「あの日」142頁には以下のように書かれている。青字
論文発表後に理研に届いたメールの内容は、“私(小保方氏)が筆頭著者の過去の論文に、PCRのゲルの使いまわしの疑義があるというものだった。悪質な研究不正を行うことが明白なので、耳が痛い話とは思いますが、容易に信用しないようになどと書かれていた。
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このメールに記載されていた内容と同じPCRのゲル写真の情報が、インターネットを通じて広範に出回るようになった。
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3月に入ると分子生物学会の大隅典子理事長から声明が出され・・・・論文に関する生データの取り扱いや実験方法記述について・・・・多くの問題点が指摘されていることを・・・
これら論文に対する適正な対応を強くお願いします。・・・・・
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このメールに記載されていた内容と同じPCRのゲル写真の情報が、インターネットを通じて広範に出回るようになった。
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3月に入ると分子生物学会の大隅典子理事長から声明が出され・・・・論文に関する生データの取り扱いや実験方法記述について・・・・多くの問題点が指摘されていることを・・・
これら論文に対する適正な対応を強くお願いします。・・・・・
これらの出来事からわかることは、分子生物学会は、ネーチャー発表論文についての、図表や記載の問題を指摘しているのである。
しかし、今になれば、分子生物学会は小保方氏の新人研究員たるが故の問題点を指摘しようとしたわけではないことは、明らかである。
2014年12月25日、最終の調査報告書が発表された後に、分子生物学会の感想を私なりに想像してみた。
、「私たちの指摘した実験手技のミスや画像の取り間違えが認められたことは、大変意味があった。」と分子生物学会はコメントするだろうか?もしそうなら、以下のような感想であるはずだ。
以下、学とみ子の作文です。茶字 下手な文章であるとお断りしております。
「分子生物学会会員は、新人研究者の書いた論文に多くの問題あるミスをみつけた。学会あげて、論文中の未熟なミスを探し、問題視すべき事を公表した。そして、こうしたミスの多い論文を取り下げるよう著者や理研に勧告した。
しかし、学会が多くのミスを追及していく過程で、さらに大きなねつ造の事実をつかむことができ、理研はねつ造の有無について調査にのりだした。そして、論文そのものがねつ造であったことが判明した。
学会は、発表からすみやかに、論文の未熟性と問題点を見通せた。これは、先見の明と言って良いだろう。」
とか・・・
実際に分子生物学会から、どのような公的コメントが出たのか知らないのだが、どなたか教えて欲しい。
遠藤氏の総括と同様に、”ねつ造は許さない” だったのではないだろうか?
遠藤氏は最初から、“捏造を世界に公開しているのです”として、小保方氏を非難していた。
そうした意味では、論旨ははっきりしているし、彼は素直である。遠藤氏は、笹井氏の政治力が強くて、ねつ造がそのままになっていることを憤慨している様子であった。
そうした意味では、論旨ははっきりしているし、彼は素直である。遠藤氏は、笹井氏の政治力が強くて、ねつ造がそのままになっていることを憤慨している様子であった。
しかし、遠藤氏が、そうが言えるのは、2月末の公開データ以後である。遠藤氏がいつから公開データ解析に着手したかは不明だが、相当に早い!であろう。
証拠がないと非難されることをあえて書くなら、公開データ前からかもしれない。
すでに、GRASのデータは、1年目前以上から“十分に解析されず”にGRASにあるのである。
もちろん、解析には著者らの許可が必要であることからして、実験をおこなった研究員には、勝手な解析はご法度なのだろうが、小保方氏ら著者らは遺伝子解析の専門家ではない。
解析の意味するところは、専門家にゆだねなければ結果は引き出せない。
少なくとも、「あの日」で見る限り、小保方氏は解析結果を知らない。アクロシン入りであることを知るのは、発表後の騒動以後である。
騒動勃発後の出来事は、「あの日」に書かれている。NGS担当者は、解析することを止められているのである。
GRASと、関係研究者らとの情報のやりとりの経過は、裁判にならない限り、明らかにされないかもしれない。
もし、著者らに解析データが入らず、勝手に解析されたデータが外部に流出していたとの証拠がつかめれば、この事件に新たな展開が見えてくる。