昨日までのお話。
年越し後、初めてのスクーリングで先週末に京都上陸。
これが恐らく最後のスクーリング。
しばらく京都に…いや、関西に来ることもあるまい。
ということで、何かしら寂しい感じも覚えていたわけで、
ちょっと意識の違う数日間。
思えば飛び飛びとはいえ、
スクーリングで京都に滞在している間は色んなことがあった。
学校で新しい同志・友達ができた。飲み会もした。
京都を歩き回り、少し詳しくなって、かなり好きになった。
もとマネージャーとの奇跡の再会があった。
自分は山口が好きだけど、こうも様々な事があると、
後ろ髪引かれる思いも半端ではない。
まして6年半を過ごした奈良と同じ関西での出来事。
土地勘もあるし、雰囲気もよく知っているし、近くに友達も多い。
経済事情がよければ、関西に別宅を作りたいよう。
老後関西って手もあるな。
なら早めにドロップアウトしちゃうか。
なんて色んな考えが頭を支配する。
何はともあれ、しばらく関西に来ることはない。
じゃあ大丸の商品券あるし、何かスクーリング関係のことを総括した、
思い出の呼び水になるようなものを買いに行こう!
で、四条に1日目のスクーリング後直行。
大丸の中を色々見て回るも、貧乏学生に簡単に手を出せるようなものは、
5000円分の商品券があるとはいえ少ない…。
SALEと書いてあっても、3万とか5万という数字を見て、
涙のちょちょ切れる思いがする。
そりゃあ季節柄、コートとかジャケットとか高いものが多いよね。
諦め半分でうろついてたら、小物を扱ってるスペースに財布やキーホルダーを発見。
こういう状態を、取り付く島を見つけたというのだろう。
そういえば今の財布もだいぶ擦り切れてるし、財布に決定。
迷いながらも、最後は念願のポールスミスに飛びついた。
ちょっと奮発しちゃったけど今回の財布は思い出と同じ。
見栄もあるが、大事に扱うにはもってこいの品。
これを見るたびに、きっと程度の差こそあれ、
京都の空気と出来事を思い出す。
ブランドの価値って、多分そういう記念碑になりうるようなところにもあると思う。
大してブランドを知らない人間にはそのぐらいの理解しかないけど、
間違ってはないよね、きっと。
まああんまり感傷的になるつもりも無いんだけど、
見栄によるちょっとした誇らしさに加えて、思い出まで持ち歩ける日常は、
けっこう面白いと思う。
