http://www3.riken.jp/stap/j/e3document9.pdf
2014年12月19日の日付の丹羽氏の検証実験結果が理研のホームページで公開されています。
そして、以下のように書かれ(青字)、検証事件は成功しなかったとなっています。
そしてまとめの文章でも、どの実験も成功しなかったという印象を与えるような書き方です。

検証の実施期限を来年3月まで予定していたが、以上の検証結果を踏まえ、
検証に関する実験を終了することとした。

○ Oct‐GFPを導入した新生児脾臓、肝臓からのGFP 陽性細胞の出現頻度
は低く、再現性をもって、これらの細胞の多能性獲得、未分化性を分子
マーカーの発現によって確認することは出来なかった。
○ 細胞塊が有する緑色蛍光を自家蛍光と区別することも困難で、その由来
を判定することは出来なかった。
○ 研究論文で報告されたSTAP 幹細胞、FI 幹細胞の樹立条件下でも、形態
的に類似細胞の出現は認めたが、低頻度であり、継代樹立することは
出来ず、これら類似細胞出現の意義を判定することは出来なかった。
○ STAP様細胞塊より、さまざまな手法、条件でキメラ作製を検討したが、
リプログラミングを有意に示すキメラ作成を認めることが出来なかった。

これを読むと、1昨日、このブログで紹介した結果と大分、印象が違います。
論文は、2年後の2016年であり、考察は深まっているはずです。
論文な形態となっているので、正確性も求められるはずです。

2016年の丹羽論文で、学とみ子が一番注目したのは、凝集塊において、初期化を予想させる大きな核の細胞が中心にあり、その細胞では、OCT3/4の発現がRNA及びタンパクレベルでも証明されていることです。まわりには巨核変化が起きない細胞がありました。この意味についてですが、細胞にはそれぞれに異なる能力があり、生き残り機能の高い有能な細胞ができる現象があることを示したものと思います。
これは小保方氏のパートは完全に再現できているということではないかと考えています。

丹羽実験では、用いた細胞が肝細胞であり、酸浴条件はATPです。
しかし、小保方氏の実験がめざしたのは、どのようなタイプの細胞でも酸浴で凝集し初期化する現象を追及していたはずで、どのような細胞でも共通に観察できるからこそ意味があったのでないでしょうか?

バカンティ研究室の発想ですから、将来の臨床応用をめざしているはずです。体細胞に遺伝子導入せずとも、初期化させることができれば将来展望は広がります。
キメラマウスも幹細胞もいりません。

そうした意味では、再現実験では、小保方氏のめざしたものは満たされていました。

以前から、再現実験では、小保方パートは成功していたとの意見は強いですが、それがよくわかります。
しかし、理研の文章にはそうは書かれていません。

STAP論文はこれらの結果では不十分ですし、マウスの種も違うので、論文撤回となりました。と言うより、論文撤回は共同研究者(若山氏)からの要望ですから、本当に特殊なケースですね。

酸浴後に起きた細胞変化は、若山氏の手が入った後は、小保方氏がそれまで経験してきた細胞とは全く異なる(たとえば、増殖するとか、高いキメラ形成能)様相でしたので、彼女自身は随分、困惑を感じていたはずです。

小保方氏は困惑を感じていたでしょうから、論文発表にも不安はあったのではないでしょうか?しかし、その苦しさは「あの日」には書かれていません。

多くの謎を解く鍵は、若山氏が持っていますが、ここは謎のまま残る可能性が高そうです。
ここは、小保方氏には手の届かない部分です。

話が変わりますが、今、NHKでは、紅白を放映しています。
審査員でボクシングチャンピオンの村田選手がでています。
今日の昼のテレビでは、挑戦戦で敗れた時の村田選手が彼の不屈の精神を語っています。
アドラー(心理学学者)の言葉を交えて語っていました。
他人をコントロールすることはできないが、自分自身に向けて挑戦するのはいくらでもできると語っていました。
村田氏は、ネガティブな経験(タイトル挑戦でチャンピオンに負けたこと)は、無駄になることは決してなくて、自らの次の挑戦に生かす材料であると言っていました。

ケヤキ坂46は“不協和音”を歌っていました。
この歌詞は、“納得できない”状況は徹底して戦う姿勢がテーマのようです。

長い人生の中で、誰でも、“納得できない”感情に苦しむことがあります。
そうした苦しい感情は、人々に共通で普遍的感情であるからこそ、歌に歌われるんですね。

小保方氏は“納得できない”感情は、ES混入疑惑のみでなく、博士号の剥奪であったり、返納金についてであったと手記に書いています。
そして、後者の方が怒りが強かったようです。
他人をかばって罪を追ったのに、さらに追及するなんてひどい!と小保方氏は思ったのでしょうか?(想像です)

最近号、手記では、STAP事件の処理内容に、上からの圧力があったと書いてありました。
こうしたことを婦人公論での日記に書くと、
「ねつ造者のくせに反省していない」
「自分の責任について考えたら、そんなことを言える立場じゃないだろう」
「彼女の異常性がこれで証明されている」
などとの、批判は起きます。

小保方氏は、そうした精神異常者論、常習的虚言癖者論が出てくるのを承知しながら、彼女は本音の発言をしたでしょう。

小保方ねつ造論を信じ、彼女に悪意を持つ人たちに振り回されることのなく、本当の気持ちを言える状態まで、小保方氏は復活できているのではないか?と思います。

研究界は何も言ってくれない!理研も何のコメントも出さない!再現実験でも現象が認められない!そんな四面楚歌な周りの状態でも、小保方氏は自らを信じることを言って行こうと思うようになったのでしょう。
そういう意味で、来年も小保方氏もの発言には注目したいと思います。

以下に、秋元氏による欅坂46の“不協和音”の歌詞は、四面楚歌な周りの状態でも信じる行動をする意味で示唆的と感じました。
今年最後の言葉にふさわしく、以下に貼り付けました。。

僕はYes と言わない
首を縦に振らない
まわりの誰もが頷いたとしても
僕はYes と言わない
絶対 沈黙しない
最後の最後まで抵抗し続ける
叫びを押し殺す(Oh!Oh!Oh!)
見えない壁ができてた(Oh!Oh!)
ここで同調しなきゃ裏切り者か
仲間からも撃たれると思わなかった
不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!
君はYes と言うのか
軍門に下るのか
理不尽なこととわかっているだろう
君はYes と言うのか
プライドさえも捨てるか
反論することに何を怯えるんだ?
大きなその力で(Oh!Oh!Oh!)
ねじ伏せられた怒りよ(Oh!Oh!)
見て見ぬ振りしなきゃ仲間外れか
真実の声も届くって信じていたよ
Oh!Oh!僕は嫌だ
不協和音で
既成概念を壊せ!
みんな揃って
同じ意見だけではおかしいだろう
意思を貫け!
ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺(あざむ)きたいなら
僕を抹殺してから行け!