東日本大震災で親を失った子どもたちを支援しようと、台湾で、18日、現地に住む日本人らが中心になってチャリティーコンサートが開かれました。
このチャリティーコンサートは、台湾在住の日本人の有志が呼びかけたもので、台北の繁華街にある広場にステージが設けられ、大勢の人たちが集まりました。コンサートには、日本人や外国人で作るアマチュアバンド10組余りが参加し、ジャズやブルースのナンバーを披露しました。また、被災地の避難所や学校に千羽鶴を届けて被災者を励まそうと、折り鶴作りも行われ、訪れた人たちが日本人のボランティアから教わりながら熱心に折っていました。会場には募金箱が設けられ、集まった義援金は、親を失った子どもたちを支援する日本の団体に寄付されるということです。コンサートを呼びかけた上田功さんは「台湾からの熱い気持ちを伝えて、被災者の人たちを励ましたい」と話していました。