この場で何度も書いた通り、二人目の中学生は堕落した日々。
高校一年の秋あたりから進路や選択科目などの現実を突きつけられ、やっと目が覚め始めた感じでした。
数学が得意で英語が苦手というのは大学受験が終わるまでそのままだった。
高三春の全統記述帳票を引っ張り出してみた。
数学も英語も偏差値70〜72ぐらいだった。
試験問題が簡単だろうが、拙速なミスで大きく減点されている。
逆に難しい出題の問題でも得点をするのだが、正答率の高い問題をポロポロと落とす。
例えば数学。
どちらも150~160点なのだが、駿台全国では偏差値77を超え、全統記述では70ちょいしか出ない。
全統記述では数学も英語も偏差値70強出ても、駿台全国では数学77で英語が60ちょい。
英語の弱さが露呈していた。
大学によって試験問題の難易度には違いがあると思う。
二人目の場合、数学の難易度が高くて、英語の難易度が標準的な大学がハマるのだと判断した。
生物でもそう。
記述式のもの、難易度の高いものでは成績が良く、標準的な難易度の問題を選択式のような形で出題してくる大学のものは成績が良くなかった。
東大実戦の生物などはとても成績が良いのに、共通テスト模試の生物は80点台前半なんてザラだった。
人間的にもマニアックだが、成績もマニアック。
そういうところまで理解した上で受験校のアドバイスをしたので、それなりには受験する可能性のある大学の分析は大変だったよ。