専門家の意見を引用して、ロシアの侵略行為ではないとの側面を説明をするのが、和田氏の役割ではないのか?
2022/04/08
前ブログ記事で、精神科医の和田秀樹氏のヤフーニュースを紹介した。
タイトルは、「プーチン=極悪非道、ゼレンスキー=正義の味方」そんな安直な思考が見落とす重要事実
和田氏はこのように言っている。
”安直な思考が見落とす重要事実”と書かれた記述から、和田氏がウクライナ戦争を語り始めている。
このタイトルは、その後に語られる話の内容と整合性が悪く、このような論理の展開は問題があると思う。
和田氏は、「他人は安直な思考をしている」と見なしてますね。思い付きだけで、持論を主張をしている。高齢男性の抱える問題点が丸出しになっている。和田氏のような人は、ため息さんのように、いつも他人をばかにし、自身は知識人として振る舞う。和田自論のレベルが周りからどう評価されるか?は、自身では見れない。このようにかつて知識人だった人がレベルダウンしてしまう理由は、アルコールの影響が大きいと想像できる。
多くのウクライナ人が死に、まさに残酷な戦争が行われている最中に、「人とは違うこと」を書くことが大事だと和田氏は書く。
そこから、ウクライナに対する自論を和田氏は始めるのだ。
誰かが、”ゼレンスキー大統領が問題ある人”と書くのは問題がないだろう。
しかし、”ゼレンスキー大統領が問題ある”と書く論拠として、”自ら(和田氏)の脳の活性化のため”と和田氏が書く神経は異常だ。
少なくても、現役の精神科医のすることではないと、当ブログは思った。
しかし、彼の動画や、そこで話されている内容を聞くと、この和田氏という人はそういう人なんだなということがよくわかる気がする。
もちろん、和田氏が自論として、”ゼレンスキー大統領が問題ある”と書くのはかまわない。
実際、ゼレンスキー大統領の行動次第で、ウクライナ人がこれほど苦しまなかったことは確かだ。
ゼレンスキー大統領が速やかに外国へ逃げてしまえば、ウクライナはこのような破壊は免れた。
そして、その後のウクライナや近隣諸国は、どうなっていくのかは誰にもわからない。
日本の北海道だって危ないという人もいる。
和田氏の文章の引用である。青字
>これらの本で強調したことのひとつに、前頭葉の老化予防ということがある。前頭葉が老化すると意欲が低下し、足腰や脳を使うことが減っていくので全身の老化が加速するからだ。
前頭葉の老化予防のためにできることに、ルーティンを避けることがある。行きつけの店でない店にチャレンジしたり、普段読まない著者の本を読んだりすることだ。
私が前頭葉の老化予防のために心がけていることは、なるべく人の言わない意見を言うようにすることだ。
人の言っていないことを言うために情報を探すことや、それを表明するためのロジックを考えることが、多少なりとも脳を創造的に使うことになり、前頭葉のトレーニングになると信じているからだ。
和田氏の文章を読む人が、「すでに和田氏が劣化した!」との印象を持つかもしれないと、和田氏は予想できていない。和田氏は、自身を知的パーフェクト人間であると主張してやまない。
和田氏は、和田秀樹チャンネルというユーチューブ番組をもっているようです。
中田孝先生とやらイスラムの専門家との対談のユーチューブ動画を少し見ましたが、和田氏は、マスクのかけ方からして問題ある人だなあと感じる。
この動画は、少なくとも、説得力のある論拠は示していないという気がする。ここに登場する和田氏とその仲間たちは論拠を示すという作業をする気があまりないのだと思う。
自身自身が持つ理論を他人に説得するためには、専門家の示した考察内容を示して、自論をサポートする作業が必要である。
この動画チャンネルでは、和田氏はイスラム専門家なる仲間を呼んできて、専門家とほめあって対談していているにすぎない。
無知なる人を専門家が教えてあげているとの気分でしゃべる出演者ふたりである。
原爆や東京空襲で日本をひどい目に合わせた米国のいう事をなぜ、日本人は聞いてしまうのか?というような和田氏二人の論調です。
和田氏二人は、77年間、米国にひどい目にあわされているのに、なぜ、米国に迎合するのか?と話を持っていきます。
どんなにひどい目にあわせても、戦勝国は、敗戦国に逆らわないというような理論のもって行き方をしていました。
ああ、この和田氏は、とにかく一般的な評価とは違う考え方を持つ自分自身に魅せられているんだということがわかります。
こういう人なら、”前頭葉のトレーニングのために、ゼレンスキー大統領の否定してみる。”という文章を書くことが理解できます。
和田氏は、今テレビでウクライナを解説している人たちは、皆、アンチプーチン派の学者たちだと言っています。
マスコミがそう報道するから、一般の日本人もウクライナ頑張れになるのだと言っていますね。
本当にそうなんでしょうか?日本人は、自らの考えで、マスコミ報道を納得しているんですよね。
和田氏らがいくらアンチゼレンスキー大統領と言っても、和田氏の考えになびく人が少ないのはなぜか?を、和田氏は考えていないのでしょうね。
他人とは違うことを書いてやろうと意気込むなら、それなりの論拠が必要だが、和田氏はそうしたものは示していない。
和田氏は自ら言っていること(青字)すら、矛盾に満ちているのである。
>ロシア=悪、ウクライナ=かわいそうな犠牲者
プーチン=極悪非道、ゼレンスキー=正義の味方
というような図式が出来上がり、それ以外の意見が言いにくい状況となっている。大量の市民の死傷者が出ているこのタイミングでわざわざロシアの弁護をする必要はない。ロシアの侵略行為は決して許されるべきではない。
和田氏は最初から、”ロシアの侵略行為は決して許されるべきではない。” と書いている。
おかしな論理であると思う。
ロシアの専門家の意見を引用して、ロシアの侵略行為ではないとの説明をするのが、和田氏の役割ではないのか?
これは学とみ子の私見であるが、英米は国力のない国に対して、さんざん小国いじめをしてきた。
英国女王が持つ錫杖や王冠の巨大なダイヤモンド、ルビー、エメラルは、戦前の英国にいじめられないために全世界が英国に差し出した宝石の証拠だ。
アフリカ・アジアや世界の国々が、攻められないようにと、英国にお願いをした証拠だと感じる。
英国の戦前の外国政策は、二枚舌、三枚舌外交で世界を混乱させてきた。
しかし、戦後の英国は植民地の独立を認め、自治の国として、宗主国の座をおりた。
ところが、英国が手放した香港は、人権侵害が起きている。
米国の押し付けた平和憲法は、日本に改正の権限があるにもかかわらず、77年も経った今でも、憲法改正をする気が日本人に無い。
戦争放棄の平和憲法を日本人の多くが支持しているからである。
和田氏は、「米国は日本の占領経験から、何も学ばなかったと思う」と言っている。
米国は、日本を統治して、たくさん、たくさんを学んだでしょうよ。そして、多くの公文書を記録している。
結局、沖縄も返したでしょうよ。
英米は、人間の対立を内部にかかえる経験をしてきた。
そして、今もなお多くを学びつつある国であると思う。
対立をかかえなければ、人は賢くなれないと思う。
精神科医のくせに、そうした発想は、なぜ、和田氏に無いのか?
他国を支配しようとしたことのある国は、それなりの反撃を受け、どうすれば人心を掌握できるかを学んだはずである。
少なくとも、プーチンよりは知っているだろう。なぜ、東欧がプーチンロシアから離れていくのか?の理由は、世界も納得だ。
武力征服した国をどう統治すべきかは、その支配に失敗した経験を重ねた国が一番、ノウハウをもっているはずだ。
そうした意味で、”やはり世界の警察官として、一番信頼できる立場の国は英米である” と考えるのが今の日本の価値観であると思う。
もちろん、そこに反論する人はいる。
反論はすべきであるが、反論を聞いてもらった視聴者から賛同を得るためには、講演をする人側に説得力が必要なのである。
和田氏のチャンネル動画において、和田氏の隣には、イスラム専門家なる人が登場する。
動画を見る視聴者には、彼らの風貌や話し方は、今一つ魅力がないのである。
鼻だしマスクをした和田氏の説明には論拠が薄いし、隣のイスラム牧師かぶれの白いあごひげを生やし、イスラム風のスカーフを巻いた中田孝氏は、目つきや姿勢が悪い。
中田氏は、宗教問題であると言っている。
ウクライナにはカトリック、ロシア正教、ウクライナ正教があるというなら、宗教戦争が起こりようがないではないか?
そのようなウクライナとロシアの宗教観の視点で論じている外国マスコミも無い。
宗教の違いを、プーチンの領土戦争を結びつける中田孝氏の論理は関連性が薄いという。
イスラム教のチェチェンとロシア正教のロシアが宗教戦争だというなら、まだ、意味が通じるが、そうした論点で話される外国メディアの紹介もない。自論をサポートするための理論武装をする気が、和田氏に無いのである。和田氏は、相手を知識無い人間といつも見なすからだろう。
以前の米国メディアは、ロシア人の街頭インタビューをしていたが、今はやっていない。
「マスコミは世論をねじまげる」という視点でしか、和田氏はマスコミをみなしていない。
ロシアでは、プーチン一人の判断で、突然、政府にネガティブな報道をした記者は刑務所行の刑になる法律ができてしまう。
このようなロシアで、一般人の街頭インタビューは無理だ。
しかし、米国メディアは、ペスコフ氏の言い分を放映したりはしている。
つい最近も、F1 レーサーであるとかのオルガルヒの息子(23歳)が、BBCインタビュー番組に登場し、BBCハードトークで放映されていた。
オルガルヒの息子は、英国メディアの不公平さを指摘していた。
BBCハードトークは、この息子の女性関係などのプライベートを暴露しながら、さんざんとけなしていたが、オルガルヒの息子は毅然とした態度で、自らの主張を完璧な英語で主張していた。
こうした迫力あるインタビューに比べ、一方、和田氏らの話はふあふあとした印象で、自論だけしゃべるという雰囲気だ。
中田氏が宗教戦争だと主張したいなら、外国の専門家の論文、講演内容なりを示さなくてはならない。
この分野の日本の学術レベルは、とても外国にはかなわないと思うから、そうした論拠が必要なのである。
イスラム風のいでたちは、中田氏に不利ではないのかな?視聴者にお遊びのような雰囲気を与えるのだ。
やはり、自論を主張したい時は、それなりの演出も必要だろう。
ただ、なんとなくの自身の思いをしゃべっても、他人を納得させる力はない。
ウクライナ戦争は、プーチンの領土戦争であるとの評価は世界的なものである。その理由は、そうした論拠が多数にあるからである。
今回のウクライナ戦争と、宗教戦争は一緒に演じて欲しくないと思う。
いづれにしろ、たいした根拠を示さずに、和田氏ら二人の動画は、”一般人はわかっていない!”の論調が強いのである。
こうした見下すような論調では、聴取する人の動画動員数は伸びないと思う。
こうした自身の思いこみや印象をしゃべるだけの日本人動画と比べ、元ラトビア大使の以下の言葉は重いと思う。
「戦後に日本を占領したのがロシアであったら、日本という国は滅びていた、といまでも思います」 の言葉だ。
ため息さんです。
>まともでないので、読むのが辛い。
ため息さんの劣化は、深刻だ!自分自身が、全く見えていない。読解力が相当に低くなっている。他人の文章をフォローできないようだ。数年前の最初の頃と比べて相当にため息劣化は進んでいる。こうしたことを他人から指摘されたら、まずアルコールをやめること。そして、ため息さんは中高生用の文章しか理解できない自分自身に気付くことだろう。
こうした作業ができなくなってしまうのが、脳の劣化である。
ため息さんは、読み易い文章しか理解できない状態になってしまった人なんだろう。
わからない文章を集中して理解しようとする気力も知力もため息さんにない。
学とみ子文章も中断しながら自らの文章を書いているので、不十分でわかりにくい問題点がある。しかし、それも承知で、人々は文章を読む。興味を感じた文章は、その理解に努める。
その読解のためのエネルギーを失なった人(ため息)は、他人の文章が理解できず、中高生向け文章を心地良いと感じる。多様な価値観や情報に富む大人用文章については、ため息さんは理解できず、排除したくなるのだ。
こうした状態に陥ってもなお、ため息さんは、アルコールが脳に悪いとの医学的自覚を持つことができない。自分自身の状態が評価できず、周りが悪いと見なすのは、高齢男性の致命的欠陥だ。
ため息さんです。
>当方は確かにアルコールが好きであるが決してアルコールが故の障害があるとかかりつけの医師を含めどなたからも言われたことはない。
アルコール中毒が完成している高齢者に、アル中とわざわざ指摘する医者などいない。上記ため息文章は、正に真性のボケそのものだ。
ため息さんが、自分自身がアル中でないというなら、ボケてない証拠を示したらどうでしょう。