理系学部卒さんから以下のコメントをいただきました。青字

あなたには理解し難いかもしれませんが、桂報告書には何故小保方氏の証言の信憑性がないかについて、理解できる程度には説明が書かれています。たしかに、学さんの仰る通り、小保方氏の証言が信頼できないことについてもっと詳細な根拠を記載することもできたとは思います。しかし、一般に公開する不正調査報告書に、(組織のトップ以外の)特定の個人をそこまで追い詰める記載は通常行いません。学さんが、理研は小保方氏を切り捨てて、若山氏を守ったと思いたい気持ちはよく分かります。しかし、あのように注目度の高い事案で、そのような政治的な動きをしたとしても、小保方氏が弁護士を通じて「私はこのように証言したのにそれが採用されていないのは不当な取り扱いだ」と訴えれば、理研及び桂委員会はたちまち窮地に追い込まれます。学さんは、「マスコミも含めて抱き込んだのだ」等と思いたいかもしれません。しかし、国際的に注目を集める中で、世界中のマスコミを黙らせるだけの力が理研にあったのでしょうか?

ご意見をありがとうございます。

コメント最後だけ読むと、マスコミをたてるために小保方単独犯(疑い)説を採用したになってしまいますが、理系学部卒さんはそのような意味でおっしゃったのではないことはわかっています。揚げ足取りではない建設的意見交換をQAにしたいと思います。

>(組織のトップ以外の)特定の個人をそこまで追い詰める記載は通常行いません。
小保方氏を、そこまで追い詰めていませんか?研究者にとって、図表の改変でなく、論文の根幹に関するねつ造疑惑は致命的です。事実、致命的となりました。混入しなくても、遺伝子酷似の結果となる可能性もあると書き込めなかったのでしょうか?

桂調査委員会の委員たちは、小保方氏の証言の信憑性がないと判断したのでしょうね。残念ですが、それは確かなことでした。小保方氏は、心身消耗状態していて、支離滅裂だったから、あるいは、前言をひるがえしたたり、不穏な様子で自信を欠いていたせいかもしれません。

こうして追い詰められた時、女性は圧倒的に不利ですね。健康な男性たちは理解できません。僕だったらあきらめないでがんばるとか・・・とかの発想しかありません。
体力がないというのは理由にならないとの男性研究者の主張は、その通りです。
だから、女性は脱落していくのです。水面下の出来事、ガラスの天井の出来事として、世間では似たような事件は起きています。

委員たちは皆、健康でエネルギッシュな男性たちです。被疑者の不穏状態に配慮するとか、ドクターストップの判断ができる人たちではなかったということなのでしょうね。主治医はいたのでしょうが、割り込ませてもらえなかったと思います。

小保方氏は、上司に頼り切っていたところを裏切られて、圧倒的不利に瀕して思考がまわらなくなり、対策が後手後手になったと思いますね。
経験の無いことはうまく乗り切れないものです。心身困惑の小保方氏に寄り添って誠意をつくしてくれた委員もいたと思いますが、委員たちは、彼女の状態を真に理解できなかったのではないでしょうか?分子生物学の専門家たちには無理な期待でしょう。

委員たちの中に、妻や恋人との不和で苦しんだ経験を持つ人や、女性の思考過程に理解のある人がいたなら、小保方氏の言動に配慮できたかもしれません。急きょ選ばれた桂調査委員会の委員たちにとっても、困惑の日々だったと思います。

結局、委員たちは、中立な立場に立ちたくても立てません。委員たちも分子生物学会に属していたりとか、自らの今後の研究生命があります。さらに、委員たちはマスコミを納得させる重い任務を感じていたでしょうし、そうした外圧を無視できません。委員たちが被疑者からの説明を中立に聞ける立場ではなかったのであろう事については、いろいろな方がコメントしています。


一方、若山氏の言い分は理路整然としていて、スキがなく、ストリーはすでに組み立てられていました。委員たちが、そのストリーを突き崩すことは難しいと思います。
何しろ、現場で実験した人と、話を聞くだけの人(委員)の間には、圧倒的な知識の差があります。

若山氏の会見の時、彼の主張はストリー性がありましたし、その前から、根回しも、準備もしてきたと思います。そして、どのような質問に対しても、常に真正面から向き合いエネルギッシュでした。
あの時の若山氏は、これから戦闘機で敵陣に突っ込む戦士のような思いつめた表情でしたので、実験中からずーと準備万端に理論を整理していたと思います。
若山氏は男性ですので、このハイテンションを長く保つことができました。
この差が女性である小保方氏とは勝負にならない点です。

すでに、若山氏は、クローンマウスを作った時にねつ造疑惑をかけられてそれを実力で乗り切った時の経験やらスキルやら、理論武装が完璧なのです。

>彼女は「あの日」に書かれたことを調査委員会に話していないだけでなく、・・・
nteさんのコメントです。これは確かなのですか?
何か聴取記録とか公開されたものがあるのですか?

>バカンティさん、小島さんに協力を願い出た様子もありません(データ提出や再現のことなど)。代理人を依頼していたのだし、体調不良だったらそれなりにできることはあったと思いますが、証拠集めを全くと言っていいほどしていません。

ここは注目できるかもしれませんね。小保方氏がどのような「対抗措置」を講じれたかはわかりません。適切な「対抗措置」であっても、却下されたかもしれませんし、見当はずれな「対抗措置」だったかもしれませんし・・・。でも、これ以上、関係者の迷惑をかけたくない、どこで助けを求めるべきかの判断も難しいと感じたとか、大きな葛藤があったと思います。苦しい葛藤を乗り切るためには、眠れて食べられて・・が保ててないと・・・。

小保方氏、若山氏のどちらがじょうずに委員たちにプレゼンできるかの勝負は見えています。
STAP幹細胞を作り、その性質を調べたのはESに精緻した若山研究室です。実験の流れとして、「あの日」の記載は自然です。

小保方氏は、「あの日」に書いたように、自らの実験でないと主張しても、調査委員会が認めなかったかもしれませんし、途中で主張を諦めた可能性もあったかもしれません。