先日、『高三では冠模試が始まる』と書いた。
冠模試を受験する人たちは、その冠校を受験するつもりの人が多いと思う。
本命、上位志望校なら受験したいのは当然のことと思う。
我が子二人、早慶の冠模試、私大医学部の冠模試、二人共に受験していない。
受験したのは『東大実戦』『東大オープン』『東工大実戦』『東北大実戦』。
凡庸なものでは『駿台全国模試』。
あとは共通テスト対応の大手模試。
東大も東工大も受験していないが、難関大学の模試を経験のために受験していた。
もちろん、その受験者の中での立ち位置も参考にするために。
東大の冠とつくものは一通り受験したが、A判定からC判定とさまざまだった。
ほとんどがB判定ほど。
二人共にセンター模試、共通テスト模試が悪く、ドッキング判定ではいつも足を引っ張られていた。
英数は特段問題にしていなかったが、国語の古漢・地理Bなどは12月に過去問をこなして最終準備をしていたので〜11月までのものは合計点が伸びて来なかった。
しかし、そのような科目は最後に仕上げると決めていたので、変な焦りは無さそうだった。
とは言っても、模試でのドッキング判定での結果はすっきりとするものではないし、常に不安感は付き纏っていたと思う。
理系生徒の古漢と社会系科目の知識は、それまで基本的に学校での学習しか機会が無い。
そのため、どうしたって細かい知識のインプットは個々で仕上げにかかる形になると思う。
東大京大以外の受験生は、英語数学理科に大きな問題がなければ共通テスト対応だけで良いので文系科目は最後に仕上げる受験生が多いのだと思う。
桜蔭や開成のセンター模試・共通テスト模試でも平均点はさほど高いわけでもなかったし、そこまで取れなくても学内では平均以上はとれていた。
しかし、本番の学校平均は高かったので、やはりそこは試験慣れした同級生達なのだと思う。
大学受験まで、どの時期にはどの程度の仕上がり、どのぐらいの進捗、はっきりと明示されているわけでは無いから難しいよね。
終わってみて思うことは、ただただ時間が足りないということ。