祝島から連絡船で無事室津まで戻ってきた後、まだ時間は13時ぐらいで時間があったので、祝島の遠景を撮れる場所は無いかなと高台を探すことにしました(・∀・)


ここで思いついたのが来るときに見かけた「皇座山登山口」という標識。


車でも登れるんだったら行ってみようと少し走ると、どうやら行けそうな感じ☆


期待を膨らませて車で突っ込んでいくと、舗装はしてあるものの酷い状態でした・°・(ノД`)・°・


山頂付近の公園までの道程のうち、90%は車1台が通るのがせいぜいで、しかもヘアピンカーブ攻め、落ち葉はどっさり、石もコロコロ、道の脇から草が生い茂り、折れた木の枝が上からぶら下がるという悪路★


危ないから整備しといてよ…(ノДT)





それでもなんとか開けた場所に着いたぞ~(;´Д`)ノ


と、公園らしき場所に車を停めて降りると、目の前に綺麗な海は広がっているが山頂ではないらしい。


山頂は歩いて1kmとな。


まあ舗装してあるみたいだし、絶景のためなら少し歩くか☆と一息入れて公園の駐車場を出発。


遊歩道に入った3秒後、そこにはアスファルトの隙間に生えた草だらけの遊歩道を掻き分けて進む僕がいましたヽ(`Д´)ノ


草の生える春夏ぐらい整備して~…(ノДT)





それでも1kmだからと、草と蜘蛛の巣を枯れた枝でなぎ払いながら進む進む…。


相変わらずアスファルトなんぞどこ吹く風といった感じで遊歩道草原は続きます★


いい加減イラついてきた時、その遊歩道草原が、リアル獣道に変わりました∑(゚Д゚)


どうやら予算不足だったのかあと数百メートルは、遊歩道とは呼べない踏み固めただけのような道になってしまっているようでした。


イラつくより先に噴き出した僕は、「景色のためならえんやこーら♪」ともうヤケクソで進みます。


高ければ高い壁の方が 登ったとき気持ちいいもんなー♪って言うしな!!


でもさ、やっぱり進みにくいから整備してよ…(ノДT)





曲がりなりにも舗装がしてあった場所は、草もある程度場所を選んで生えるので、蜘蛛の巣も控えめだったんですが、舗装が無くなってからはもう草と蜘蛛の巣の天国でした。


枝を両手にして、自分の前で振りながら歩き、何度も糸のからまった枝を交換してなぎ払い進みました。


が、油断した時に顔面から思い切り蜘蛛の巣に突っ込んだときにはさすがに感情の沸点間近でした(^o^;)


もう嫌だ…整備してくれ…(ノДT)





しかしそれでも山頂は確実に間近だったのです。


遂にその視界が開けて、山頂の看板が見えた!!!


カモン絶景!!!














360°に木が生い茂っていましたo(;△;)o











整備しろやごるあああああああああああああああ!!





もうね、岩の上に乗ってみても、木の隙間から景色を窺おうとしても無駄(´□`。)


さすがに苦労10に対して収穫0はきつい…憔悴しきってトボトボとまた草に覆われた帰路に着きました。


駐車場に着くと汗だくになっていたので、誰もいない公園の駐車場で上半身裸になって着替え、帰ることに。


半島状になっている場所なので、山頂に着けばどんな島でも見えるだろうと踏んでいた僕は、随分な無力感に襲われました(TωT)





しかし、ここで上関方面ではなく平生町方面に下りていったら途中見えるかもと思い、車を来た道とは別の方向に走らせると、最後に祝島の遠景を何とか撮ることができましたので載せます。


随分標高は低くなってしまっていますが、一矢報いた感じはしますね(^o^;)


Maybe,someday.


手前が上関町中心部があり、また先端部に原発予定地のある長島(橋で渡れます)で、彼方に浮かんでいるのが祝島です☆


思いつきの行動だったので仕方ないですが、この写真1枚撮るのにどれだけ無駄な動きをしたんだか(笑


こんな長い文章を読んでくださった皆様へのお礼に、最後に海岸線にあった「道路の駅」からの風景写真を載せましょう^^


日帰り旅の後半は疲れましたが、美しくて癒されましたよ☆


Maybe,someday.