フジファブリックの新しいアルバム「STAR」を予約していたので、引き取ってきて聴いてみました(・∀・)


完全に志村さん抜きでできたアルバムだけに、どうなることやらと大きな期待の中にも少し不安も入り混じる気持ちで待ってた1枚です。


一通り聴いての感想ですが、透明感大幅アップ、パンチ力ダウンといった感じでしょうか。


あくまで2回ぐらい聴いただけの第一印象なので、まだまだ聴き込んでみないことには分かりませんが。


志村さんが居た時と全く同じものを求めるのは酷というものなんでしょうが、みずみずしさが全面に出た分、叙情的な表現も影を潜めたかなといった感じがします(ノ_・。)


また、志村さんみたいにはっちゃけてぶっ飛んだ楽曲を作るのが今のメンバーでは難しいのかなとも思います。


あんな変態なかなかいないもんね…(・ω・)


本格的にリスタートを切ったこのアルバムの持つコンセプトや、山内さんの声質がそんな感想に影響してるんだろうと思うんですが、個人的には聴いた瞬間にニヤリとしてしまうようなものが1曲あれば嬉しかった。


ぶははは、相変わらずふざけて(るように聴こえ)んな(`∀´)と思えるぐらいのもの。


あと、「モノノケハカランダ」や「Surfer King」のようなエッジの利いたリードギターのリフは、やはり志村楽曲と山内センスの掛け合わせがあってこそ生まれるものだったのかなあと。


山内さんがギターボーカルやる以上、これまでのようなテクニカルなフレーズは聴けなくて当然かとも思うのですが、どうしても期待はしてしまいますね。


次作では是非、ライブの時はサポート任せでいいから、音源はとことん山内センス全開の個性的なフレーズで楽しませてほしい。


ただ、ストックの曲がほとんど無いフジファブリックだけに、製作に相当苦労したであろう様子は伝わってきます。


色んなリズムやアレンジを取り入れて、どんなことができるのか手探りで作っていった結果、恐らく今作のような幅を感じられるアルバムができたと思うので。


僕も色々言ってますが、今後も応援する気は当然あるわけで、ライブして今の体制に完全に馴染んだ後を今は期待したいと思います。




※ところで、刃田さんの叩くドラム音が妙に大きく聴こえるのは気のせい?耳のせい?マスタリングのせい?