はちべえ様から、以下のコメント(青字)をいただきました。
桂報告書をどう読むか?との課題とも関連しますが、理研内部調査員の中には、ねつ造ではないと思っていた調査員がいたとのご示唆です。つまり、反ねつ造派の内部工作員がいただろう・・・です。
ここをもう少し考えてみましょう。

飛行機事故の調査委員会と違って、証拠品が若山研の自己申告によるものだから調査委員会もつらいよね。元々、ES混入じゃないかと疑われていたところに酷似のESを差し出されたんじゃ、無理もないかも。けど、調査した人の中にも、ES由来じゃないと気付いた人がいるようで、報告書の所どころにメッセージが入っていますね。129/GFP ESよりFLS3の「近縁率」が高いとか、テラトーマにOct4がちょこっと検出されてる図とか。わざわざそういうデータを載せてるのは、上の方針には逆らえないけど、なんとかそのことに気付いて欲しかったんでしょうね
 
桂報告書26頁には、若山研究室の研究員は、以前から、サンプルの本当の中身(実際の細胞名)と、サンプル名を、あえてまぎらわしくごちゃごちゃにして、GRASに持ち込んでいたとの記述があります。
つまり、以前から、若山研究室の仕事に対して、遺伝子グループが点検をしていて、両者間には、しかけた、しかけられたとの抗争がある事が、桂報告書に書き込まれているのです。

これを読むと、一般読者は、若山研究室と遺伝子解析グループの間には、不信感があったことを悟ります。
普通はこうした内部抗争を疑わせてしまう記述は書き込まないとおもうのです。

なぜ、こうした記述がなされたかを考えると、ここにも、理研内部の(小保方派)工作員の存在を想像させます。
反ねつ造派の人は、理研内部の問題点を表面化させておく必要があると考えたのかもしれません。

この記述があえて報告書に書き込まれ、ねつ造派が削除しなかったのは、小保方氏をけなすための記述であったからでしょう。それなら、ねつ造派がOKするのは有りかな?と思います。

桂報告書6、7ページにある、以下の文章も気になります。(青字)
残った 1,290SNPs を用いて比較を行うと、STAP 幹細胞 FLS3、FI 幹細胞 CTS1、および、ES 細胞 129/GFP ES は同一細胞株といって良い程の高い類似性を示すことが判明した。従って、STAP 幹細胞 FLS3、FI 幹細胞 CTS1、および 129/GFP ES は同一の細胞由来であり、ES 細胞 FES1 と同 一、あるいはそれから派生した株の可能性が高い、と結論づけた。
 

この両欠失は、 市販の 129 の亜系である 129 x 1/SVJJmsSlc(SLC)と 129+Ter/SvJcl(CLEA)のいずれにも存在しない。また、この第 3 染色体の 5kb の欠失も、市販の B6 の亜系である C57BL/6JJmsSlc (SLC)、C57BL/6NCrSlc (SLC)、C57BL/6J (Charles River)、C57BL/6NCrl (Charles River)、C57BL/6JJcl (CLEA)、C57BL/6NJcl (CLEA)のいずれにも存在しない。 さらに、2010 年に若山研で受精卵凍結された Acr-GFP/CAG-GFP マウスにも存在しなかっ た。  もし、これらの細胞が論文に示されていた(129 x C57BL/6)F1 から作製された株で あるなら、これら 2 個所の欠失の両方、または片方が市販の 129 系統、C57BL/6 系統の いずれかに存在していなければならず、STAP 研究の行なわれた 2 年強という期間でこれ ら 2 個所の欠失が生ずることは考えにくい。従って、この結果は、これら 4 種類の細胞 が、論文に示されていた(129 x C57BL/6)F1 マウスから直接作製された株ではないことを明確に示している。 
 
上記(青字)は、小保方氏に渡されたマウスが普通のマウスではないと、桂調査委員会が強調していると読むこともできます。又、一般的に知られたESでもないとも言っているような気がします。FES1はオリジナル?と考えられるのでしょうか?こんなに傷があって良いのだろうか?
ESでねつ造して論文とすることの難しさを知る人たちは、同一の細胞ではなさそうなのに、これだけ似てしまう原因をあれこれ考えたと思います。