日本テレビのイベント「汐博2011」の高雄市のイベントに、20日、高雄市の副市長である陳啓昱氏が、高雄市の農産物のPRのためと、高雄市から日本への義援金の引渡し­のために登場した。

 18日の初日は12:00と15:00に高雄市の農業局、陳瑩蓮らがこのイベントの口火を切り、日本のテレビでのニュースにもなり、19日もイベントが行われた。最終日の­20日、高雄市副市長陳啓昱氏が訪れ、バナナとアンスリウムを200組無料配布するだけではなく、高雄市から日本への義援金の受け渡し式が行われ、義援金が陳副市長から日­本テレビのイベント事業部長・大澤雅彦氏に手渡された。司会は、日本テレビの人気アナウンサー、宮崎宣子さんが行った。

 イベントが始まると、ステージ周辺に汐博2011に訪れた人が集まり始め、熱気があふれ、用意したプレゼントは30分ほどでなくなった。

 21日には台湾政府の行政院・農業委員会の台湾アンテナショップである台湾物産館の笹塚本店を訪れた。一行13人は、台湾物産館の社長・池栄グループの藤田克己社長と懇談­しつつ店内を見て回り、台湾の物産が日本でどのように受け入れられているか、などの藤田社長の説明に頷いていた。