澪標さん、ご紹介の文章が興味深いです。

澪標 より:

澪標さん、ありがとう。

58頁の文章は、どういう立場の人が書いたのでしょうかね?
最初の部分は、役人風の書きっぷりで始まります。
どうやら、この役人風の書き手さんは、巷の人々の理解程度も知らないし、世の中のシモジモの知的レベルも知らさそうです。


そりゃ、新しい治療薬ができたと騒ぐ製薬会社、医者たちがいて、その大風呂敷に踊らされるかわいそうな患者さんの層があることは否定しません。

でも、患者さんには患者さんなりの理解があり、決して無知ではありません。
盲目的に新治療にすがりつくわけでは無いですよ。
むしろ、意識が高い方たちです。レベルの低い医療者の診療は見抜きます。

医者や製薬会社の言いなり一辺倒でなく、患者同士の情報交換に重きを置いて、患者としての賢さをお持ちです。
患者さんたちの中にはしっかり英語を理解する人もいて、海外データ情報を交換し合うレベルの層の人たちです。
こうした人たちが、マウスの実験での成果を新しい治療と直結させたりしませんよ。

澪標さんご紹介文章の一部です。
>新生児マウスでの萌芽的な研究成果であるにもかかわらず、人への応用にすぐつながるかのような社会に過大な希望をもたせる報道発表になったことが、問題をより複雑にしたと認識している。

マスコミは、しばしば、患者さんを出汁に使って、研究者は患者さんの期待を裏切ったなどと、決まり文句のように言うんですよ。
マスコミの言う事をうのみにしてはいけませんよ。
役人さんが、一般人は新治療ができて喜んだと思ったら、知識人としてみっともないです。

役人さんは、生の患者の声を聞く機会が少ないので、新規の論文発表の時に、一般人が持つ印象を的確に捉えることができません。

STAP発表で、日本の患者がすぐ使える治療法ができたと大喜びしたわけではないことを、役人さんは肝に銘じてくださいね。
STAP事件が国民に与えた失望の実態をしっかり、役人さんは把握してください。
本人は否定しているにもかかわらず、新人研究者に責任を全部押し付けて、状況説明もできずに調査を終わらせたでは、公的研究機関として問題が無いですか?

書き手の役人風さんは、上っ面なマスコミの報道を公的文書に引用してはだめでしょう。
事実と反しているのだから。

役人さん風の書き手は、日本の患者を過小評価しています。日本の一般人の印象も理解できていません。
ES混入説が実行可能であると思って無い人が多いのです。そう思う人はいろいろ疑問を呈しますが、それに理研は答えられません。ES混入説は、複数で捏造にかかわらないと実行不能です。何人も見てみぬ振りをさせることが必要です。

そんなことは誰でもわかるけど、ES派の暴力的行動は、管理役人は止める立場であることがわからないのでしょう。国民の意向はそっちです。

役人さんは、まだ若く、人生経験が少ないので(でも管理者)、公式文章づくりの時には、差し障りの無いと思える言葉を並べるしかありませんね。

役人さんは、役人目線で、差し障り無い冒頭文章を書いたつもりだろうけど、結局、現場を知らない無知をさらけ出してしまいました。
この冒頭文章は書かなきゃ良いのに、無駄に書いてしまってます。

つまり、役人さんは、患者の気持ちも、医療現場の様相も、研究現場の研究者の気持ちもわからない人であることが暴露されてしまうのです。
そうした方が、最初の文章部分58ページを手掛けたような気がしますね。

社会も研究も知らない人の文章なのに、途中から、急に研究者風となり、自画自賛の「俺の仕事はすごいでしょう?」的文章へと、なだれ込む勢いで文書内容が変わってしまいます。

おかしな文章構成と、誰もが思います。途中から、ES派研究者が事務文書に口をはさんでいるのがミエミエです。

つまり、ES派学者と国からの出向役人が結び付いていた様相が想定できるのです。
文章を書いたあなたは誰?となります。
一体、だれなの?同じ人なの?
違う人なの?ひとり二役?二人一役?この文章の書き手は、ES派学者たちと極めて近いのです。

学とみ子の思いつく諸説をあげてみます。
諸説の紹介です。
①ES派学者がそばについて、役人を指導して文章(青字)を書かせた。
②役人がそばについて、役人の納得を得ながら、役人の権限を拝借させてと言わんばかりに、ES派研究者が書いた。
③役人とツーカーの仲の研究者がいて、私(研究者)が書きますよと代筆した。
④研究者からいろいろ情報をもらいながら、役人目線で役人自身で書いた。
以上、想像です。

読む人ごとに、いろいろな感想があると思うので、それぞれの方の自説をご紹介願いたいです。
科学者層は、その足元をすくわれるかもしれないので、コメントしない方が良いと思います。
とにかく、理研を管理する役人がからんでいそうなので・・・


澪標さんご紹介文章の一部です。
コピペできないので、そのまま写してみました(青字)。誤字脱字があればすみません。

>新生児マウスでの萌芽的な研究成果であるにもかかわらず、人への応用にすぐつながるかのような社会に過大な希望をもたせる報道発表になったことが、問題をより複雑にしたと認識している。

平成26年2月に疑義が顕性化した当初、不注意による論文の画像の編集に関する問題に過ぎないと認識し、「科学的成果そのものはゆるぎないものとかんがえている」と対応した。

・・・・余談をもった見解をのべるべきでなく、調査中であることのみをつたえるべきであった。
・・・・
Letterについては主要著者の一人から論文取り下げの意向がしめされていたことから、前記の本人の自発的な行動を尊重し、追加的な図版等の科学的疑義ではない指摘については、まずは再調査をおこない方針に沿って、その時点では規定に戻づく調査は行われないこととした。・・・・これらの論文図番に関する疑義も、調査の対象として扱われた。
・・・・

・・・7月19日であった。以後、全所の専門家たちが総力を挙げて、精密な解析に取り込んだ。その解析結果をもとに、外部有識者からなる第二次調査委員会が、12月に調査報告書をとりまとめている。
 解析が困難とされたSTAP細胞由来のパラフィン固定資料を含む保存資料から高水準の解析成果が導かれたことは、当初生命科学の専門家も想定しなかった科学的成果であり・・・

では、少し、学とみ子が各論で書きます。

>ゆるぎないものとかんがえている

そりゃ、ゆるぎないでしょう。
ゆるぎない証拠はいくらでもあげてみせます。

笹井氏の目の前で、酸浴細胞が、凝集をして初期化マーカーを経時的に発現し、初期化マーカー蛋白を確認できるとの自然現象の証拠があったのだから。

さらに、世界のトップの若山氏によるキメラマウスの作製で、初期化現象はいよいよ本物であることが確認できたのだから。

さらに、いろいろな分化した臓器から採取した細胞を酸浴させたら、それぞれの細胞が再び、次世代のマウスの体の一部になったのだから。

その初期化細胞は、分化能を維持したままで増殖能も獲得した状態で保存しておくことが可能になったのだから。

たった数10分の酸浴という刺激を与えだけで、細胞変化を起こすことが発見されたのだから。
マウスや由来臓器が違っていても、この現象は普遍的な細胞現象として確認できたとの論文なのだから。

>・・・・余談をもった見解をのべるべきでなく、調査中であることのみをつたえるべきであった。
・・・・
>調査の進捗に関する社会からの公表の要請に対して、・・・高い科学的角度を持って対応する方針が、対応の遅れと指摘され(59頁)

理研内部からのリークが、マスコミを通じて多く流れたよね。
あいまいな情報をマスコミにながしたり、ネット発信したりした研究者たちは、なぜ、追及されないの?コンプライアンス室はどう、関わったの?

結局、暴力的行動をする科学者たちが集団になると、管理役人たちの手に負えないということでしょう?

権限を保ちたい役人たちは、姑息的にES派研究層に飲み込まれてしまったように見えます。
そして、文系役人は、ES捏造説等という科学的不可能な説をかかげるES派に、研究所の政権を譲り渡してしまったのではありませんか?
科学知識が十分でなかった役人さんたちは、出向元の役人上司も含め、ES説は正しいと吹き込まれてしまったのではないですか?

ES説では、論文説明がホントに困難になるのですよ。
ES混入にしたいなら、実験ミス説にした方が、よっぽど科学的です。
役人さんには、どっちが世界に向けて恥ずかしい事態なのかの判断はできなかったのでしょうか?

結局、こうした一部科学者の暴走を止められない管理体制の破たんが、STAP悲劇を呼んだのではないでしょうか?

元にもどって、この管理文書を誰が書いたか?です。

国からの出向役員が、コンプライアンス室などで、組織的に理研の管理者として勤務しています。
役人の管理者のトップは、理事として君臨し、組織的には権限があります。
しかし、役人は実際の研究を知らず、年次で交代してしまうので、研究所のお客様のような存在です。

しかし、危機の時には、役人が権限をふるうことができます。
出向役人として強力なキャラの人がいると、この時とばかりにでっぱりたがる場合があります。
役人たちは、ES派から、小保方捏造は間違いないと吹き込まれたようですね。
検証実験実施の計画書を見ても、役人はES派から操作されています。
STAPはESであると言っちゃているのです

完全に管理文書がES派にのっとられています。
つまり、管理体制の破たんですね。

若い世代の役人がこうした事務文章をつくる立場です。
世の中を知らないという印象の役人文章を、平気で作ってしまいます。

役人にとって、研究内容はわからないことばかりでしょうから、孤独な出向役人たちは、中間層の研究者層と仲がよくなります。
酒を飲みかわすなどして、お互いに個人的に親しくなったり、日頃から中間研究者の愚痴を聞かされたりするようになるのでしょう。
「あの日」の中に、そうしたタイプの役人風の人がいたことが書かれています。

研究所の管理者は、研究者をがんじがらめに管理したいみたいですが、管理する人には資質が求められます。
研究所役人には、研究者間の抗争を公正にさばく資質が必要です。
それができる人たちはいるはずです。
結局、かけがえのない研究者を守らないと、研究者は日本からいなくなっちゃいます。

>当初生命科学の専門家も想定しなかった科学的成果であり・・・

このプレパラートをはがして遺伝子解析をする作業がすばらしいということが、なぜ、役人書き手にわかるのでしょうか?
実際にプレパラート剥がしをした研究者から、役人は吹き込まれたからでしょう?
役人とES派がツーカーの仲であることがバレバレですよ。

この作業をやった研究者層が、理研を管理する役人たちと結託していたことが良くわかる記述のような気がしますが、そう考える学とみ子は間違っているのでしょうか?

他人のアラばかりみつけようと、プレパラートをはがしたり、拡大鏡ばかりを使う研究者の浅さを管理役人はその質を見破ってほしいですね。

役人が、研究者の上に君臨して指導力を発揮したいと思うなら、研究そのものの理解を深めることが、結局、研究者を正当に評価できると思うのですよね。

小保方氏の実験態度に、役人が接し、そのオーラを感じることができるかもしれません。
研究者たちは、常に競争、抗争してます。
研究者間での争いが公正にさばけるコンプライアンス室があれば、内部の研究者もハッピーでしょう。



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