豊橋市でパステルアートセッションをしています
 
ソレイユ エ シエル
 
大日方 仁代です。
 
 
 
 
 

彩遊楽 ・ 美恵子さん

 

月1回のペースで開催している

 

「 彩かさね 」〜暮らしの彩時記〜

 

 

 

季節ごとの行事や風習をテーマにして

 

自分の体験やその時に感じた感覚

 

浮かんできたイメージを

 

「 彩かさね 」で描いています。

 

 

 

 

今回のテーマは『端午の節句』

 
 

だったのですが・・・

 

美恵子さんも私も男性の兄弟がいなくて

 

「こどもの日」の体験があまりなく

 

柏餅やちまきを食べたりしたことくらいなのです。

 

 

 

それでも描いてみましょうと

 

描いたのがこちらです。

 
 
 

 

絵の題名「 兜飾り 」

 

 

 

 

 

 

絵の題名「鯉のぼり」

 

 

 

 

 

この日のテーマは

 

難しいというのは分かっていたのですが

 

やはり形のイメージに引っ張られてしまいました。

 

分かっているから描かないというのも違うよね

 

と二人でチャレンジしたのでした。

 

 

 

 

 

 

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美恵子さんと私は
 
「 彩かさね 」という丸だけで描く技法を使って
 
〜暮らしの彩時記〜 を描いているのですが
 
正直なところ
 
「 彩かさね 」で具象的なものを描くのは難しいのです。
 
それよりも抽象的なものの方が描きやすいのです。
 
過去の経験や体験につながって描くことで
 
その時の風景であったり、香りあるいは匂いであったり
 
その時にどんな風に感じたのか、どんな感覚だったのかを
 
思い出すことが出来るのです。
 
より抽象度の高い方がイメージが広がっていきます。
 
言葉にしきれないことも、色を通して表すことができ
 
あのときは、そんな風に思っていたんだなということを思い出し
 
それを「ああ、そうだったんだ」とただ受け入れることができた瞬間
 
過去のそこにあった何かがクリアになっていく感覚があります。
 
これが自分の内側と対話するとても大切な時間なのです。
 
 

 

今回の「 端午の節句 」というテーマが

 

美恵子さんと私にとっては難しいテーマでしたが

 

あえて挑戦することで

 

自分達がどうして『 彩かさね 』をやっているのかを

 

再確認できた気がします。

 

 

 

またゆっくりと 『 彩かさね 』への想いを

 

お話しできたらと思っています。