本日、21日のサンディジャポンです。

宮迫、亮問題を議論していました。出席者たちは、ご両人の迫力ある覚悟の会見について語っていました。

事件の根幹には、小保方氏の謝罪会見と共通するものがありました。
会社の裁定や判断に、当事者が納得できないことから生じる苦しさが共通します。
「あの日」には、お世話になった理研や若山研究室に対する苦しい思いがつづられています。

宮迫、亮問題に戻りますが、育ててくれた吉本興行に多大な恩義を日常的に感じながらも、その会社を裏切るようなことを言わざるを得ない宮迫さんの苦しい思いが伝わってきます。

世界中、どこの社会分野でも、人の気持ちの行き違いによるトラブルは必須です。
信頼していた人の気持ちや態度が状況によって、どんどん、変わって行ってしまう現実があります。そうした場面での人の葛藤、悲痛なる怒り、とまどいが、ひしひしと伝わってきます。

「会社にどのような思いがあるか?」の記者からの質問に対し、宮迫さんは振り絞るように言いました。
「18歳から30年間、お世話になった会社を攻撃したいわけがあるわけ無いじゃないですか!」

芸人は舞台さえあれば、その場でパフォーマンスできるエリートたちです。
テレビにでる芸人たちは、学歴と一切無関係に、人の心の機微に迫れることのできる天才たちです。

サンジャポは言いました。
芸人本人が経験した事実を再現するのに、テープはいらない。
テープ以上にその場の雰囲気を再現できる実力が芸人にはあるのだと。
俺たちに舞台をくれ!(小保方氏なら研究をくれ!となる)
まさに、その通りの記者会見でした。

このサンジャポにおける、コメンテイターたちのそれぞれの言葉は、視聴者に対し、なるほど!と説得力を持つものでした。
台本からはずれて、ここまでしゃべれる人たちと感じました。

自らの舞台を自らの演出できる人たちに比べ、明日会見すると発表した吉本興業の岡本社長と、それをささえる弁護士たちには大変なプレッシャーがあることでしょう。
多分、岡本社長も相当の覚悟を持って会見に挑むのでしょう。

過去において、歴史が大きく動くのは、最高権力者が不誠実な裁定を行い、それに対し有能家来たちの一部が反発し、それを契機に最高権力者の権威が一気に墜落した時でしょう。

今も昔も、権威ある者の判断に絶望することが、人を強く突き動かし、命がけの行動に至らしめるのではないでしょうか?。
その結果、政権と時代が変わってきたのだろうと想像します。

宮迫さんの言い分では、”会社が関係しているイベントだから大丈夫”と言われて出席したパーティに出たとのことです。
ところが、暴力団組織との関連が暴露され、会社は静観するように出席した芸人たちに指示したようです。

宮迫さんたちが、謝罪会見を岡本社長に頼んだ時、会社側は、宮迫さん謝罪の内容が、会社側に不利にならないように弁護士を入れ、会社側の意向に反しない内容とするように要請したようです。
社長は、その会見時期を決めませんでした。

会社は、暴力団関連を恐れ、弁護士を入れた会社依りの宮迫謝罪会見しか許可しませんでした。かつ、その時期は不明にしてしまいました。
事情によっては、会社主催の会見はやらなかったかもしれません。その場合は、会社は、宮迫さんを切り捨てるという判断です。
事実、宮迫さんは、この騒動の経緯で舞台を次々と奪われてしまいました。

独自の謝罪会見をするか?解雇か?の二者択一を、岡本社長は宮迫さんに迫りました。

子どもが悪い事をしたのを謝りたいのに、親が止めたようなものと、亮さんは表現しました。
記者会見を申し込む宮迫さんたちに対し、芸人たちの影響力について、社長は想定不足だったと思えます。
本社における話し合いの場で岡本社長は、その場にいた弁護士や社員を払い、社長と宮迫さんたちだけにして、二者選択を迫った様子を供述する宮迫さんの言葉は迫力満点でした。
宮迫供述は、会社側に相当の不利な証言であったと思います。

「おまえらテープを回してないだろうな!おまえ、辞めて会見しても良いが、全員首にするぞ!おまえらを首にする力があるぞ!」
との社長の弁とのことでした。(一字一句は正確でありませんので、他の報道も参考にしてください)

サンジャポコメンテイターは、弁護士を入れて議事録をとる場面であると言いました。
それこそ、社長を含め当事者全ての人にとって、テープを廻しておくべく状況でしょう。

ここを話す宮迫さんは、人を引き付けるすごいパフォーマンスでした。
このパフォーマンスに迫力があるからこそ、聞く人は、宮迫さんの言葉に絶対の決意があると感じ、その言葉に真実を感じ、宮迫さんは本当のことを言っているだろうと思います。

亮さんは言いました。
「在京五社、在阪五社のテレビ局は、吉本の株主なので大丈夫なのだ」
この発言も、かなりのインパクトのある暴露的な内容です。

亮さんは、こうも言いました。
「本当の気持ちが伝えられるのか?が、わからなくなる。ツイッターにおいても、淳さんに対しても、嘘なのを知らず擁護してくれる人がいるので、そこがつらい。」と。
嘘を応援してくれる人がいることがつらいと感じることは、人をだましている罪の意識です。
実際に嘘つきを経験してこそ出てくる言葉です。

記者から、それぞれの相方に伝えたいことは?と聞かれました。
宮迫さんは、
「申し訳ないだけですまない。相方は、今まで何度も何度も(宮迫さんに)頭を下げてくれた。ところが今回の騒動で、相方に電話をしても
「大丈夫やから、こっちは大丈夫だから、・・・」としか言わない。

亮さんは、相方の淳さんについて記者から聞かれて、以下のように言いました。
「お前(亮さん)が本当のことを言うのを応援する。コンビの解消はない」
とのことでした。


窮地にある人を気遣う時、人は掛ける言葉を失うものであることがわかる。雄弁に思いやりの言葉を掛ける人は、本気じゃ無いのかもーー?