絶対ない。
この質問はキエフ向きだ。
8年間にわたるウクライナのストリートを見てくれ。ウクライナの行動は、ナチナチの旗などを使用しているんだ。
アンカー
ナチスに近いグループの人たち投票数は、1-2%位だ。
プーチンは、もっと爆撃を続けて、ワークライムを重ねるのか?
ペスコフ氏:
将来のロシアとウクライナを考えてくれ。ロシアの安全保障が大事だ。
NATOが参加してクリミアに問題がおきると、核がからんでくる。三次世界大戦とも関連してくる懸念があると思う。
ペスコフ氏も一生懸命ですね。
最後の切り札である核を持つ国は強いです。
ペスコフ氏は、上司プーチンのミスをすりかえつつ、ロシアの権威を守りたい、停戦したい気持ちが伝わります。
なんとか、解決の道をさぐろうとしている気持ちが伝わります。
なんとか、停戦交渉に進んでほしいです。
EUの女性トップフォンデアライエン欧州委員長がキーフに行きましたね。
この方も美しいですが、心労が大きいでしょうね。
久しぶりにゼレンスキー大統領のうれしそうな顔が見れました。
ロシア自身も、一時期には自由主義の国になったのだから、また、その道を追及して欲しいですね。
英国ジョンソン首相もキーウに行きました。
電撃訪問のようです。
上記はペスコフ氏とアンカーの会話は、訳ではありませんので、ニュアンスを読み取ってください。
多少、会話が前後するところがありますので、元の動画を見てくださいね。
会話はゆっくりです。でも、ふたりとも激高しながらの会話なので、聞く方もつらくなりますね。
大変なストレスでしょうけど、彼らは双方共、命縮める挑戦を続けているんですね。
仲良くするようになってほしいです。
何か修正、追加したいことがある方は、コメントください。