大好きな人を大キライになって大好きになった話
大好きだと思っていた人の近くで過ごすことになってうれしかったのに、時間が経つと好きじゃない部分も見えてきたりして。いつの間にか、ちょっとしたところが気になって、苛立ちにつながったりして。しょうがないと思ったり、大好きなままでいたいのにと思ったり、いやキライなものはキライなんだと思ったり。その苛立ちが沸点に達したように感じたとき、なにに苛立つんだろうと自分に聞いてみた。すぐには答えなんか出なくて、久しぶりに感じるとめどない苛立ちに、あーわたしムカついてるんだな、と思ってみたりして。そのとき、ふっと、あぁ、もしかしたら、あの人は、わたしが勝手に感じたこととはちがう理由があってその行動をしたんじゃないか、と思えた。そうしたら、すーっと苛立ちが消えていくのがわかった。なんなら、やっぱりあの人のことが大好きだな、って思った。家族じゃないし、これからどれだけの時間を近くで過ごせるかはわからないけど、せめて近くで過ごす間は大好きなままで過ごしていきたいな。