昨日、免疫専門家STAP論者さんのコメントです。
>T細胞は不利にはならないと確信できますか?→確信できます。

yap*ari*w*katt*na*さんは、本日、以下のようなコメントです。
(コメント自体は不承認。理由はいつもと同様の悪意に満ちた悪口がひどいため)

>LさんもSTAP論者さんも、aruimiさんもため息さんも私も、本庶先生や吉村先生も、科学的な考察ができるほぼすべての人が、学さんの珍説は間違いである、という意見なんですけどね。


皆さんは、それぞれ、アンチSTAPのニュアンスに若干、違いがありますが、共通性があります。
アンチSTAP 論者は、それぞれに、“STAP細胞あるべき論”を強く主張されていると思います。
STAPはすごい細胞でなければいけない、論文にそう書いただろう!との主張です。

キメラのTCRは無くてはいけないか?との疑問に対しても、無くてはいけないと主張する方々がここに集まってきています。
今日は、ここを考えてみます。

アンチSTAP 論者は、STAPはすごいものであるべき、そうしたものでないなら、ねつ造が疑われてもしかたない!、疑われるのは当然だ!との主張なのでしょう。

aruimiさんは少し立場が違いますが、T細胞はキメラにならない(なりにくい)説はよく検討せよ!と言っています。

一方、STAP論者さんは、確信をもってT細胞は不利にはならないと言っています。
STAP論者は免疫学の専門家とのことです。

吉村先生も免疫学の教授です。彼も、元T細胞から条件付きでSTAPキメラになると言っています。(この条件を読み取れる人が少ないです。)

なぜ、皆さん、このようにはっきりとおっしゃるのでしょうか?
STAP細胞は増殖力の無い細胞です。初期化の程度も解明されていません。
そのSTAP細胞に、なぜ、ESと同じとの高い要求があるのでしょうか?

一般的に、専門家なる方は慎重な物言いをなさるものです。
過去の論文に書かれていない、過去にやられた実験でない、研究者ご本人もやったことがない実験については、確信ある答えを言わないものです。

なぜ、皆さん、iPS細胞などの遺伝子改変細胞の例しか知らないのに、こんなに元T細胞STAPキメラに確信的なのでしょうか?
STAP細胞は、酸浴後1週間の培養ですが、iPS細胞では、多能性と増殖性をもたせるまでには、大変、てまひまかかります。

てまひまかかるというのは、T細胞作製でも同じです。
T細胞への達成も維持も、条件が大変なのは、多くの論文に示されています。
多能性細胞からT細胞にするまでに随分と手間ひまがかかる(なかなか達成できない)ことは、分化を極めた細胞種は、構造が複雑だからです。
酸浴による初期化直後のT細胞に一大変化が起きるとは、専門家は普通は考えないです。
にも関わらずに、専門家からSTAP絶対否定の言動が出てくることは、STAP事件の特異性です。

この「必ずキメラはできる」はずの強い主張の背景には、科学的理由だけでない社会的理由が感じられます。

それぞれの方のアンチSTAPとなる理由は、同じではありません。
しかし、それぞれ抱えるアンチSTAPの強い気持ちは共通しています。

アンチSTAPの理由から科学的理由を除くと、社会的理由です。
例えば、若山研究室を擁護したい方、事件関係者とお知り合いの方、iPS研究者などの研究ライバルの方など、STAP細胞の登場に危機感を抱いている立場の方など、さまざまな社会的理由が考えられます。

そして、上記の皆さん、科学的にも強いアンチSTAP論を展開されています。
プロになるほど、多くの箇所でSTAP論文の問題点が見えてくるのだろうと思います。

STAP論文の悲劇的な事は、筆頭著者がかかわりの薄い実験が多いにもかかわらず、上司の指示により、論文作製の立場に追い込まれてしまったことです。
そうして、書き上げた論文の撤回を望む共著者から、さまざまな抗議と攻撃が出たことです。

若山氏が、多くの実験データをそのまま小保方氏にわたしたとマスコミに語っています。
小保方氏は、自らやらない実験を含めた論文を書くように言われ、素直に指示に従ってしまいました。
しかし、小保方氏はキメラ実験には関与していないし、幹細胞も作れなかったと言っています。

特に、アンチSTAPの専門家たちが追及するポイントは、”STAP論文で、ES並みの多能性があると書いたではないか!”です。
根拠の実験は、キメラのSTAP細胞の寄与率ではないか?と思います。

こんなすごい分化能と増殖能を論文に書き、STAPはES並みであることを示した、だから、T細胞からキメラもできなければいけないとの論拠ではないか?です。

「STAP細胞は、元T細胞からでもキメラができるほどのすごい酸浴効果のはずだろう!」
「できないなんて言わせないぞ!」
が、アンチSTAP論者たちの主張のように見えます。

アンチSTAP論者さんたちが抱える怒りにも似た、“STAPあるべき論”です。

STAP細胞は、キメラにおいて臓器寄与率が高く、複数のキメラマウスでの数値が論文に書かれています。下に示したアーティクル論文Fig4 d です。
STAP細胞からできたキメラマウスの各臓器のSTAP細胞寄与率が示されています。
縦軸は百分率です。

STAP細胞は、酸浴後1週間で凝集してきた細胞にすぎません。
それを胚盤胞に入れたら、こんなにすごい臓器をつくれるのだから、何でもできるべきだろうと追及したくなるのでしょう。

調査委員会の質疑の席上で、小保方氏の多くの弁明は認められませんでした。
酸浴以外のSTAP実験については、調査委員会は基本で触れない、小保方氏が関与しないとのスタンスは取らないだったのでしょう。

「あの日」ではイエスノーで答える質問が多かったと思います。
小保方氏は、調査委員会に対して、酸浴実験は独自にやったが、他は若山氏の指導による実験でその実態についてはわからないと言ったでしょう。
しかし、この弁明は認められず、多くの他の実験の責任を追及されました。

調査の席上、小保方氏は聞かれもしないのに、ご自身から「私はESを混ぜていない」といったそうです。

小保方氏にとって、調査委員会が真相を調べてくれるという信頼が持てなかったからではないか?、そして、小保方氏がESねつ造した方向で調査委員会が話をまとめていこうとしている様子に耐えられなくなったのでは?を思わせます。
いづれにしろ、ひどい話です。

こうした体験は、本当にメンタルを傷つけると思います。
小保方氏が一番、聞いて欲しいと思うことを、調査委員たちは聞かず、小保方犯行への方向だけで質問が続いたことへの抗議だったのではないでしょうか?

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