小保方著「あの日」が発売になった頃、アマゾンレビューには、いろいろな意見が書き込まれた。
非好意的なレビューとして、「あの日」は、若山氏を非難する内容の部分が多すぎるとの指摘が少なくなかった。
研究を指導してくれた上司に対して失礼だ、無礼だ!との指摘だ。
確かに,「あの日」の小保方氏の記述には、若山氏を非難追及する記述が多かったと思う。
しかし、しばらく後になってから、学とみ子は「ねつ造の科学者」を読んだ。
「ねつ造の科学者」を読む前までは、若山氏の発言はやむなくの事情によるものの言動で、若山氏は決してアンチ小保方ではないと考えていた。
若山氏が沈黙を保っているのは、若山氏はむしろ、訴訟に持ち込みたいと考えていて、訴訟になれば真実を話すつもりでいるからだと勝手な想像していた。
しかし、「ねつ造の科学者」の読後は、小保方氏への批判はあたらないと感じた。
「ねつ造の科学者」を読むと、論文発表後の若山氏の変心ぶりが良くわかり、若山氏は小保方氏がねつ造をした(らしい)との情報を積極的にマスコミにもらしているのである。
こうした若山氏による問題行動を知ると、小保方氏も自らを守ろうとするのは当たり前だ。
この事件は宮部みゆき氏の言うように、関係者はすべて不幸な顛末になっている。
しかし、何と言っても、ねつ造犯の疑いが強く向けられた小保方氏は、最大な被害者であると思う。
最近のこのブログで、残された検体の正当性が問題視され盛んに議論されている。
残存検体において遺伝子が検索され、結果は出たものの、解析された検体が、実際の実験や論文と関係しているかの証拠がないのである。
FI-SC3のように、混ざりものであることがわかったものの、誰がいつまぜたのかがわかない。
実際に、実験に使われたかどうかもわからない。
つまり、遺伝子解析が終わっても、残存検体で何かを証拠を示す事ができないのだ。
これは、以前から擁護派が主張してきたことであり、理研の上層部も、マスコミからのしつこい追及に対し、残存検体の検査は意味がないと言ってきた。
だからこそ、上層部は再現実験を進めた。この行為は、上層部が、小保方氏のねつ造を信じていなかったことの何よりの証拠と思う。
しかし、上層部の守りの壁は崩壊した。
国内外のねつ造派とマスコミが、残存検体の解析をしつこく、理研にせまり、上層部が持ちこたえられなくなったようだ。
国内外のねつ造派とマスコミが、残存検体の解析をしつこく、理研にせまり、上層部が持ちこたえられなくなったようだ。
結局、理研は、内外からの要望に負けて、残存検体における遺伝子解析を許可したのである。
遺伝子検査を行い、調査報告書を書けるのは、自己点検委員会につながる理研の研究員たちであった。
理研の上層部は、もはや自己点検委員会組織に解決をまかせざるを得ない状態に追い込まれたのだろう。
報告書を仕上げるというタスクを任された理研の研究員たちの権力は絶大となった。
報告書には、ねつ造派の人たちの努力は盛り込まれたが、アンチねつ造派の人たちの悩みや疑問も書き込まれた。ねつ造派の主張である、細胞の同一性が、かえっていろいろな疑問を呼ぶことになったのである。
さらに、今となっては、ねつ造派も、検体の正当性の証明にはつまずいている。
特にこの混ざりものの検体、FI-SC3の扱いについては、本当に困るだろうなと思う。
特にこの混ざりものの検体、FI-SC3の扱いについては、本当に困るだろうなと思う。
一流の研究所で、細胞を不正に混ぜることができる職場環境が暴露されてしまったからである。
こうした研究所では、他にもいろいろ不正があるのだろうとなってしまうのである。
論文発表後に、ねつ造疑惑が発覚してから、小保方研で所有する検体の保全処置をしてもすでに遅いのだ。
STAP実験中に、すでに問題行動は実行されたことを視野におく必要がある。
誰か、だまって検体を冷凍庫に置いた人がいる、誰か、マウスをすり替えた人がいる、などなど、いくらでも問題行動が可能となる職場環境であったことがみつかってしまった。
世界中のライバル研究所が、理研の失墜を待っていたであろうと想像できてしまうのである。
残存検体の遺伝子構造を克明に調べ、その関連性を紐解く作業は、大変な努力を要したであろうし、つじつまが合わないことも起きたであろう。
その上、解析スタッフは、検体の正当性についても悩み続けながら、困難な謎解きを余儀なくされた。
桂調査委員会の委員たちは、独自の解析手段やスタッフを持つわけではなかった。
従って、困難な謎解き作業をまかされた理研の研究員たちは、小保方氏に対して協力が十分でないと、怒りを示していたであろう。
フランス革命にせよ、共産革命にせよ、ブッシュのイラク戦争にせよ、正義や自由がふりかざされるときのほうが、残虐行為や違法行為が起こりやすいと言えます。
記者の偏向した取材ぶりもそうですし、通常、調査段階では被疑者の一人になるべき人が、最初から第一発見者として守られるというのも奇異なお話だと思います。
その履歴が克明に記録されていた実験ノートさえあれば・・・。自らの無実も証明できたのに。
そこから目を背けている限り、真実に辿り着くことはないでしょう。
若山さんは実験のすべてを記録してあるといわれてました。
若山さんの実験ノートをみればわかりますよね。
「FI-SC3」は残存検体ではありません。
「FI-SC3」は、小保方氏がFI幹細胞だと称して2013年6月にGRASに提出したサンプルであり、「FI幹細胞」と称した3回目のサンプルです。
不正調査委員会は、「FI-SC3」の残存検体の遺伝子解析をしたのではありません。
正確には小保方氏が公共データベースに登録した「FI-SC3」のRNA-seqデータを解析したのです。
FI幹細胞データに関しては当初の解析結果が小保方氏の希望の分布をとらなかったこと、それにより同氏が追加解析を実施していること、当初解析結果と追加解析結果で使用したマウスの種類も含め結果が異なること、複数細胞種を混ぜた可能性が高いこと(故意か過失かは不明)を考察すべきですね。
相変わらず、詭弁がお得意のようですね。
ChIP-seqやRNA-seqなどの公開データに関する疑義については、GRASにサンプル提出したのは全て小保方氏であり、若山氏の実験ではないので、若山氏の実験ノートに書いてあるはずもないでしょうに。
>>若山さんは実験のすべてを記録してあるといわれてました。
>>若山さんの実験ノートをみればわかりますよね。
若山さんご自身が行なった実験はわかるでしょうね。
でも、小保方さんの行った実験については、若山さんの実験ノートからはわからないでしょう。
まさか、『実験のすべて』とは、小保方さんの実験も記録されていることを意味している、とお考えではないでしょうね???
桂報告書の16頁
>小保方氏らは、再度サンプルを2013年1月および6月にGRASに提供し (TS 細胞 1 種類(TS2)および FI 幹細胞 2 種類(FI-SC2、FI-SC3))、データの再シークエンスを 実施した。
“再”の使い方ですが、2013年の持ち込み時にシークエンスしたが解析せず?、調査委員会が再度、シークエンスもして解析もしたという意味ですね。
一方、2012年1回目の持ち込み時には、この時にシークエンスし、残ったこの遺伝子データで解析をしてますね。
1回目は残存検体がなかったから、2回目の検体は残っていたからとの状況の違いですか?
桂報告書には、どのデータを採用するのかは、笹井氏と小保方氏で選んだとありますが、桂報告書のような十分な解析はされていないはずですよね。それでなければ、論文に載せるはずはないでしょう。ここは、すごい謎だとおもうのですが、何かお考えがありますか?
FI幹細胞は全て若山さんが樹立したと報告書に書かれています。
論文記載のFI幹細胞の記録がないということが信実かどうか、ノートを見た上での判断ではないようです。
Letter Fig.1a,b ,この重要な画像の取り違いに関して、メモにて確認と書かれています。
若山さんはチームリーダーですし、若山さんのノートが非常に重要であることはご同意頂けると考えますが。
一度に多くの藁人形を拵えられると、回答するのが辛いです。
>FI幹細胞は全て若山さんが樹立したと報告書に書かれています。
>論文記載のFI幹細胞の記録がないということが信実かどうか、ノートを見た上での判断ではないようです。
調査報告書P.25から引用↓
"また若山氏の実験ノートから、上記のあと(2012年7月9日)にも若山氏がFI幹細胞株を作製していることも判明した。このときは使用したマウスの記載がなく、遺伝的背景は不明であった。ただし、若山氏の聞き取り調査から、CAG-GFPを有する129B6F1マウス以外(論文記載のOct4-GFPの挿入を持つマウスを含む)からFI幹細胞を樹立した記憶はないことが明らかになった。なお、小保方氏は論文に使ったFI幹細胞を樹立したことはなく、以上のFI幹細胞株の樹立はすべて若山氏が行ったことが明らかになった。"
(続く)
"以上の2回に分けて作製されたFI幹細胞株は、CDB A棟のフリーザー内に「Call TS-1」、「Call TS11〜TS13」として保管されていた。またこれらは、若山氏の実験ノートの記載「2012年5月25日作製(1ライン)」と「2012年7月9日作製(3ライン)」に一致していた。
このうち論文(Fig.2など)に使用されたFI幹細胞CTS1(Call TS-1)に対して理研がゲノム解析を実施した結果、論文に記載されたOct4-GFPの挿入は確認できず、代わりにAcr-GFP/CAG-GFP遺伝子が挿入されていることが判明した。またFI幹細胞CTS1のゲノム配列パターンは、それ以前に作製されていたES細胞FES1(2005年にAcr-GFP/CAG-GFPマウスより樹立)とSTAP幹細胞FLS3(2012年1月28日~同年2月2日にAcr-GFP/CAG-GFPマウスより樹立)と完全に一致することが判明した。"
(続く)
"なお小保方氏への書面調査で、小保方氏はSTAP細胞を作製する際に若山氏から渡されたマウスの遺伝的背景を把握していなかったこと、また、若山氏から(Oct4-GFPを有する)GOFマウスを渡されたものと思っていたことが明らかになった。"
これらの記述から、若山さんの実験ノートから、多くのことが明らかになっています。
一方で、小保方さんは、論文記載のFI幹細胞の記録について、何ら明らかにしていません。
(この項おわり)
>Letter Fig.1a,b ,この重要な画像の取り違いに関して、メモにて確認と書かれています。
調査報告書P.21~22から引用↓
"(調査結果)
Letter Fig.1aが同Fig.1bと同様にSTAP細胞由来のキメラである点は、蛍光顕微鏡付属のハードディスクに残存する写真(2012年7月17日撮影)と若山氏のメモにより確認した。長時間露光の写真はハードディスクに存在しなかったので、論文のこの記述は誤りと考えられる。一方で、デジタル的に増感させた痕跡も確認できなかった。"
(続き)
調査報告書P.30から引用↓
"第二は、論文の図表の元になるオリジナルデータ、特に小保方氏担当の分が、顕微鏡に取り付けたハードディスク内の画像を除きほとんど存在せず、「責任ある研究」の基盤が崩壊している問題である。最終的に論文の図表を作成したのは小保方氏なので、この責任は大部分、小保方氏に帰せられるものである。また、STAP幹細胞、FI幹細胞、キメラマウス、テラトーマなどについて、作製後の解析を行ったのも大部分が小保方氏だが、その実験記録もほとんど存在しない。本当に行われたか証拠がない(行われなかったという証拠もない)実験も、いくつか存在する(細胞増殖率測定、Oct4-GFPを持つFI幹細胞の作製など)。"
調査報告書内のハードディスク内の画像で該当するのは、Letter Fig.1aであり、それは小保方さん担当分です。実験ノートに記載すべきは小保方さんであり、若山さんではありません。小保方さんはメモすらお持ちではありませんでした。
(この項おわり)
>若山さんはチームリーダーですし、若山さんのノートが非常に重要であることはご同意頂けると考えますが。
若山さんの実験に関しては、若山さんのノートが非常に重要ですが、小保方さん担当分すべて実験ノートに記録すること自体の責任は、若山さんにはありません。
もちろん、小保方さんの実験ノートの確認を怠っていたことについては責任があり、調査報告書でも断罪されています。
調査報告書P.30から引用↓
"第四は、このように実験記録やオリジナルデータがないことや、見ただけで疑念が湧く図表があることを、共同研究者や論文の共著者が見落とした、あるいは見逃した問題である。また、STAP幹細胞やキメラについて明らかに怪しいデータがあるのに、それを追求する実験を怠った問題もある。これらに関しては、STAP論文の研究の中心的な部分が行われた時に小保方氏が所属した研究室の長であった若山氏と、最終的にSTAP論文をまとめるのに主たる役割を果たした笹井氏の責任は特に大きいと考える。"
まとめです。
クローンさんは、若山さんに責任を押し付けようとお考えのように、私は受け取りました。
私は、若山さんが小保方さんの実験ノート他の記録を確認しなかった、チームリーダーとしての責任はあると思いますが、小保方さんが行なった個々の実験について、実験ノートに記録すること自体は小保方さんの責任だと考えます。
その点について、ご理解いただけないようであれば、お話は終わりです。
>「FI-SC3」は、小保方氏がFI幹細胞だと称して2013年6月にGRASに提出したサンプルであり、「FI幹細胞」と称した3回目のサンプルです。
あなたの論説は、あたかも小保方氏がFI幹細胞を作製してGRASに渡したかの表現になっています。
STAP細胞検証の根幹に関わる事柄であることから、とても不適切です。
どこが不適切なのか、理解できません。
貴方は不正調査報告書を読んでないのですか?
> “再”の使い方ですが、2013年の持ち込み時にシークエンスしたが解析せず?、調査委員会が再度、シークエンスもして解析もしたという意味ですね。
違うと思いますよ。
なぜ調査委員会が出てくるのか?
主語は明確ですが、、、日本語が読めないのですか?
どうも学さんは、遺伝子解析というものを誤解してばかりのようですね。
2017/6/11(日) 午前 0:45 のコメントは承認いただいたようですが、なぜかその前の
2017/6/11(日) 午前 0:21 のコメントは未承認のままですね。何か問題があるのでしょうか?