食物アレルギーは、食物の蛋白構造の一部に反応する病気ですが、どの部分に反応してしまう (IgEを作ってしまう) かは、人により変わります。
卵であれば、オボブコイド、アバルミン、コナルブミン、ライソゾームに反応する人が多いです。
卵白に多く含まれるライソゾームは、チーズにも含まれています。卵、チーズに反応する場合には、卵、ミルクの両方のアレルギーをもちあわす人もいれば、卵、ミルクに共通のライソゾームアレルギーの人もいます。
ライソゾームアレルギーは、一般の人より、製薬業の作業員、パン製造業、チーズ職人などに、起きやすいです。これは、そのライソゾーム成分を吸い込むためです。
ライソゾームは、細胞膜を破壊する能力があります。薬として使われる場合は、例えば、咽頭発赤などの時に、咽頭についた細菌の膜を障害させることを目的として,、治療薬として用いられたりしています。
ライソゾームアレルギーの問題点は、知らずに、チーズなどの製品に含まれていることがあることです。例えば、チーズの中でも、ライソゾーム入りのチーズ製品と、ライソゾームは、入っていないチーズ製品のものがあります。チーズの種類が異なることにより、食後に症状が出たり、で無かったりの現象が起こります。
卵アレルギーの中でも、ライソゾームにアレルギーがある人(IgEを作ってしまう人)の場合では、卵は、十分に加熱することでアレルギー反応がでなくなります。しかし、卵の耐熱性成分に、アレルギーがある人の場合では、加熱卵でも症状が起こります。
ライソゾームの量は、チーズであれば250-400mg/kg,ワインでは 500mg/kg位とのことのようです。
アレルギーを起こす食品を探し出すには、食物成分に対する十分な知識はもちろん、謎解きのセンスも必要とされるようです。、