今日、ぶらりと靴を見に靴屋に入った時の事。


初めはあ~なんぞ知った曲が流れてるな~ってことで特に気にせず靴を見てたんですが。


途中から知ってる曲ばかりなんだけど、どうも雰囲気とアレンジが違うなと思い始め。


聴いてたらどれも同じ声の持ち主のようだと分かり。


ああ、これが例のカバーかと気がついたわけです。




マイラバの「Hello , again」だったり、林檎さんの「ギブス」だったり、ブリグリの「there will be love there」だったり、ジュディマリの「LOVERSOUL」だったり、安室の「Don't wannna cry」だったり…そう、JUJUのカバーアルバム。


これらの曲をリアルタイムで聴いてた世代からしたらかなり複雑な心境でした。


だってオリジナルに愛着がある曲ばっかりなんだもん。


なんていうか、選曲が大胆不敵というか、無神経というか…非常に微妙なところ。


CDが売れに売れてた90年代半ばから00年代前半のいいとこどりみたいな感じ。


世間じゃ売れた売れたって騒いでても、元がいいんだからこれで売れなかったら実力の問題だろっていう。


この選曲はファンから公募したということですが、このアルバムで新しく根付いたリスナーには、どうかこれを足がかりに是非オリジナルを聴いてほしいな~と思います。


優れた旋律と歌詞で編まれた曲がこんなにあったんだなという、名曲への入門編として。




うむう…アレンジャーは実力者ばっかりなんですけどね~…なんだか腑に落ちない。


レベル15のキャラクターが、レベル30相当の武器と魔法を使って上位ステージまで行っちゃった感じが否めない…。


レコード会社も商品を売れさせるために、少しでも話題性のある歌手がいたら、集中的に人材と資源を投入して利益確保しないと…っていう理屈は分かるんですが!!


ソニーも企画として随分酷なことをさせるなあと思ったのでした。


徳永英明と違って、賛否両論沸き起こること分かってただろうに。




ちなみに、散々靴は見て回ったものの、雑念が頭をよぎり過ぎて結局買わず終いで店を後にしたのでした。