長さと露出、凹凸と崩し加減がカギ・・・
ファッションとヘアをリンクさせて大きな流れをつかんでしまおう。この時のコツは、最初に歴史の山と谷を、つまり戦争や大不況といった不安な時代か、経済が発展する希望に満ちた時代かの境目を見ること。
いくつかのファッションの変化を追ってみよう。
量の変化
大きさ、生地の量、装飾の量がたっぷりから少ない、小さいものになった。
長さの変化
足を見せない長さからひざまで、太腿まで短くなり肌の露出度が高くなった。
形の変化
ウエストをマークした凹凸の強調と直線的なシルエットが基本的には繰り返されている。
官能性の表現の変化
ボディーラインを象徴した比喩的なデザインから、リアルな肉体の形を想像させるものへ。エロティシズムの表現が間接的から直接的になるながれだった。
これらは『らしさ』の変化とも言える。中性的、男性的への変化の後、必ず女性らしさに戻る。その度に女濃度を高めていくのがわかる。
ヘアと服の関係を考えてみると、装飾たっぷりの服には装飾たっぷりのヘア。
シンプルで直線的な服には小さなヘア。再び凹凸を強調いた服にはボディーラインの象徴ウェービイヘアが!
ルーズな格好には自然に伸ばしたままの髪、逆三角形の強いシルエットでは、刈り上げやベリーショートのシャープなヘアになった。テレっとやわらかな質感が復活すれば、ヘアも同じようにゆれたり乱れたりになった。
つまり、服と髪両方の基本要素は完全にハーモニーしている。
しかし、今起きていることは、これまでとは決定的に違う。善し悪し、好き嫌いに関係なくコントラストの時代だ!!
やわらかいとハード。未完成と完成。崩しと安全。下着とアウター・・・・・・。
考えられる限りの裏側の要素が度合いを測りながら、今新しい美意識として試されている。
こうした形は一定のパターンで繰り返されてきたけど、結論的に言ってしまえば形の時代は終わったという事だと思う。新しい素材の開発とコーディネートの斬新さがこれからのテーマだ。
明日の流れを知りたいなら、歴史の境目をマークしよう!!
あの時の自分の写真いま、見れますか・・・・?
うふふ・・・。
『美意識のすすめ』