2019/09/30
STAP事件は、STAP細胞はあったとか、なかったとか噂されるが、そうした単純な話ではない。
そうした単純なストリー仕立てにしたのはマスコミである。
マスコミに踊らされた一般人もそうした表現を用いるが、STAP細胞は、どこでも誰でも作れるものではない。
STAP細胞はあっても、後で作れないかもしれないのである。
事実、世界中で失敗した。
用いる細胞が変われば、実験環境が変われば、実験者が変われば、結果はいくらでも変わってくる。
以前と同じ条件のつもりでも、実験者は再現できない場合がある。
実験者の希望が通らない、細胞の生き死にが問われる厳しい条件下で、再現実験は試みられた。
世の中には、失敗するに決まっている!とのマスコミ主体の大キャンペーンがあった。
検証チームのモチベーションは、当時、日本を席巻していたESねつ造論に対し、どのような形にしろ、ES説に対抗できる事実を作りあげることであったが、実験者が疲弊しており成果を出すのは難しかった。
用いるマウスの種類からして、すでに違っていた。
当初、理研が残存検体の調査に及び腰だったのは、残存検体の正当性の問題である。
若山氏らが調査に提出した細胞サンプルの正当性を、日本中が懸念したと言って良いだろう。
しかし、相澤氏が検証実験前に少し、その点に触れたが、専門家は表立って口に出さなかった。
実験の主催研究者であり、若山研究室が信用できないサンプルを提出したかもしれない・・・?などと言える研究者はなかなかいなかった。
調査委員会はES派の支配下にあり、STAP派は、検証実験で何らかの成果を出さなければ、マスコミとES派に押し切られてしまう瀬戸際状況だった。
結局、検証チームはキメラ作製失敗をもって、“検証実験は失敗”との決着に持っていかざるをえなかった。
小保方氏が確認した初期化現象も、丁寧に扱ってもらえなかった。というより、小保方氏の達成点の評価は専門家によらず、ES派とマスコミによって否定されてしまった。
一方で、桂報告書の結論は、STAPはESと銘打ち、方法論はESの“混入”であった。
当時、一般人は誰もが、えっ混入なの?と思った。
桂報告者を聞いた研究者層は、予期せぬES汚染、実験ミスを含んでの表現ではないか?と思ったであろう。
実験では、予期せぬ事が起きるから、研究者であれば、“混入”の表現に「なるほど」と思ったであろうけど、研究者の誰も公に口に出さことはなかった。
当時の研究者仲間同士の会話は、どのようなものであったのだろうか?
この桂報告書の裁定に対し、世の中の一般人は、「ひどいではないか?」「どこに証拠があるんだ」「どうやって混ぜるんだ」と騒ぎ、世に擁護派と言われた人たちがさかんに訴えた。
桂報告書って、なんてひどいのだ!と、思った一般人は少なくない。
学とみ子もそう思った。
しかし、世の中捨てたものじゃあないというべきか、ヤッパリ理研は秀才だというべきか、理研はESを確定した言葉とはうらはらの解析結果を公表していたのである。しかし、専門家は、沈黙し、一般人には到達が困難であった。
しかし、理研は、ES説に不利になる解析をしたのは確かである。
これは俗にいう二枚舌と言われる手法ではないのか?
(二枚舌という表現は問題あるかもしれないが、あえて使わせていただくので、すみません)
さて、検証チームの研究者たちは、どこで、桂報告書の二枚舌に気づいたのであろうか?
だから、STAP派の研究者たちは、納得したのであろうか?
二枚舌と言いたくなる最大イベント一番は、NGS解析で、FES1とFES2のSNPの異なる部分を明らかにしてしまった点である。
FES1とFES2の親マウスが129xB6であるものの、同時期のマウスでない可能性を示してしまった。
やはり意図的にFES1とFES2の間のSNPを調べたのだ。2012年と2005年の違いを示してしまったのである。
閉鎖環境のマウスでは、同一性の証明が難しい事をふまえた上での解析なのだが、FES1とFES2で異なる部分のSNP解析の公表について、内部でもめなかったのであろうか?
科学者は、より正確に、STAP(幹)細胞を知りたいと思って解析したというのが表向きの理由であろうけど、内部調整はどのようにされたのであろうか?
次に、やらない方が良かった解析その2は、ntESG1とntESG2の解析である。
解析の結果、ntESG1とntESG2細胞は、2005年作製のFES2に近い事を示してしまったのである。
FES1とFES2の同時期作製の原則に反してしまったのだ。
和モガさんが早期から疑問を呈した部分だ。
ES派の論理からすれば、FES1はできるだけSTAP(幹)細胞に近い方が望ましいわけだから、FES1がSTAP(幹)細胞に近似との解析結果にはES派は喜んだのであろう。
同時期作製のFES2を登場させてしまったので疑惑が出てしまったのである。
本来、ES説の為には、FES1だけの解析で十分なはずである。
さらに、129/GFP ESとラベルされた不明の細胞も解析してしまったことで、さらに解釈が複雑になった。
129/GFP ESとラベルされた不明の細胞は、FLS,CTSと酷似していた。これこそ、同一株という事実が示された。
ところが、混入したとされるFES1のSNP(親にない獲得変異も含む広義)は、70%という数値で、129/GFP ESより低下した。
さらに不名誉なことに、STAP実験で使われた細胞129/GFP ESは、実験者も知らない不明細胞であった。
そもそも、不明細胞が出没するような実験は、困りますよね。
結果、不明な細胞同士の一方が、他方から作られたと決めるためには、129/GFP ES とFLS, CTSのように、徹底的に一致しないといけない事が一般人わかってしまった。
FES2は、本来、ES混入に関連性がないのだから。最初から解析しなくてよいシロモノである。FES1とFES2で異なる部分のSNP解析などをしてしまうから、重要な科学的事実が、一般人にバレてしまうのである。
STAP細胞がESから作られたと決められるためには、SNPまでが極めて良く一致していないとならないのだ。
129/GFP ESとSTAP(幹)細胞のようにである。
なぜ、理研はこの事実を隠し続けないかった理由は、やはり、科学者は科学の事実をしめしたかったからだろう。
STAP細胞と無関係の若山研究室の細胞を詳しく調べてくれたおかげで、若山研究室のマウスは、129マウスにはB6ホモが、B6マウスには129ホモが、2005年にはすでに存在していたことがわかった。
さらに、閉鎖環境で飼育される若山研究室マウスは、129B6F1ES1~6のように、異なる親から作製したES細胞と言えど、同じ時期に作製されたES細胞間では、構造変異(Dup, Del,繰り返し)が同一であるばかりでなく、SNP部分まで近似するのを一般人が知ったのである。こんなに似るのか?と。ここまで似るなら、同一性の証明には、偶発的に起きる1塩基変異解析に持ち込むしかないな!と。
NGS解析は、政治的パフォーマンスというより、政治的圧力に対抗するための、科学者たちの抵抗だったのでないか?
桂報告書、BCA論文において、STAP細胞はESから作られたとされた。
その根拠となる同一細胞性の条件とは?が、丁寧に解説された。
そして、STAP(幹)細胞とES細胞は、その条件の一部しか満たさなかった。
ここは、やはり二枚舌と呼びたくなる部分である。
ひき続き、ご意見をお待ちしています。
そうした単純なストリー仕立てにしたのはマスコミである。
マスコミに踊らされた一般人もそうした表現を用いるが、STAP細胞は、どこでも誰でも作れるものではない。
STAP細胞はあっても、後で作れないかもしれないのである。
事実、世界中で失敗した。
用いる細胞が変われば、実験環境が変われば、実験者が変われば、結果はいくらでも変わってくる。
以前と同じ条件のつもりでも、実験者は再現できない場合がある。
実験者の希望が通らない、細胞の生き死にが問われる厳しい条件下で、再現実験は試みられた。
世の中には、失敗するに決まっている!とのマスコミ主体の大キャンペーンがあった。
検証チームのモチベーションは、当時、日本を席巻していたESねつ造論に対し、どのような形にしろ、ES説に対抗できる事実を作りあげることであったが、実験者が疲弊しており成果を出すのは難しかった。
用いるマウスの種類からして、すでに違っていた。
当初、理研が残存検体の調査に及び腰だったのは、残存検体の正当性の問題である。
若山氏らが調査に提出した細胞サンプルの正当性を、日本中が懸念したと言って良いだろう。
しかし、相澤氏が検証実験前に少し、その点に触れたが、専門家は表立って口に出さなかった。
実験の主催研究者であり、若山研究室が信用できないサンプルを提出したかもしれない・・・?などと言える研究者はなかなかいなかった。
調査委員会はES派の支配下にあり、STAP派は、検証実験で何らかの成果を出さなければ、マスコミとES派に押し切られてしまう瀬戸際状況だった。
結局、検証チームはキメラ作製失敗をもって、“検証実験は失敗”との決着に持っていかざるをえなかった。
小保方氏が確認した初期化現象も、丁寧に扱ってもらえなかった。というより、小保方氏の達成点の評価は専門家によらず、ES派とマスコミによって否定されてしまった。
一方で、桂報告書の結論は、STAPはESと銘打ち、方法論はESの“混入”であった。
当時、一般人は誰もが、えっ混入なの?と思った。
桂報告者を聞いた研究者層は、予期せぬES汚染、実験ミスを含んでの表現ではないか?と思ったであろう。
実験では、予期せぬ事が起きるから、研究者であれば、“混入”の表現に「なるほど」と思ったであろうけど、研究者の誰も公に口に出さことはなかった。
当時の研究者仲間同士の会話は、どのようなものであったのだろうか?
この桂報告書の裁定に対し、世の中の一般人は、「ひどいではないか?」「どこに証拠があるんだ」「どうやって混ぜるんだ」と騒ぎ、世に擁護派と言われた人たちがさかんに訴えた。
桂報告書って、なんてひどいのだ!と、思った一般人は少なくない。
学とみ子もそう思った。
しかし、世の中捨てたものじゃあないというべきか、ヤッパリ理研は秀才だというべきか、理研はESを確定した言葉とはうらはらの解析結果を公表していたのである。しかし、専門家は、沈黙し、一般人には到達が困難であった。
しかし、理研は、ES説に不利になる解析をしたのは確かである。
これは俗にいう二枚舌と言われる手法ではないのか?
(二枚舌という表現は問題あるかもしれないが、あえて使わせていただくので、すみません)
さて、検証チームの研究者たちは、どこで、桂報告書の二枚舌に気づいたのであろうか?
だから、STAP派の研究者たちは、納得したのであろうか?
二枚舌と言いたくなる最大イベント一番は、NGS解析で、FES1とFES2のSNPの異なる部分を明らかにしてしまった点である。
FES1とFES2の親マウスが129xB6であるものの、同時期のマウスでない可能性を示してしまった。
やはり意図的にFES1とFES2の間のSNPを調べたのだ。2012年と2005年の違いを示してしまったのである。
閉鎖環境のマウスでは、同一性の証明が難しい事をふまえた上での解析なのだが、FES1とFES2で異なる部分のSNP解析の公表について、内部でもめなかったのであろうか?
科学者は、より正確に、STAP(幹)細胞を知りたいと思って解析したというのが表向きの理由であろうけど、内部調整はどのようにされたのであろうか?
次に、やらない方が良かった解析その2は、ntESG1とntESG2の解析である。
解析の結果、ntESG1とntESG2細胞は、2005年作製のFES2に近い事を示してしまったのである。
FES1とFES2の同時期作製の原則に反してしまったのだ。
和モガさんが早期から疑問を呈した部分だ。
ES派の論理からすれば、FES1はできるだけSTAP(幹)細胞に近い方が望ましいわけだから、FES1がSTAP(幹)細胞に近似との解析結果にはES派は喜んだのであろう。
同時期作製のFES2を登場させてしまったので疑惑が出てしまったのである。
本来、ES説の為には、FES1だけの解析で十分なはずである。
さらに、129/GFP ESとラベルされた不明の細胞も解析してしまったことで、さらに解釈が複雑になった。
129/GFP ESとラベルされた不明の細胞は、FLS,CTSと酷似していた。これこそ、同一株という事実が示された。
ところが、混入したとされるFES1のSNP(親にない獲得変異も含む広義)は、70%という数値で、129/GFP ESより低下した。
さらに不名誉なことに、STAP実験で使われた細胞129/GFP ESは、実験者も知らない不明細胞であった。
そもそも、不明細胞が出没するような実験は、困りますよね。
結果、不明な細胞同士の一方が、他方から作られたと決めるためには、129/GFP ES とFLS, CTSのように、徹底的に一致しないといけない事が一般人わかってしまった。
FES2は、本来、ES混入に関連性がないのだから。最初から解析しなくてよいシロモノである。FES1とFES2で異なる部分のSNP解析などをしてしまうから、重要な科学的事実が、一般人にバレてしまうのである。
STAP細胞がESから作られたと決められるためには、SNPまでが極めて良く一致していないとならないのだ。
129/GFP ESとSTAP(幹)細胞のようにである。
なぜ、理研はこの事実を隠し続けないかった理由は、やはり、科学者は科学の事実をしめしたかったからだろう。
STAP細胞と無関係の若山研究室の細胞を詳しく調べてくれたおかげで、若山研究室のマウスは、129マウスにはB6ホモが、B6マウスには129ホモが、2005年にはすでに存在していたことがわかった。
さらに、閉鎖環境で飼育される若山研究室マウスは、129B6F1ES1~6のように、異なる親から作製したES細胞と言えど、同じ時期に作製されたES細胞間では、構造変異(Dup, Del,繰り返し)が同一であるばかりでなく、SNP部分まで近似するのを一般人が知ったのである。こんなに似るのか?と。ここまで似るなら、同一性の証明には、偶発的に起きる1塩基変異解析に持ち込むしかないな!と。
NGS解析は、政治的パフォーマンスというより、政治的圧力に対抗するための、科学者たちの抵抗だったのでないか?
桂報告書、BCA論文において、STAP細胞はESから作られたとされた。
その根拠となる同一細胞性の条件とは?が、丁寧に解説された。
そして、STAP(幹)細胞とES細胞は、その条件の一部しか満たさなかった。
ここは、やはり二枚舌と呼びたくなる部分である。
ひき続き、ご意見をお待ちしています。