Diary of soldier -2ページ目

剣三郎が行く

第八話 そして、夕方へ

 ―――あれ?俺はどうなった...?
「お!やっと起きたかのぉ、うむ。」
どこのおっさんかと思ったら剣一さんだった。
「剣一さん?ここは....家、ですかね?」
「うむ、実にそうだ。」
わけわからん日本語使うな!....とまぁ、俺はどうしてこうなったかという過程はわからんけどここで小一時間眠っていたようだ。
「俺は....一体なぜここで寝てんですか?昼寝ですか?」
「うーん、当たり所が悪かったようだな...。少し記憶障害を起こしているようだが、別に憶えていても何も得はないだろうからな。うむ。」
そういわれると気になるだろ。
「得なんかなくてもいいから真実を教えてくださいよ。」
「わかった、まずはな―――。」
ということだそうだ。え?わかんないって?こういうのは省略するに限るだろう。
「で?俺をこんなにした加害者はいまどこに?」
「ここだ。なにか文句あるか?」
文句ありまくりだコノヤロー。
「不機嫌そうな顔をしているが...先に仕掛けたのはそちらのほうだろうが。まったく..。」
あれ?そうだったけか?まぁ、俺も同意してしまったからな...。
「まぁ、頭以外にも打ったところあるからな、ちゃんと冷やして直しておけよ。」
「うむ!剣八の言うとおりであるな。」
そういって二人は家の中にあるこの医務室みたいな場所から出て行った。
「痛....。ん?」
感覚がはっきりしなかったためか...いままで気づかなかったが確かに節々痛んでるな...。
「まぁ、骨折はしてねぇから別に動けるな。」
と、動こうとした瞬間。ある考えが俺の脳裏を駆け巡った。
「まてよ...病人として過ごせば優遇される可能性がある....。フフフ...。」
俺の考えはこういうことだ。とりあえずすごく痛~い、っていう風に演じる。すると、おそらく剣あたりが俺を憐み何かしてくれるはずだ...。そうなると特に剣一郎が弱いな。奴は財力だけはあるからな...。何か高級品でも買ってもらうとするか、よし...。決行だぁぁぁ!!

                     続く

剣三郎が行く

第七話 剣八VS剣三郎

 お互い腰に差した刀に手を置き、いつでも抜ける状態にした。
「行くぞ、剣三郎よ...。」
「オーケーィ!!」
 剣八は地面を蹴り、正面から剣三郎へと突っ込んだ。
「おらぁぁぁ!!!」
そして、腰から刀を抜き、剣八は剣三郎の脚を狙い刀を振るった。
「くっ!」
しかし、剣三郎は定石通り飛び避け着地と同時に剣八の体へ刀を振った。
 だが、やはり防がれてしまったな..。まぁ、これからだ!
「行くぜ!」
 刀から左手を離し、剣八の腹部目がけて殴りかかった。防がれたが、逆に言えば剣八の両腕を防いだということになる。剣三郎は軽く笑みを浮かべ、右足で剣八の左足に蹴りかかった。これは反応しきれず避けることは出来なかった。重心が少し左へ傾きバランスが悪くなった。
「ここだぁっ!!」
右腕に力を入れ、剣八を退けた。そして、一歩二歩と進みながら刀を一回、また一回と振るった。
「とどめだっ!」
剣三郎はいままでにないくらいに左足に力を入れ、その足を軸にし自分から見て左側から右側へと刀を思い切りふるった。
「捕らえたっ....!」
感覚はあった...だが、硬すぎる...か...。
「その一連の言葉を、そのまま返させてもらうぞ...!」
「なにぃ...!?」
剣三郎が捕らえたのは剣八....ではあったが、ありえないまでに硬くなっていた筋肉であった。
「こ...こんなの...ありですか?」
「大アリだよ...。」
 俺は避けられる態勢ではなかったたま、受け身を取るしかなかった...。でも、速いっ!!
「くらえぇぇぇぇぇ!!!」
既に剣八さんは拳を固め、いままさに殴りかかっていた。腕で防げだって?馬鹿言うな、剣八さんは信じられないだろうが俺の後ろにいるのだ...。動けるわけがない....ぁ。
「.....っ....。」
なぜ声が出せないかわかるか...?それは....ぅ...。

                      続く

剣三郎が行く

第六話 筒井剣一

 食欲は特になかったが、まぁそれを満たし俺は町を歩いた。暇だったので急だが近くの山寺に行くことにした。
「どーせあそこに行けば二人はいるからな...暇つぶしには最適だろうな。」
おい俺よ、ハローワークへ行こうとは思わんのか、さっさと就職して働いて稼げ!
「明日にしようじゃねぇか...。」
そう言う人は絶対にやれない人であることは自分が一番わかっている。

―――20分くらい歩き、とりあえずその山寺近くに着くことに成功した。
「トォリャアァァァァァァ!!ハアァァァァァ!!」
どごおぉぉぉぉん!!という爆発音が聞こえたがいつものことなので気にしないでおこう。あの人たちは環境破壊をしているという自覚はないのか...ったく!
「剣一さーん、修行に混ぜてくださーい。」
そしてこの一言がその後の悲劇に繋がるとは考えもしていなかった....。
「ん?剣三郎か!久しいな!何日ぶりだ..?」
少し髪が白髪かかったおじさんが話しかけてきた。ちなみにこの人は剣一さんではない。一応紹介をしておこう、筒井剣八。俺の父親だ。戦争で活躍したやら意外と強いやら、様々な武勇伝を聞いたが、イマイチ信じられないのが正直なる俺の心境である。
「父さんよぉ...それは息子に言う台詞ですかい!?まったく最近の父親は....。たるんどる!!」
「お前こそ父親に言う台詞かそれは...。」
「正座をし、自分の心に問いかけてみろ!本当の自分とは一体なんたるものかを!!そして、肉体を!己の魂を鍛えよ!!手始めに腕立て1000回!腹筋1000回!そして俺の仕事と俺の好みとピッタリ合う彼女を連れてきなさーーい!!」
「いや...少し落ち着け...。」
「うるせぇ!異論は認めねぇぇぇぇ!!!」
「何を言う...。」
大丈夫だ、言ってる俺にも何がなんだかわからなくなってきたから。
「何をしとるか剣八!!....ん?おお!剣三郎じゃないか!」
「あ、剣一さん!こんにちはーっす!!」
「うむ、いいあいさつだ。」
「ありがとございまーっす!!」
このお方は筒井剣一。俺の祖父で、俺の最も尊敬している男だ!それ以外に言いようがない!
「おい、剣三郎、俺にもあいさつは...。」
父さんが頼りない声で話しかけてきた。
「ちぃーっす。」
冷たいっ!俺でもわかるくらい今の一言は冷たすぎたっ..!!
「まぁ、いいだろう...。じゃあとりあえず...。」
いきなり真面目な雰囲気を放ってきたぞ?
「久しぶりに手合せしてやろう...。」
どうする...俺...?ここでCMみたいに続きはwebでなんてできない....。
「いいよ...俺だって負けないからな!!」
結果、こんあことを言い放ってしまった。
「それではワシは観戦といこうか...。」
剣一さんは石階段へ飛び乗りそこへ座った。そして、両者、腰に差してある木刀を抜き...。

                     続く

今日は

えーと、まず一つ。小説は今日は書けません。

アイディアとかは浮かぶけど疲れてるんでパスします。

これで俺はパス1だな、うん。


まぁそれは置いといてだな....

いいことがあった!数学検定3級合格~~!!

パチパチパチ~......。

はい。

それだけですw

では、good bye

剣三郎が行く

第五話 茶屋にて...

 とりあえず十分くらい経ったことにしておこうか、大人の事情ですうん。
「着いたぞ...茶屋だ!」
魔王の城にやっとのことでたどり着いた勇者みたいな感じのノリで言ってみたらこうなる。さてと、今時自動ドアじゃないんだよな、ここは。
 剣三郎は面倒臭そうに扉を開いた。
「らっしゃ~い!!安いよ安いよ!何でもあるよ!!」
「なんでこう元気なのかねぇ...。てかここ茶屋だろうが、静かにお茶飲ませてくれよな。」
そう言いながら目の前のカウンターに座る。
「とりあえずみたらし団子3本と味噌ラーメンのセットで。」
 軽くとんでもないメニューを言ってしまったと言ってから感じた。
「うぃ~っす!承知しましたぁ!!」
「嬢ちゃんさぁ、承知って何よ...。」
「....店長ぅ!ナンパされましたぁ~!!」
コイツ...。
「何ホラ吹いてんじゃクソガキィィ!!誰がてめーみてーな性悪女ナンパするかチョビハゲ!!」
そう、コイツ後頭部に少しハゲがあるのであ~る。
「先生!!このモテキ皆無の顔無しが苛めてきまーっす。」
「先生って誰だよ!てか一応顔あるからなコノヤロー!!」
「いやいやぁ~、あってもなくても同じだからな~。寿司のあの緑色の紙みたいのと同じだから。」
「ば...馬鹿野郎!!あれは必要だろ!出前で寿司といえばあいつだろ!信彦くんも言ってたぞ!」
自分でツッコもう...信彦って誰だ!!
「まぁ、このくらいにしておいてやろう..次は容赦しないんだからねっ!!」
明らかに主人公にボコられて退散する悪役の台詞だな。
「何が容赦しない、だよ。最初から勝負なんてしてないっての。」
本音を言うとだな....勝った...!!ざまぁみやがれ!
「はいはい...お待ち...。」
そういって俺の目の前に味噌ラーメンを思いっきり叩きつけてきた。スープが跳ね、具が飛び、麺が踊っていた。
「おい店長よんでこい。お前をクビにしてもらうから。」
「そう言われて呼びに行く人なんて誰もいないでしょ、普通は。」
「はぁ、じゃぁ500円くれ。」
「お断り..じゃ私はそろそろ休憩の時間だから...。後で覚えていなさい、ボウヤ...。」
ガキにボウヤなんて言われたくないんですけど。
「――ごちそーさん、まぁ接客はアレだが味はいけるな。」
さて、なぜ俺は飯を食ったんだろう..。と、金を払いながらふと思う俺であった。

                        続く