痩せ体質職人、橋田ともみです。
ふくらはぎの外側が太くなる原因の1つに、O脚がありますが、O脚にも種類があるのをご存知ですか。
サロンのお客様、W様はとても意識の高い方で
サロンに通われる他に
加圧トレーニングや
ピラティスなど
美しい体づくりのために様々な努力をしていらっしゃいます。
W様のお悩みは
ふくらはぎにメリハリがなく、太いこと
むくみやすいこと。
画像で見ても、太さはそれほど気にならないですし、身長とのバランスから見ても決して太いほうではありません。
ただ、両膝は付くのに膝下に隙間の空く、「膝下O脚」と、メリハリのなさは気になるので、ウォーキングレッスンや、ふくらはぎを中心とした施術を行なって来ました。
むくみは改善され
周りの方にも、「スッキリした、と言われた」
と、おっしゃっていたのですが
私が1番気になっていることと、W様が気にされていることが異なるため、状態をご説明し、施術の内容をガラッと変更することをご提案しました。
私が1番気になっていたこと
それは、太さではなく
足首のねじれ
膝下O脚
腓骨頭(ひこつとう)の出っ張り
です。
腓骨頭とは、オレンジのマルの部分です。
ここが通常より外に出てしまっています。
腓骨頭は、腓骨という骨の先端のことで、下の画像の黄色い線の部分です。
脛骨(けいこつ・赤い線)に比べて、非常に細い骨なので、外側に体重がかかりすぎると、このようにポコッと出て来てしまいます。
正しい歩行とバランスの良い体重のかけ方であれば、赤い線と黄色い線はここまで広がることはありません。
赤い線に対して、黄色の線の先端が外側に開きすぎているため、腓骨頭が出っ張り、それに伴って筋肉がついています。
このような、間違った歩行と外側体重が「膝下O脚」の原因です。
また、仰向けになっていただくと分かりやすいのですが、W様は足首に強いねじれがあります。
これは、ご本人からは見えないですし、痛みや違和感もないので、気付きにくいのです。
足首のねじれも、腓骨に大きな負担がかかるため、腓骨頭の出っ張りと、外側の余分な筋肉、膝下O脚の原因となります。
この足首のねじれの原因もまた、「間違った歩行」です。
ウォーキングレッスンの動画を何度も見直した結果、思った通り、蹴り出した後ろの足を外側にねじる癖がありました。
膝下O脚の方は、血流が悪くなりやすいため、むくみやすい上、膝下には胃に関するツボが集中しているため、胃に不調を抱える方が多い傾向にあります。
W様も、「胃の調子の悪いことが多い」とのことでした。
このように、脚の形によっては健康面にも問題が出てくることがあるのです。
今回私が、W様にご提案したプランは、メニューに載っているものではありません。
ウォーキングレッスン
O脚矯正
ふくらはぎ集中やせ(キャビテーション、ラジオ波、EMS)
美脚バンテージ
日によってこれらを組み合わせ
膝下O脚を改善しながら理想の脚に近付けていくことにしました。
サロンでは、脂肪だけに目を向けるのではなく、隠れた原因を突き止め、その方に合った方法や組み合わせで、あなたのなりたい脚に近付けます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。