Julia Ioffe(ジュリア・ヨッフ)は、アメリカのジャーナリストですが、ロシア生まれで、ロシアの政治家や一般人の思想や感情などに詳しい人です
ユーチューブ動画を見ているうちにたまたま現れた人にすぎないのですが、学とみ子が彼女に興味を持ったのは、日本人にはわかりやすい英語を話すことと、彼女が預言者のような雰囲気で話す美しい人だからです。
最近のJulia Ioffe氏の動画があります。
聞きやすいですし、字幕もでますので、日本人が聞いても興味深いと思います。
Julia Ioffe氏は、女性らしく、かなりずけずけと、ものを言う人です。
上記の動画でも、オバマ元大統領は、プーチンに軽く見られていたと言います。
オバマ元大統領は、弱く、細く、マッチョじゃないし、バナナを食べてる猿に近い黒人だと、プーチンは考えていたと、Julia Ioffe氏は言います。
一方、プーチンは、自身の肉体を誇りに思っていたそうです。
こんな彼女ですから、やはり、過去にはしゃべりすぎてマスコミ界で問題を起こしたこともあるようです。
しかし、上記動画を見ればわかりますが、動画は彼女のアップ映像だけで構成され、人々が彼女の言葉に引きつけられるように製作上の工夫がされています。
美しい彼女のアップ映像だけが流れるという独特なカメラワークで、暗い背景から浮き上がるようなJulia Ioffe氏の姿です。
預言者がしゃべるような雰囲気で、Julia Ioffe氏は言葉をつないでいきます。
彼女の持つ独特のオーラが伝わるように、動画が編集されていると感じます。
若そうな男性のインタビューワーは姿が見えないのですが、そんなオーラを放つJulia Ioffe氏を前に、インタビューワーは、当初、少し遠慮していた雰囲気でした。
Julia Ioffe氏の強い視線で見つめられると、若い男性ならタジタジしてしまいそうですからね。
インタビュー始まってすぐに、Julia Ioffe氏が、「私からしゃべっていい?」と言われてしまって、インタビューワーは少しオドオドしてしまったようでした。
このやりとりを契機に、インタビューワーもタジタジ気分から脱し、気合が入ったようでした。
こうしたお互いの心理状態を想像しながらインタビュー動画を見るのは、視聴者にとっても興味深いですよね。
この動画では、プーチンの問題点が、さまざまに語られます。
また、プーチンから見たトランプ、オバマ氏の問題点が語られます。
プーチンから見たトランプ、オバマ氏の評価は、低いものでした
極端な差別主義者であるプーチンは、オバマ氏に対し、若い、ナイーブ、黒人の3要素を失点とみなしていたと、Julia Ioffe氏は言います。
そうしたオバマ氏の問題点を、プーチンはクレムリンにエコーさせていたそうです。
プーチンは、トランプも重要視をしていなかったと言います。
プーチンは、トランプを尊敬もしていなかったし、ウクライナはひどく腐敗した国であると見なしていました。
プーチンは、アメリカは弱ったと認識し、特に、アフガニスタン撤退時の、アメリカの無様な様を見てました。
そして、プーチンは、ヨーロッパもロシアのエネルギーが無ければやっていけないような状態の国々にすぎないとみなしました。
トランプの登場で、ますます、ヨーロッパは国々を分断させ、NATOの結束も弱めた人と、プーチンはトランプをみなしていました。
こうしたロシアをとりまく状態は、プーチンにとっては、好都合でした。
プーチンは、トランプ政権が誕生するように画策し、その後もトランプ政権との問題化を避けました。
ロシアは、プロの政治家ではないトランプをコントロール下におき、トランプがロシア疑惑で無罪になった時、ラブロフらのロシア高官が複数でホワイトハウスにいき、トランプと嬉しそうに談笑する様子を、米国ニュースは流していました。(このエピソードはインタビューでは出てきません)
一方で、トランプ政権後に登場したバイデン氏は、30年にもわたり、上院議員を経験したベテラン政治家であり、プーチンがコントロールできない人でした。
バイデン氏は、オバマ時代の副大統領も務めていたし、外交問題にも精通していました。
しかし、バイデン政権が誕生する時には、アメリカ国内が厳しく二分し、トランブの議事堂襲撃事件もおきました。
何とか誕生したバイデン政権は、超大国として、ロシアだけに専念ができない位、多くの外交問題を同時にかかえていました。
ロシアとの対立を避けるために、バイデン政権は、プーチンを大事に扱って、プーチンがトンデモ事件を起こさないように気を使ったと言います。
アメリカとロシアの間で、定期的なトップ同士の会談を常に続け、プーチンが並外れた行動にでないように、バイデン政権は、プーチンに圧力を働きかけるよう工作をしました。
ここで、記者からの質問がきました。
「では、それなのに、なぜ、プーチンは、ウクライナ侵攻に走ったのか?」でした。
「プーチンはウクライナが欲しかったから」と、Julia Ioffe氏はシンプルに答えました。
プーチンは、大スラブ国家を元に戻した状態に作り直す必要があると感じていたからだと、Julia Ioffe氏は言います。
プーチンは、国民に自由を与えたら、偉大な国家は誕生できないと考える人でした。
プーチンは、フルフチョフ首相やゴルバチョフ大統領は、ソ連の力を削いで国を弱めた人とみなし、一方でブレジネフのやり方を支持していました。
つまり、国民を統制し、国力を強化させ、国民には自由を与えないで置くことが国の発展につながるとするのが、プーチンの信念であるそうです。
国民を押さえつけておくための強力な独裁体制をしいて、国の発展につなげるという体制維持が、プーチンの任務です。
個人の自由を認める民主主義は、国の分断を招き、強力な政権運営はできないとします。
プーチンは、社会のあらゆる階層で個人レベルの紛争がおきる民主国家の争いを見てきました。
プーチンは、国が国民に振り回されているのを見てきました。
差別主義者のプーチンから見れば、こんなバカバカしい体制があるのか!となるでしょう。
選ばれた人間が、国を運営するんだと考えるのでしょう、
最後の記者からの質問は、「今後に心配されることは何でしょう?」であった。
Julia Ioffe氏は、ウクライナ問題が終わる前に、バイデン政権が交代してしまうことが懸念される と言いました。
ウクライナ問題が終わらぬうちに、時期がきてトランブ政権に戻ったり、あるいはトランブでなくてもトランブ政権に類似した政権が誕生したりすれば、ますます、ウクライナ問題は、混沌として解決のつかない問題化してしまうことが懸念されるとのことでした。
戦略核であっても、核攻撃が現実のものとなれば、アメリカは反撃しなければならないと、Julia Ioffe氏は主張していましたね。
ロシアが核をつかえば、アメリカも使うことになるんでしょう。
地球の生命体の全てが不可逆的な危険にさらされますが、ロシアの過激派には、そうした予想力が無いと思いますね。