今は治療のためのセルバンクなるものがあり、幹細胞採取のサービスがある。
体内には、幹細胞が生理的に存在しているが、ウィキの説明は以下である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E
幹細胞という用語で示される細胞に、種類がある。
実際の細胞には、多能性細胞(Pluripotency)と多分化能細胞 (Multipotency) があるとウィキに書かれている。
多能性(Pluripotency細胞は、三胚葉(内胚葉、中胚葉、外胚葉)分化能をもつ。
代表的なものに、
胚性幹細胞(ES細胞)
胚性腫瘍細胞(EC細胞)
胚性生殖幹細胞(EG細胞)
核移植ES細胞、体細胞由来ES細胞(ntES細胞)
人工多能性幹細胞、誘導万能細胞(iPS細胞)
代表的なものに、
胚性幹細胞(ES細胞)
胚性腫瘍細胞(EC細胞)
胚性生殖幹細胞(EG細胞)
核移植ES細胞、体細胞由来ES細胞(ntES細胞)
人工多能性幹細胞、誘導万能細胞(iPS細胞)
上記細胞は、人工的に誘導し、作出された細胞である。
一方、生体内には、肝細胞と呼ばれる細胞が実際に存在する。
多分化能(Multipotency)と呼ばれ、上記に比べて分化能が限定されるが、多様な細胞種へ分化可能である。
muse細胞は、実際の体内から採取することができる幹細胞に属し、かつ三胚葉分化能がある。
さらに、骨髄,脂肪組織,胎盤組織又は臍帯組織, 歯髄等,組織の中にある幹細胞は、間葉系幹細胞と呼ばれる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%93%E8%91%89%E7%B3%BB%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%93%E8%91%89%E7%B3%BB%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E
このタイプの幹細胞は、胚葉を超えた分化はできない(内中外胚葉を超えては分化できないという意味)。
このタイプの幹細胞が作れる臓器は、外胚葉からは外胚葉由来の臓器、中胚葉からは中胚葉臓器、内胚葉からは内胚葉関連臓器と限定される。
しかし、ウィキには、例外があると書かれている。
実は、ここで、”例外がある”と書かれているのがミソである。
胚葉を超えるということは、細胞の遺伝子制御がさらに初期化へ向けて巻き戻ることができるとの意味である。
つまり、細胞の質や初期化条件により、さらなる多能性を発揮することがありうるということだろう。
酸浴は、こうした状態になんらかの変化をもたらすことが発見された。
キメラは何からできたのか?がここで今、話題となっているのだが、普通の頭であれば、その候補となるのは、体内の幹細胞か?となるだろう。
それでも、こうなると、単なる選択とは言えない。
血液幹細胞は、血液系細胞のリンパ球、骨髄細胞などへと、一方交通的に分化できるけれど、巻き戻らないと考えられている。
これらの細胞はさらに巻き戻る能力を持つと考えても良いだろう。
実は、このあたりの細胞の柔軟性というのは、それほど解明が進んでいるわけではない。
そこで、キメラ推論の候補のひとつとしてあがってくるのが、脾臓に存在するCD34細胞であり、その可能性があるかもしれない。
CD34は様々な体性幹細胞の表面マーカであり,骨髄由来の造血幹細胞/血管内皮前駆細胞、脂肪組織間葉系幹細胞などに発現している。
あのね氏の指摘は、脾細胞から各分画細胞をとってきて酸浴させた時に、細胞分画ごとに、いろいろな細胞変化に実験者は気付いたのではないか?である。。
論文では、このCD34陽性細胞を集めて酸浴させたとの記載がある。
しかし、この細胞群では、実際の酸浴後のOctの発現が低かったが・・・。
どの分画細胞を集めると、キメラ作成につながりそうか?
実験者は、いろいろの分画を試みたはずだろうと、あのね氏が示唆している。
胚内という分化増殖蛋白があふれている環境で、各分画細胞はどう立ち回ったのか?