2月28日に、詫摩雅子氏がヤフ-ニュースに書いた記事、「STAP細胞をめぐるNHKスペシャル BPO判断に問題はないのか?(1)がある。
以下がタイトルである。
「小保方氏には元留学生のES細胞を何らかの不正行為により入手、混入してSTAP細胞を作製した疑惑がある」
BPOの委員会は、真実性・相当性はないと判断して、「人権侵害あり」となった。
さらに、BPOは、小保方氏と笹井氏のメール読み上げ映像の問題点に関しては、人権侵害は認めていない。
これを受けて、詫摩氏は、次のようにヤフ-ニュースに書いている。青字部分
メールは問題なしの判断
実を言えば、筆者自身がBPOの判断で「え、そうなの?」と一番強く感じたのは「人権侵害あり」となった部分ではない。
実を言えば、筆者自身がBPOの判断で「え、そうなの?」と一番強く感じたのは「人権侵害あり」となった部分ではない。
筆者自身(詫摩氏)はリアルタイムで放送を見ながら、あの男女の声を「この演出はマズいだろう」と感じた。NHKにその意図はなかったようだが、男女の仲を疑わせる演出と受け止めたからだ。そして、それは研究不正と直接の関係はないので扱うべきではないと考えた。もちろん、これは筆者の主観からの判断だ。今回のBPOの判断を知って「あのメールの件は、問題ではないのか」と疑問視した人もいれば、妥当な判断とした人もいた。
BPOはこの部分を品位が無いが、人権侵害ではないとした。
男女の仲をのぞき見する報道など、他にいくらでもある。
放送する方も品位がなく、視る方も品位がない事はわかっていても、人々は興味を持つ。
興味のあることは、視聴率があがるネタだ!、ただ、それだけの事である。
こうした個人的問題は見過ごしするに限る(真実かどうかなど、どうでもよい)。
この男女の部分は、窃盗疑惑やねつ造疑惑に比べたら、人権侵害の審議とは質が異なるものである。
だから、BPOは問題にしないのである。
詫摩氏は、この男女の部分の映像を見て、まずいな!と思うくらいなら、自ら、小保方氏にぶつけているねつ造疑惑を、なぜ、まずいな!、と思わないのであろうか?
証拠がないな!と、なぜ、思わないのであろうか?
小保方ねつ造については、理研や分子生物学会の偉い先生たちも同意しているのだから、これで良いのだと詫摩氏は考えているのか?
むしろ、小保方捏造論を疑問視してはいけないと、詫摩氏は、自らに言い聞かせているようでもある。
すでに、事件から2年以上もたっても、小保方氏ねつ造論では説明できない事実が、そのまま放置されている。
「あの日」の発売があっても、小保方氏が提起した理研内部の問題点の暴露には、関係学者たちからは何も反論が出ないのだ。
「あの日」で書かれている出来事の真偽についても、マスコミが学者たちにインタビューを申し込んでも、学者たちは誰も対応などしないだろう。
砂上の楼閣のように積み上げられたねつ造説が壊れてしまうことを、学者たちは恐れているのかもしれない。
桂調査委員会は、若山研究室と理研を守ることが、何より大事だった。
桂調査委員会は、こぶしを振り上げてしまった分子生物学会の偉い先生たちの顔を潰してはいけない。
だからこそ、STAP(幹)細胞は、ES混入であるとの結論したのである。
桂調査委員会は、こぶしを振り上げてしまった分子生物学会の偉い先生たちの顔を潰してはいけない。
だからこそ、STAP(幹)細胞は、ES混入であるとの結論したのである。
すり替えとか、入れ替えとの人為的な行動を絡めることを排除した。
混入というのは、非常にあいまいな表現である。ごまかす時には、最良の言葉だ。
故意であろうと、なかろうと、どちらでも使える。
実験者が混入に気付いていようが、いまいが、どちらでも使える。
ありとあらゆる可能性を含んだ言葉だ。
桂調査委員会は、混入がいつどこでどのようにしてなどと説明する気はさらさらない。
説明などしたら、訴訟の時に、理研にとって不利だ。
ただ、若山研究室、理研、分子生物学会に傷がつかないような結論とすることが、桂調査委員会の目的である。もちろん、小保方氏がねつ造したなどとも言わないのである。
しかし、小保方氏に個人的に恨みを持つ理研関係者がいて、小保方氏にねつ造の罪を押し付けたい人はいた!。
「あの日」には、実験中の彼女のモテモテぶりが書かれているが、そうした記述を見ても、周りの人々からの嫉妬が想像できる。
さらに、小保方批判に乗じて、笹井氏の勢力を牽制しようとする人たちもいた。
反小保方、反笹井のこのグループの人たちは、一時的には協力していた。
今は、それぞれ、苦い思いを持つ関係者同士であろう。
アンチ小保方、アンチ笹井のグループの属する人たちが、分子生物学会のメンバーや研究者仲間に噂を吹き込んだ。
「小保方氏によるねつ造は間違ない。これだけいろいろな証拠もそろっている。何とかしないと理研や学会の恥となる」と言ったような流言を広めたであろう。
内密に、この噂は広がり、STAP発表前から、ねつ造行為を信じる人たちが、学会、マスコミ界で増えていったであろう。
「論文が出たら、一気に抗議しましょう」との学者間の申し合わせもあったと思う。
そうでなければ、理研への連名の抗議メイルを、発表後1週間では出せるはずがない。
実は、こうしたESねつ造論は、理研上層部も把握していた。
論文発表後に起きるであろう事件を上層部が危惧していた様子が{あの日」にある。
しかし、小保方氏は、その危惧をはっきりとは書いていない。
当然、小保方氏も不吉な事件が起きるかもしれないと予期していただろう。
彼女の実験中にいやがらせも受けていたであろうが、{あの日」には書けなかった・・・。
しかし、この時小保方ねつ造の噂を信じていた人たちの中で、後になって、この説に疑問を感じるようになった人もいると思う。
その後の理研調査の展開が、噂から予想されていたことと、異なっていたからである。
たとえば、噂とは違い、
STAP幹細胞の種類が極めて多いのを知った時とか、
決めてとなる検体の調査はされないと知った時とか、
調査した対象となったESの遺伝子がおかしいのではないか?太田氏に確かめたいとか・・・
などなど、いろいろな疑問を感じた学者もいたと思う。
実際の調査内容を知れば、この調査では不十分と感じる人はいたであろう。
流されていた噂とは、やや違うと実感し、面食らった人もいたと思う。
研究所特有の暗い側面をつきつけられたと感じた学者もいただろう。
そして、ねつ造論にだまされたと感じて、怒る人とかもいただろう。
桂調査委員会は、どの細胞を検索するのかを、若山研究室に決めさせていた。
桂調査委員会による再調査のかなりの部分は、すでに改革委員会などで調査されていたものと重複する。
容疑者がいるかもしれない若山研究室に、検体を提出させていたのは致命的だった。
こうした経緯から、桂調査委員会を信じず、心が離れた学者は少なくない。
結局、若山研究室を善意の協力者とみなしたことなど、矛盾に満ちた調査であった。
この時の、小保方氏のくやしい悲しい思いは、「あの日」に思い切り語られている。
桂調査委員会のこうしたやり方は、正当な調査に期待していた学者たちを、裏切るものだった。
だから、この調査にコメントせず、無視するようになった学者がいても当然だ。
マスコミは、調査の不完全さを問題視する立場であったにもかかわらず、それができなかった。
遺伝子解析はお金のかかるあるが、それを理由に、桂調査委員会は都合の良い検体だけを解析した。
検索の幅を広げれば、ねつ造ストリーが書けなくなるからである。
だから、ストリーが書ける検体のみを選んで遺伝子解析した。
「あの日」が出版され、新たな疑問が生じても、桂調査委員会の関係学者たちは、決してコメントしようとしないのである。
BPO委員からの問い合わせに対しも同様であろう。
BPO委員からの問い合わせに対しも同様であろう。
学者層から何もレスポンスが無いのはおかしいとの擁護派が批判しても、意味はない。
そんなに不満なら、早く訴訟を起こせ!と、学者層一部から回答が返ってくるだけである。
学者たちの中には、訴訟になってはっきりした方が良いと考える人もいると思う。
だがら、「早く、訴訟を起こせ!」とのコメントもあるのだろう。