(講談社) 毎日新聞社科学環境部
日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。果たして、理系は報われているか?第1回科学ジャーナリスト大賞受賞。
(以上、amazonデータベースより抜粋)
果たして理系は報われているのか?理系学部で大学院生をやっていたときに読んだためか、とても胸に残っている。世の中の理系出身者には一度読んでもらいたい。
ま、その後の時代の変遷を見てて思うのは、やはりこの国は理系と総称される技術者、研究者に対しては厳しいと判断せざるを得ない。特に直接の利益に結びつかない分野においては顕著だ。先の事業仕分けを見ていても考えることは多かった。でもそれも良いのかもしれないと思う。
現在の日本を見る限りにおいては、世界のトップランナーであり続ける体力も経済力も知力もない。このまま裾野を広げる試みを摘み続ければ、10年後、20年後日本は少なくとも科学力や技術力では世界の先頭集団から脱落せざるを得ないだろう。他国で開発された技術や知識を輸入して文明を作り上げていた明治のころと同じ立ち位置になるかもしれない。と本とはないが最近考えさせられる。
また、この本では理系のカルチャーや文化、結婚などの恋愛間にまで言及している。恋愛がどうこう言うより、理系はどうしても研究などで独り、もしくは馴染みの人とばかり長時間を過ごす傾向が強いから、人に対して弱くなっていくんだろう。
いずれにしろ他国のことは分からないが、日本において『理系』というのは特殊な意味合いを持っている。この国で理系の道を進もうとしている人はその『特殊な意味合い』がなんなのか、知るためにも是非読んで欲しい一冊だ。
【勝手に評価】
衝撃の事実度 ★★★★
そんな理系が大好きだ度 ★★★
正直、文系ちょっと羨ましい度 ★★★★
日本の高度経済成長を支えながらも、文系優位の社会で、その存在がかすみがちな「理系」。深刻な科学離れが叫ばれるいま、その地位、報酬、研究、カルチャー、教育、結婚など、理系のすべてを初めて浮き彫りにした渾身のレポート。果たして、理系は報われているか?第1回科学ジャーナリスト大賞受賞。
(以上、amazonデータベースより抜粋)
果たして理系は報われているのか?理系学部で大学院生をやっていたときに読んだためか、とても胸に残っている。世の中の理系出身者には一度読んでもらいたい。
ま、その後の時代の変遷を見てて思うのは、やはりこの国は理系と総称される技術者、研究者に対しては厳しいと判断せざるを得ない。特に直接の利益に結びつかない分野においては顕著だ。先の事業仕分けを見ていても考えることは多かった。でもそれも良いのかもしれないと思う。
現在の日本を見る限りにおいては、世界のトップランナーであり続ける体力も経済力も知力もない。このまま裾野を広げる試みを摘み続ければ、10年後、20年後日本は少なくとも科学力や技術力では世界の先頭集団から脱落せざるを得ないだろう。他国で開発された技術や知識を輸入して文明を作り上げていた明治のころと同じ立ち位置になるかもしれない。と本とはないが最近考えさせられる。
また、この本では理系のカルチャーや文化、結婚などの恋愛間にまで言及している。恋愛がどうこう言うより、理系はどうしても研究などで独り、もしくは馴染みの人とばかり長時間を過ごす傾向が強いから、人に対して弱くなっていくんだろう。
いずれにしろ他国のことは分からないが、日本において『理系』というのは特殊な意味合いを持っている。この国で理系の道を進もうとしている人はその『特殊な意味合い』がなんなのか、知るためにも是非読んで欲しい一冊だ。
【勝手に評価】
衝撃の事実度 ★★★★
そんな理系が大好きだ度 ★★★
正直、文系ちょっと羨ましい度 ★★★★
- 理系白書 この国を静かに支える人たち (講談社文庫)/著者不明
- ¥600
- Amazon.co.jp