関西国際空港会社は19日、格安航空会社(LCC)誘致を目的に、空港使用料の割引制度を導入する方針を固めた。
旅客機をターミナルビルから離れた場所に駐機しボーディングブリッジ(搭乗橋)を使わないことで、通常料金より約1割安くする。乗客はバスでターミナルビルと往復することになり、利便性は低下するが、コスト削減に敏感なLCCの関空便増加を図る。
関空の搭乗橋使用料は離着陸1回につき1万4600円で、空港使用料に含まれる。
新規就航の場合、関空の空港使用料は10万円台。搭乗橋を使わなければ、空港使用料が約1割安くなる計算だ。
海外でも、搭乗橋のない空港がLCCの拠点となっており、安い空港使用料を実現すればLCCの新規就航につながるとみている。
また、国土交通省の成長戦略会議が5月17日にまとめた最終報告で、関空活性化策として、LCC専用ターミナルの設置などを求めている。ローコストの専用ターミナルが整備されれば、料金の割引幅をさらに拡大でき、就航便数の大幅増が見込める。
【清水直樹】
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/06/20/20100620k0000e020024000c.html
成田空港でも格安航空専用の旅客ターミナル建設を検討しているそうです。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100605k0000e040057000c.html
日本の航空運賃は高いのでこれを機に安くなってくれればいいですね。