人の感情と機能的MRI サイエンス、Takahashi先生の論文です。Science. 2009 ;323(5916):937-9.
National Institute of Radiological Sciences
 
最初に、嫉妬を感じるときの、脳の活動部位を確認しましょう。

前帯状皮質は、ここです。
 
 
人は、他人と自分自身を比較し、評価します。 他人が、自己より優れていると感じると、妬みの感情が起こります。 そうした相手が挫折した時、シャーデンフロイデ(ドイツ語で、他人の不幸や災難を喜ぶこと.)が起こります。 妬みやシャーデンフロイデの脳内メカニズムを説明するために、機能的磁気共鳴映像(fMRI)を用いて、検討しました。
 
人が強い妬みを感じると、前帯状皮質(ACC)が活性化しました。 次に、うらやむ相手に不幸が起きた時、線条体腹部が活性化しました。 ACCの活性化は、次に、線条体腹部の活性化につながると予想されました。 PMID: 19213918