旧AO入試を今は『総合型選抜入試』と言うんだね。

 

国公立医学科の『総合型選抜入試』では、評定4.3以上という基準が多いね。

 

あとは、面接、小論文や学力試験という感じ。

 

一部の大学を除いて、一般入試と比べると『総合型選抜入試』の学力試験の方が試験自体は楽だと言う人が多いみたいだよね。

 

一般入試と比較して『総合型選抜入試』で突破した生徒の学力にはムラがあると聞いたり、一般入試では受からない受験生も多いと聞くけど実際はどうなのだろう。

 

 

私が思うには、一般入試も『総合型選抜入試』も同じ学力試験を受験させた方が良いのでは無いかと思う。

要は、枠だけしっかり分けておけば良いのだと思うけど。

 

そうすれば一般入試合格者と『総合型選抜入試』合格者の入試時点での学力差を明確に理解できるわけだし、『総合型選抜入試』志望者が一般入試合格点を下回っていても『総合型選抜入試』での合格順位に入っていれば合格を出せるわけだし。

 

その方が一般入試と比べて『総合型選抜入試』の合格基準が明確になるし、大学によっては『総合型選抜入試』の方が難しいとかもわかるかもしれないし。

 

一番問題だと思うのは、評定の4.3というのは学力を測る上では適当では無いと思っている。

 

正直言って開成の評定4.3と地方の平均的な公立高校の評定4.3では比較にならない学力差があると思うよ。

 

開成と桜蔭のことしか知らないのだけれど、開成や桜蔭で評定4.3という生徒ならほぼ現役で東大には合格するレベル。

場合によっては理Ⅲレベルの生徒も不思議では無い。

そういうレベルなんだよね。

 

だから、評定で知り得るのは真面目さの指標としてということだけ。

 

だからこそ『総合型選抜入試』でも学力を測る部分は一般入試並みに見ておく必要があると思うけどなぁ。

 

さっきも書いたけど、大切なのは枠を分けるというところだから。

 

 

一般入試合格者と学力比較できるということも大学側にとっては意味のあることだし、何より志望する側の明確な学力基準にもなるからね。