二人目は、あの共通テスト難化の2022年。

共通テスト数学の平均点は例年よりかなり低い年だった。

 

国公立大二次試験での得点率は

英語 < 数学 < 化学 < 生物

 

共通テストの得点率は

生物 < 数学 < 化学 < 英語

 

高校三年生での駿台全国模試などの偏差値では

英語 < 化学 < 生物 < 数学

 

数学は、駿台全国でも偏差値75程度はとっていた。

しかし、それぞれの国公立大学では、受験科目となる教科の難易度はそれぞれ。

英語が難しい大学もあれば、数学が激ムズという大学もある。

よくあることとしては、物理は計算式と答えという解答形式のため高得点が取りやすいが、生物は記述式の解答も多く、減点を受けやすいため高得点が難しい、とかね。

 

国立大学二次試験では二人目の実力が露呈してしまった英語だが、共通テストでは95%程度の得点率だった。

 

駿台全国や東大実戦でも武器となっていた数学。

国公立大二次試験でも数学は上位と思われる結果だったったが、受験大学の数学は難易度が高いと言われているために得点率としては理科よりやや悪い。

 

 

そんな感じで、得意科目だから必ず得点率が高くなるというわけではない。

受験大学の科目難易度と関連するために単純ではない。

 

本当に難易度の高い数学などでは、もちろん平均点が低くなる。

やや得意程度の力では、数学を苦手と言っている受験生と共に沈む。

本当に得意で強い者だけが圧倒的に差をつける結果となる。

 

 

我が子のそれぞれの科目の力、受験する大学の科目難易度、このバランスによって合否は大きく変化する。

だから駿台全国や全統高などの凡庸な模試での偏差値通りにならないことも多いんだよね。

 

少し得意ぐらいだと本当に高難易度では沈む場合もある。

超絶得意という科目なのに、受験大学のその科目難易度が低いために差がつけられない、なんてこともあるし。

 

そんなところをみるのもとても重要だよね。