サピックスでは、組み分けテストの成績優秀者にメダルを授与しています。

 

 

月に一回程度、『マンスリーテスト』や『復習テスト』、『組み分けテスト』などいくつかの種類の月例テストのように何かしらのテストがあります。

 

それとは別に『サピックスオープン』と言われる範囲の指定のない実力テストがあり、五年生では『実力診断サピックスオープン』、六年生になると学校別や合格力、などのいくつかの種類に分けられたサピックスオープンがあります。

 

塾生を対象にしているマンスリーテストや復習テストでも所属クラスで一位になると賞状がもらえますが、更に組み分けテストでは、全体で一定の順位に入ればメダルをもらえます。

 

メダルがもらえる『組み分けテスト』は、毎月のように行われるテストの中でも回数が少なく、難易度・テスト範囲共に対応が難しいテストになっています。

 マンスリーテストや復習テストと違い、単に直近に習ったものの復習という位置づけではない実力テストのようなものになっています。

 

『組み分けテスト』は、新四年生の3月・7月・1月。

五年生も3月・7月・1月。

六年生は、3月と7月にあったと思います。

 

四年生では、総合順位で1位〜20位が金メダル、21位〜50位が銀メダル、51位〜100位が銅メダルとなっています。

 

五年生・六年生では、1位〜30位が金メダル、31位〜100位が銀メダル、101位〜200位は銅メダルとなっていました。

 

金メダルは『最優秀賞』、銀メダルは『優秀賞』、銅メダルは『努力賞』と書いてありました。

 

一人目は新六年生三月の『組み分けテスト』で入塾し、アルファ1クラスで入塾できましたがメダルはもらえませんでした。

塾生になって受験した組み分けテストは7月の一回だけで、その時は銅メダルでした。

 

二人目は、新四年生三月の『組み分けテスト』を受けて入塾し、一人目同様にアルファ1クラスで入塾できましたがメダルには届きませんでした。

塾生となって受験したのは

四年生の7月・1月、五年生の3月・7月・1月、六年生の3月・7月。

全7回受験しました。

金2つ・銀2つ・銅2つという結果でした。

 

四年生の1月『新五年生組み分けテスト』が総合108位になっていて、『新五年生』というテストになっていますが、メダルの基準は四年生の基準になっているようで108位ではもらえなかったようです。(今日、気がつきました)

 

メダルの基準をみると、四年生までは100位までしかもらえないのに、五年生六年生では200位までもらえるのですから、『高学年の方が随分と気前良くメダルがもらえるのだなぁ』と思われるかもしれませんよね。

 

しかし、我が子二人の時代は、他塾の成績トップクラスの生徒が高学年になってサピックスに入塾してくることもありますし、学年が上がるにつれて成績が伸びずに辞めて行く生徒も一定数いるようでした。

必然的に競争は激化していきますし、四年生ぐらいまではのんびりムードのご家庭も五年生ぐらいからは熱を帯びてきます。

 

高学年のメダルはそれはそれで大変だと思います。

 

まして女子のメダリストは男子に比べて少ないので、女子で毎回メダルをもらっているようなお子さんは基本的には全勝することが多かった記憶があります。

 

 

サピックスでは、四谷大塚のYTのような優秀者名簿がありませんし、早稲アカでいうWin Jr(中学生からはWinでしたっけ)のように名前が掲載される優秀者発表もありません。

本当に校舎内のそのクラス内だけでこじんまりと表彰されるので、他校舎の優秀な生徒を知ることもありません。

だから、メダルとか賞状とかがより嬉しいのでしょう。

 

個人的な昔の感覚なので、今の中学受験近況とは異なると思いますが、早稲アカのWin Jr に掲載されるより、サピックスでメダルをもらう方が確実に難しかったと思います。

Win Jrの左一列とサピックスのメダルは同じぐらいの感覚だったように記憶しています。

2013年当時の早稲アカは、2月3日の情報でこういった合格者数でしたから、既に開成合格者数が200名を大きく超えてたサピックスとは上位層の厚みがかなり違ったと思います。

 

2013年当時、一人目は五年生でした。

早稲アカのWin Jr 一番左の列は約50人程度で構成されていたように記憶しています。

速報ベース比較で、開成が59人の早稲アカで成績優秀者上位50名、開成が211名のサピックスで上位200名のメダリスト、あながち感覚的なものは外れてはいなかったのかもしれません。

 

まぁ、昔のことですけれど。

 

 

 

 

なんでこんな記事を書いているのかと言うと・・・・。

 

未だに少しずつ断捨離をしているので、棚の奥の奥から昔の教材が未だに出てくるからです。

 

まだまだ断捨離継続中。