講演「台湾原住民文学の舞台を歩く」& バレエ「千鷺之歌」DVD観賞の集い

~台湾・烏山頭ダムを築造した八田與一技師と妻・外代樹の人生を台湾人の側から表現した作品~


講師 下村作次郎教授(天理大学)
【日 時】平成23年12月18日(日)午後1時半~5時(開場1時)
【場 所】大阪市立難波市民学習センター講堂(ナンバOCATビル4階)
【参加費】1,000円 学生・留学生は無料!
問合せ・申込みは t.forum.kansai@gmail.com にお願いします。


今年5月8日、台湾・烏山頭で八田與一技師の顕彰を目的として整備された記念公園の完成式典が挙行され、馬英九総統、森喜朗元総理等の日台政治家、家族、地元水利組合及び石川県の関係者が多数参加しました。

また、日を前後して台湾青年舞団による創作バレエ「千鷺之歌」が台湾5ヶ所で上演されました。

八田技師が台湾で現在でも広く敬愛されていることを物語っています。この作品はアニメ「パッテンライ~南の島の水ものがたり~」(平成21年虫プロ制作)がかつての植民者の側から制作されたことに比し、台湾人の視点で創作したことから大きな反響を呼びました。今回の集いではこの上演記録DVDを鑑賞するとともに、企画を立案した歴史研究家・国立曁南国際大学の鄧相揚助教授の長年のご友人であり、日本における台湾原住民文学の第一人者である下村作次郎教授に本作品と鄧相揚氏の紹介を含め、台湾原住民文学についてお話していただき、新たな台湾認識を得たいと考えています。

なお、今回は台湾グッズ抽選会と終了後の懇親会はありません。


※ 「台湾青年舞団」の紹介台中県青年高級中学舞踏科・高校生により構成され、団長は音楽総監の洪秀錦女史。
これまでの実績に「平埔・西拉雅(シラヤ)族」、烏山頭ダム竣工年に起きた「霧社事件」を題材にした公演がある。
来夏、「千鷺之歌」の日本上演企画も検討されている。
本公演は行政院文化建設委員会、交通部観光局の後援を受けている。