2011年3月11日

父は泊まりの仕事で不在。


ゆっぴぃとミニゆっぴぃが、久しぶりに我が家に遊びにきてくれた。

すっかり大きくなったミニゆっぴぃを囲んで、しゃべり倒し、お昼を食べがてら、サティに行って子供服を物色して14時に現地解散。

車に乗るやいなや、爆睡する娘。





サティから5分でうちに到着するも、そのまま起きないから、家まで抱きかかえベビーベッドへ。


娘は気持ちよくお昼寝。

私はソファでまったり。




帰宅して15分後。




14時46分







グラグラ…


あ~地震だわ~



始めは呑気に構えてた。





けど、


なんだか揺れが大きくなってきて、



爆睡する娘を毛布ごと抱え上げ、とりあえず窓際へ…





窓、開けた方がいい?



窓を開けてるうちに、




ぐわんぐわん、



ぐらんぐらん、




え?




キッチンで瓶が落ちて割れる音、炊飯器が吹っ飛んでるのを横目に、

ベランダ前の電柱が、電線が、ありえないくらい揺れていて、



天井からぶら下げてる、妹が結婚祝いにくれたアンティークランプが天井にぶつかって、


押さえようと立ち上がったら、



立っていられず、開いた窓からベランダへ投げ出された


うち、5階なのね。





きゃーーー

って本気の悲鳴が出た。




娘は泣きもせず、寝ぼけたまま毛布にくるまって私にしがみついてた。




ああ、こりゃもう倒壊するな


マジで覚悟した。







長い長いでっかい揺れが、



止まるか、止まらないか、



って瞬間、一目散に一階まで階段を駆け降りた。







一階では水道管がズレたのか、水が噴き出してた。



誰とも連絡が取れず、ケータイだけ握りしめて車で実家へ。



実家のじぃじばぁばと合流できてまずは安心。





父は、仕事帰りの常磐線に乗っているときに地震にあったらしく、いわきにたどり着いたのは、翌日12日の夜。


タクシーで8時間かけて帰ってきた。




家族が揃って、心底安心した。






そして、


非日常は始まりました。