桂報告書には25頁(一部省略) 青字
論文(Fig.2など)に使用されたFI幹細胞CTS1には、論文に記載されたOct4-GFPの挿入は確認できず、代わりに Acr-GFP/CAG-GFP遺伝子が挿入され、ES細胞FES1とSTAP幹細胞FLS3と完全に一致する。
小保方氏への書面調査で、小保方氏はマウスの遺伝的背景を把握していなかったこと、また、若山氏から(Oct4-GFPを有す る)GOFマウスを渡されたものと思っていた。
(評価) Letterに使用されたFI幹細胞CTS1にOct4-GFPの挿入がなく、Oct4-GFPが挿入されたFI幹細胞が作製された事実はない。 一方、2回目のFI幹細胞作製の際の若山氏の実験ノートにマウスの遺伝的背景の記載は なかったことから、2回目に作製されたFI幹細胞株は、GOFマウス由来のSTAP細胞から樹立されたFI幹細胞にES細胞FES1が混入し、これが残存した可能性は否定できなかった。 Arc-GFP/CAG-GFPが挿入されたFI幹細胞株またはOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株とES細胞FES1の混在サンプルによって作製された可能性が あると判断した。
小保方氏への書面調査で、小保方氏はマウスの遺伝的背景を把握していなかったこと、また、若山氏から(Oct4-GFPを有す る)GOFマウスを渡されたものと思っていた。
(評価) Letterに使用されたFI幹細胞CTS1にOct4-GFPの挿入がなく、Oct4-GFPが挿入されたFI幹細胞が作製された事実はない。 一方、2回目のFI幹細胞作製の際の若山氏の実験ノートにマウスの遺伝的背景の記載は なかったことから、2回目に作製されたFI幹細胞株は、GOFマウス由来のSTAP細胞から樹立されたFI幹細胞にES細胞FES1が混入し、これが残存した可能性は否定できなかった。 Arc-GFP/CAG-GFPが挿入されたFI幹細胞株またはOct4-GFPが挿入されたFI幹細胞株とES細胞FES1の混在サンプルによって作製された可能性が あると判断した。
桂報告書は、FI細胞の存在を認めるのか?認めないのか?はっきりしない。
STAPが無いなら、それから作製したFI 細胞もないはずなので、FI細胞そのものの存在を認めない立場だ。
しかし、報告書は、そうは言っていない。FI細胞にESを混ぜたなどと言っているのである。
混ぜて話が通じるのは、遺伝子解析の時だけだ。
生きた細胞は、お互いにせめぎ合ってどちらかになってしまう。
上記の桂報告書の記載には、FI細胞にESが混じったかも・・・と書かれている。
しかし、これには根拠はなく、誰かがそのように想像したというだけの話である。
こうした公的報告書に、想像を持ち込んで、良いのか!と思うし、ESの混入などは、多数考えられる可能性の一つに過ぎない。
こうした桂報告書自らが犯しているミスを思えば、第三者が想像してES混入などあり得ないとの意見を書き込んとしても、桂報告書作成者が批判するのは当たらない。
FI細胞は、STAPをFgf4で培養したらできる幹細胞であるが、この培地はTSの増殖に有利であるが、ESには不適とされている。そこで、遺伝子解析の時だけ、FES1を混ぜて、FI細胞がTS、ESの両者の遺伝子発現をするかのように偽装することは可能かもしれない。
しかし、誰がその技をやれる立場なのでしょうか?桂報告書作成者によれば、それは小保方氏ということなのでしょうけど・・・。
しかし、「あの日」では、FI細胞は若山氏が自ら独占的に実験をして樹立したとあるので、若山氏がどのような実験をしているのかを知らない小保方氏が、都合よくESを混ぜる事などできない。
STAPがESの場合、FI細胞をSTAP細胞から作ったと主張したい人は、あらかじめFI細胞の性質を頭の中にイメージしていて、それに合わせてESやTS細胞を入れたり、入れなかったりする技が必要だ。
ACTH+LIFで培養した時には、TSは混ぜないで遺伝子解析に廻す必要がある。
一方、FI細胞の時にはTSを混ぜ、FI細胞を再度LIFで培養したらES様になるので、この時にはTSを混ぜない。
こうしてFI細胞の特徴を頭の中で作り上げ(これこそねつ造作業!)ストリーをあらかじめ組み立てておく必要がある。
このイメージさえ作れば、わざわざ、実験などもする必要もなく、手元の細胞を混ぜたり、混ぜなかったりすれば良いのである。
STAPはESであるとの説で結論つけてしまえば、そこからFI細胞などはできるわけはなく、ES細胞をFI細胞とラベルして、FI細胞ができたかのようにみせかける話である。
そこにTSを入れるか入れないかで、いかにも多様な細胞に変化するように見せかけたということになる。
桂報告書に、FI細胞があったかのように書かれている事自体が、ES説に矛盾する。
渡されたマウスの遺伝子背景も知らない小保方氏が、FI細胞の実験をできる技を持ち合わせないのは明らかだ。
それでは、誰がTSとESを混ぜたのかとなると、それができた人はもう若山氏しかいない。
渡されたマウスの遺伝子背景も知らない小保方氏が、FI細胞の実験をできる技を持ち合わせないのは明らかだ。
それでは、誰がTSとESを混ぜたのかとなると、それができた人はもう若山氏しかいない。
しかし、これもとても考えにくいことである。そうなると、FI細胞のような動きをする特殊な細胞はその時あったのだろうということになる。幻の細胞がその時にあった!と想像できる。
教科書的には、受精卵が、2分割、4分割と細胞の数を増やしていく数日の短い間に、TSとESに分化し始めて胚盤胞が形成されて、子宮壁に着床するとのことである。
この数日は細胞自体の持つ自律性が極めて高く、細胞として不安定な時だろう。
しかし、一般的には、一旦、TSとESに分かれると、安定状態の細胞となり、保存などの操作をしても遺伝子が維持されるので、機能解析が可能になるのであろう。
だから、ESとして安定した状態の細胞は、胎盤をつくる能力をすでに手放しているようだ。
細胞の分化は一方通行と考えられてきたにもかかわらず、FI細胞では、両者間を行き来することができることがわかった。
これは、STAPがすごい細胞になった!と若山氏は喜んだであろう。
STAP細胞の元になったのは、どんな細胞であってもかまわない。遺伝子がどのような構造をしていてもかまわない。クローン技術の動物だった可能性もある。遺伝子の狂った細胞の場合にだけ起きる幻のような現象だったのかもしれない。正常な遺伝子構造の細胞では起きにくい現象だったなのかもしれない。
FI細胞は、ES細胞よりさらに初期化した細胞で、非常に不安定な状態であろう。
こうした細胞が、たまたまできても新規生物学の分野では不思議でもなく、若山氏はラッキーな発見者だ。
しかし、若山氏は一旦得たはずの細胞であっても、その後に再現性が得られずに悩んだのであろう。
ここまでのストーリーでは、学者として普通だが、その後、若山氏は、小保方氏のSTAP論文執筆に協力せず、草稿も見ようとしないのである。
小保方氏は図表の配置や説明にも苦労し、それが論文発表後にすべて非難の対象になってしまう。
そうしたSTAP無視の状態にもかかわらず論文発表のセレモニーには、若山氏は参加して、小保方氏と言葉を交わしている。
しかし、その後すぐ、若山氏は、はっきりとアンチSTAPを表明する。そして、小保方氏がねつ造したかのように、須田氏に語るのである。
小保方氏の技が及ばないレター論文についても、小保方氏のねつ造関与を調査委員会に語ったのであろうか?
一般人の目の前には、なにがなんでも撤回を希望して行動した若山氏の姿しか映らない。
彼はSTAP研究に決裂して、二度と着手しようとしない。
自らの主張を通すためには、マスコミの須田氏をおおいに利用したくせに、その後はマスコミを排除し一切を語らない・・・。この若山氏の不可解な変化にSTAP事件の鍵がある。
レター論文は、若山氏でなければできない内容だ。そのレター論文のファーストオーサーが、若山氏でないのは、少々不思議な気もする。しかし、小保方氏は、若山氏のために仕上げたいとの思いがあったのは確かなのだろう。STAP研究のプライオリティに伴うトラブルが、若山氏の心境やその後の行動にどのような影響を与えたのは、わからない・・・。
細胞の遺伝子をどのような改変させると、ES細胞よりさらに初期化に向かうのか?人工的に臓器を作らせるには、どこの遺伝子を抑え、どこを刺激するのか?こうした医学研究は、予算と人の努力をふんだんに使っても得るものがある分野と思う。