このタイトルだけで誰が出るか解った人はすごいかも?
今日はウードとアンナでも。
支援C
ウード:
この武器は・・・そうだな、「スカイライトニングアックス」か・・・
こっちは・・・
アンナ:
ちょっといいかしら、それ私の商品なのよね。
ウード:
!?
お前は古より存在する時を超えた商人にて時の守り人アンナ・・・!
アンナ:
何勝手にそんな名前をつけてるのよ!
それに・・・この武器に刻んである名前は何かしら?
ウード:
さすがは伝説の行商、そのような細かいところに気づくとは・・・
アンナ:
だから伝説でもなんでもないわよ!
それより、剣や槍に刻んだこの文様は何なのかしら。それとまともに話して頂戴。
ウード:
あ、あぁ・・・これか。
これは・・・あー、昔の文献にあった文字を刻んでみたんだ。
アンナ:
文字?そういえば確かにユグドラル伝承やテリウス伝承の古語もあるようね。
ウード:
あぁ、武器の声なき声に耳を傾けていると、俺の血が騒ぎ思念が暴走し・・・!
アンナ:
それはどうでもいいんだけど、貴方・・・これは私の売り物なのよ!?
ウード:
ご、ごめんな・・・
でも、武器にとっては・・・
アンナ:
傷物にした分、私の店を手伝いなさい!
この戦いが終わるまでずっとよ、いいわね?
ウード:
わ、わかった・・・
支援B
ウード:
こんなものでいいか・・・
しかし、俺の過ちもかなり深いもののようだ。伝説の商人はいまだ笑顔ひとつ無い・・・
アンナ:
お疲れ様~。
・・・また変な刻印を掘り込んだりしてないでしょうね。
ウード:
ふっ、我が背負いし十字架に課せられた使命は忠実に守っている。
アンナ:
ちょっとチェックさせて頂戴。
うんうん、いい仕事をしてるわね~。丁寧に磨いて種類別に・・・あら?
これ、この前高値で仕入れた宝剣じゃない!どうして鉄の剣とかと同じところに入れてるのよ?
ウード:
この武器には魂がこもっていない。
我が手に収めし時もまるで剣と呼ぶにはふさわしくなかった。
刀身の輝きも天空の星ではなく鉄くずのような・・・
アンナ:
何言ってるのよ、これは昔恋人を切り裂いてしまった英雄の大剣・・・
あら?これ、違う大陸の刻印がばらばらに・・・
ウード:
アンナ、その剣ってまさか・・・
アンナ:
・・・あんの行商、私にまがい物つかませたわね~!
ウード:
アンナが天馬の速さと飛竜の威圧感を出したまま駆け抜けていく・・・!
あれこそ伝説の商人の有るべき姿なのか・・・!
支援A
アンナ:
ようやく確かめたわ・・・あれは偽物だったわよ。
お金も取り返して万歳というところね。ありがとう。
ウード:
ふっ・・・この程度は当然と言うべきだ。
アンナ:
でも、どうして気づいたのよ。
貴方に言われるまであんな小さい細工には気づけなかったわ・・・
ウード:
武器としてあの剣は偽りの衣を纏っていた。
ただ見せびらかすための輝きと最高の鋼と偽った銅の重さを・・・
相棒に愛情を注いだ我が目を欺くことは不可能だが、な。
アンナ:
・・・愛情。そうよね・・・
私、多く売れればいいと思ってて
それでよく見てこなかったのかもしれないわね・・・
ウード:
愛情を注ぐことにより武器は道具から神器へと進化を遂げる・・・!
もう一度、武器の声に耳を傾けるのだ、伝説の商人よ・・・!
アンナ:
・・・まさか素人の貴方に教えられるなんてね。
でもそうよね。ちゃんと見ないといけないって事を言われたのに。
ウード。この前のことは許してあげる。それとこれ。
ウード:
こ、これは・・・お金だろ!?
・・・俺は夢を見ているのか!?金を握ったら離さない伝説の商人が我が手に・・・
アンナ:
あら、私だってちゃんと店員にお給料は支払うわよ~?
これから武具の価値の判断に迷ったら来てもいいかしら?
ウード:
あぁ・・・!
伝説の商人の号令とあれば、いつでも馳せ参じよう・・・!