plusさん引用の論文の用語説明はわかりやすいのでのせておきます。2013年の論文です。


これを見てもわかるように、研究により作成される人工的細胞は、自然発生の細胞を対比させて語られています。
この領域の研究のスタイルですね。
こうした論文を読み慣れれば、丹羽総説のBox2の理解も進むと思います。

たとえば、エピブラスト(生体内で始原生殖細胞へと分化する組織)によく似た特徴を持つ細胞をエピブラスト様細胞と言いますが、この細胞の材料となる元の細胞は同じでなくても良いです。元の細胞の違いにより、エピブラスト様細胞への誘導背景の違いで、細胞の質は違ってくるでしょう。
丹羽総説も、自然発生と人工的細胞を平行させて語られています。

上記のことからわかることは、細胞は元の細胞や培養条件によって変化しうる、生き物としての不安定性をかかえています。
一部の学者と、一般人の無理解によって、STAP論文は不当にバッシングされました。
STAP事件の起きた背景を理解するには、やはり、この領域の価値観を学ぶことです。
ESねつ造論者の理不尽なバッシングを理解できます。

いづれにしろ、STAP細胞事件の背景理解を進め、科学をささえる社会を応援したいと思います。





以下の用語解説は、斎藤通紀 医学研究科教授(科学技術振興機構 ERATO研究総括、物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)主任研究者、iPS細胞研究所研究員)と中木文雄 同博士課程学生らの研究グループによるものです。
転写因子などは、わかりやすく書かれていますね。秀才の文章です。

それでも、予備知識が無いと、誰かのように、以下のように叫んでしまいます!

転写因子を、遺伝子などと子が一緒だからといって同じと思うなよ。

ため息さんご指摘のように、論文紹介記事のすぐあとに無断転載禁止とあるので、今回の用語解説は削除しました。すみません。

時間があるときに、学とみ子の説明文章を追加します。

学者としてのため息さんのデタラメ説明に比べれば、影響は少ないでしょう。