このブログにおいて、何度も読み返したい記事について、ピックアップしておきます。

桂報告書の調査結果は、ES細胞の混入です。
それが、小保方氏の犯行であるかのような印象操作で書かれていますが、実は、そうではなく、幹細胞作製時にES混入のリスクがあると書かれているのです。
繰り返しますが、ESの混入は、幹細胞作製時に起きたと言っています。
この部分はとても大事なので、ここで再度、備忘録として残します。

専門家であれば、この部分をスルーしてはいけません。


FES1混入についての記事です。
2019/10/19 の記事のタイトルは、 「幹細胞実験は、小保方氏がかかわっていないわけですから、STAP支持派の調査員が、あえて記録として桂報告書に残しておきたいと考えたのだと思いますよ。」


再度、この部分を強調した記事です。


2019/10/26 の記事のタイトル 「桂報告書が、ES派を排除して、まともな国民に伝えたかった事 」

具体的には、以下の桂報告書の記載が重要です。

> 2 つの可能性が考えられるが、今回の場合はいずれも ES 細胞の方が STAP 幹細胞や FI 幹細胞より早い時期に樹立されている。よって、STAP 幹細胞や FI 幹細胞の作製時に ES 細胞が混入したと認められる

これについて書かれた記事は、2019/10/18の記事です。

25頁の下の部分です。青字

>2回目に作製されたFI幹細胞株は、GOFマウス由来のSTAP細胞から樹立されたFI幹細胞にES細胞FES1が混入し、これが残存した可能性は否定できなかった。 以上より、本調査委員会では論文に記載されたOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株が作製された証拠を得ることはできなかった。したがって、LetterFig.2b-e、Fig.3, Extended Data Fig.5、Extended Data Fig.6はOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株ではなく、 Arc-GFP/CAG-GFPが挿入されたFI幹細胞株またはOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株と Arc-GFP/CAG-GFPが挿入されたES細胞FES1の混在サンプルによって作製された可能性が あると判断した。


以上の記載は、STAP細胞がアクロシン入り細胞となってしまった桂報告書の説明である。この説では、小保方氏犯行もなく、マウスを変える必要もない。但し、以上の桂報告書の記載は、幹細胞調査に限られたものであり、ES混入したSTAP幹細胞を用いた実験が行われた可能性を示している。これも、小保方責任は薄い事を示す。


もうひとつの混入エピソードのGOFーESの件についは、以下の記事です。

重要な問題点を、桂報告書とBCA論文において、読み返してみよう。 2019/10/07


9月17日の記事は、桂報告書において、GLS細胞が、なぜ、GOF-ESに変わってい待ったのかを説明した部分である。

次の桂報告書8頁の中に、①②の数字を学とみ子が入れたが、ここは、報告書が、ES細胞が混じってしまう可能性のある時点を指摘している。
混入の危機は、この二時点である。
①は小保方氏の作業で、②は若山氏の作業である。

>本調査委員会では、「STAP 幹細胞 GLS と ES 細胞 GOF-ES は同一由来の細胞 である」と認定した。
また「GOF マウスから ES 細胞 GOF-ES が樹立された過程で X 染色 体上の構造異常が生じ、①GOF マウスから STAP 細胞を経て② STAP 幹細胞 GLS が作製された 過程でこの ES 細胞 GOF-ES の混入が生じ、それを用いた実験結果が Article の Fig.5 お よび Extended Data Fig.8 に示された」と結論づけた。


①で混入が起きてしまう理由は、まれには器具の汚染があるだろうが、可能性は意識的な“混入”である。
(ただし、学とみ子は、誰にしろ故意のES混入説には否定的)


桂報告書では、他の部分にもFI実験においても、ES混入についての記述があります。25頁の下の部分です。青字

>2回目に作製されたFI幹細胞株は、GOFマウス由来のSTAP細胞から樹 立されたFI幹細胞にES細胞FES1が混入し、これが残存した可能性は否定できなかった。 以上より、本調査委員会では論文に記載されたOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株が作 製された証拠を得ることはできなかった。したがって、LetterFig.2b-e、Fig.3, Extended Data Fig.5、Extended Data Fig.6はOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株ではなく、 Arc-GFP/CAG-GFPが挿入されたFI幹細胞株またはOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株と Arc-GFP/CAG-GFPが挿入されたES細胞FES1の混在サンプルによって作製された可能性が あると判断した。

この部分もよく読んでみると、STAP細胞はGOFマウスから樹立されたと書いてある。つまり、桂報告書は、小保方パートでのミスではないと、さりげなく書いている。

体内さんがコメントしてます、

>以下のように改定(太字)すると、誤解はなくなるのでしょうか。

体内さん、こうすると、誤解が無い!などの生易しい問題では無いです。

桂報告書は、ストレートに事実をかけない状況にあったのです。
だから、分かりにくい誤解を呼ぶ表現になってます。
書き手は、小保方犯人説を唱える人たちからのプレッシャーを感じながら、報告書を書きました。
小保方犯人説を否定する文章は許されなかったと思います。
体内さん、そういうことがわからないとダメですよ。


ジャッジできない人のジャッジでも、そちらでは、正しいと評価されますので、それはそれでも良いと思います。


”学とみ子はでたらめに桂報告書を読んでいるだけだ!”と、ため息グループは、婆さん呼ばわり蔑視で、悪口三昧で盛り上がるのも一興でしょう。ため息さんは、暇だから、それをやりたいと言ってます。そういうことをいった時、すでに議論に負けてます。

桂報告書では、小保方氏は、マウスからSTAP細胞を作ったと書いています。若山氏に渡す前の時点で、ES細胞が混じったとは書いてありません。

桂報告書は、つじつまの合わないことが多くあったSTAP細胞疑惑についての説明を、すべてしているわけではありません。
誰かが何をやったのかがわからないことは、他にもいろいろありますね。
実験の実態は明らかにしないは、桂委員会、及び、理研の方針です。

桂報告書は、STAP実験関係者の聞き取り調査に基づき、提出された検体の調査をしました。
STAP細胞実験者が提出しなかった検体、隠した検体は検査ができませんし、提出された検体の正当性もチェックできません。
そうした条件下で、桂調査委員会が評価可能と判断したことを報告書に書きました。

学とみ子は、桂調査委員会が書くべきと判断した調査結果を紹介したまでです。
桂報告書には、小保方氏パートのSTAP細胞を作製時には、ESが混じったとは書いていなくて、幹細胞作製時にはESが混じったと書いています。そしてFI細胞が使われた実験には、FES1が混入した細胞が使われたと言っています。
その実験の責任者は明らかにしていませんし、誰に実験ノートの提出を求めたかは、報告書には書かれていません。
すべて、実験者の将来の研究生命に関連するので、公開されませんでした。
将来の研究生活をお互いに研究者同志で尊重し合うのは当然です。
しかし、ES混入は、幹細胞作製時であることは、報告書でわかるようになっています。

STAP細胞から作られたはずのいろいろなものが無いとかについては、その理由は、何も明かにされていません。
桂調査委員にも、わからないことがいろいろあったと思います。
あくまで、調査は実験者の協力で行われたのです。

しかし、これだけでも、小保方氏のESねつ造疑惑を否定するに十分な材料を提供していると思います。