中分け、横分けのドラマ・・・。 | 『SHOJIがゆく』                            fresh.as.tomorrow 明日のように新鮮に     

中分け、横分けのドラマ・・・。

中央で二分するシンメトリー(左右対称)は静と安定のシンボル。秩序を求める権威の姿であり確固たる信念の表現でもあった。それに対抗する気持ちや新しさを求める感性がアシンメトリーな横分けをつくった。動や破調の美しさの始まりを・・・・・。

中央は静かで堂々、横は刺激的で動。

現在デザインとしてのパート(髪の分け目)をはっきり出すスタイルは少ない。ほとんどがラインをぼかすようにスライスを工夫する。それ自体きっちりした形を出さないカジュアルの記号なのだが、ただの自然な分け目=ナチュラルパートではない。その気分は、きっちり感=フォーマル感を避けたい意識と、分け目の効果を利用したい意識との両方だろう。ロングとショートで活用出来るコードは違うけれど、確かに効果はある。それが誰もが感じている暗黙のコードだ。


中分け    クラシック   フォーマル

横分け    モダン


中分け    ストイック   意志的   真面目

横分け    ミステイアス  セクシー 知的


例えば若い女性がボブ系のスタイルで生え際を中分け風に見せれば「まじめ風」 「お利口さんタイプ」に見えるし、横分けを暗示させれば少し大人びたセクシー気分が味わえる。分け目はフォルムの印象は超えて性格的イメージを左右してしまう。生え際の分かれ目だけで人はラインの持つイメージコードを読み取ってしまうからだ。

中分けはシンメトリー(左右対称)の静的な美しさをつくる。安定感ときちんとした印象を与える。これはあらゆるものに共通するクラシックという美意識のコードだ。建物でも家具でも装飾でも古典的な美しさは基本的にこの明快な秩序を持っている。

それにくらべて横分けは現代の美意識!モダンだ。ダウンスタイルにサイドパートのデザインが生まれたのは1920~30年頃。女性の髪が短くなった後に流行したウェーブヘアとともに現れた。つまり、サイドパートもボブ同様モダンの記号だ。日本も大正末期のモダン気分があふれた頃に七・三(ひちさん)と呼ばれ横分けのウェーブヘアがはやった。分け目を変える時、それは貴方の生き方(人生)までも変える行為なのかもしれません。


自分で脚本、主演、監督・・・・。  そして、周りの人はすべて共演者。人生の主役は自分自身・・・。


人生はドラマ・・・・・。


貴方の分け目はどっち・・・?


『SHOJI が ゆく・・・・・』