何をいきなりという話ですが。

 

 

あ、おひさしぶりの更新(放置のつもりなかったのか)。

 

 

最近はいろいろあったんです。

 

急病でぶっ倒れてガチで死にかけて三週間入院したり、大好きな、大好きな、永遠に大切なバンドの素晴らしい解散ライブを見たり…(Raphaelありがとう!そこのところはまた改めて書きたいです)。

 

 

色々で精神的変化があったのかは分かりませんが、ライブできいた言葉が影響はしているのかも知れない。16年、喪失の苦悶と向き合い続けてきた人の言葉が胸に響いたからかな。

 

 

私は、人を許すことで挫折しました。大学生のころ付き合っていた人なのだけれど、最初は凄く好きで、色々あって終盤で急速に冷めていって、もう無理だっておもって別れたのですけど、まぁ三年くらいか。

 

やっぱり、自分に起きた出来事ってなんでも意味があった・無駄じゃなかった・悪いことばかりじゃなかった、って思いたいから、暫くは辛かった出来事も肯定しようと必死だったし、実際彼には素敵なところもいっぱいあって、というかそもそも魅力がなきゃ付き合わないし、彼の立場になればあれもこれも仕方ないって思おうとして一生懸命だったんです。でも、ある時精神バランスがちょっと崩壊して、そのときに、あ、あの時辛かった心の傷全然癒えてないじゃん、大出血しまくってるじゃん……って気づいてしまって。そこの部分は壊れてしまったんですよね。無理やり塞いでただけで、バランスが崩れたら呆気なく。で、もう、あのこと・そのことは絶対許さない、恨み続けることにしちゃったんですけど。恨むのも疲れるんですけどね。でも、感謝してることも確かに沢山あって、でもお互いに相殺できるような種類のものではないんです。良かったことは良かったし、悪かったことは悪かった……って感じで、前者については心から感謝してるけど、後者については心から憎んでいる……ってとこですね。深い傷って、癒えないんですよ。自分を正当化するために、自分が正義だと信じるばかりに他人を無邪気に傷つける人はいっぱいいるから、彼個人の罪ではないのかもしれないが、ある意味では悪意を持った人のそれよりも、当人に自覚がないので厄介だ。つまりこれがモラハラなのだと私は思う。

 

 

私が一番許せないことは細かく書くと長い上、見る人が見たら個人特定が容易なので書かないが、その件も私の意思・私の気持ちを一切無視し、勝手に 自分の行動は文句なしに肯定されるという前提に立っていたのではないかと疑わしい。それも無意識に。私は、彼にとって、少なくともそのころ、従順で、彼を理解し、優しく微笑んですべてを見守ってくれる理想の女性……であるはずのカワイイ彼女だったのだろう。

 

 

男性不信っぷりを主張したいわけじゃないが、私は七割の日本人男性はプライドが山のように高く、某うんこアイドルグループの歌じゃないが女は頭がからっぽのほうが良くて、モラハラ傾向にあると思っている。あ、今付き合っている人はちがうけどね!(ごめんリアルではのろける相手がいないのでネットでくらいのろけさせてください笑)

 

 

なぜこれをいったかというと、彼(ここでは彼=元彼ということで)に言われてショックを受けた一言がある。付き合ってだいぶ経って、色々マンネリ化してきた頃ではあったが……。

 

同じ日に授業がある場合はよく一緒にお昼を食べたり喫茶店に入ったり、わりと爆発したほうがいい感じで仲良かったのだが、私はだんだん学問に興味を持つようになってきて、ちょっと背伸びをしつつ色々なことを吸収しようとしていた。それで、講義でどういうことをやったかとか、そんなことをいつもの調子で話していると、普段は凄く温厚な彼がこう言った。

 

 

「かしこぶってんじゃねーよ」

 

 

 

紛争地域にいたら、敵襲への心構えはできていると思う。だが、相手は私の最も身近な人であるはずで、それこそ味方にいきなり背中から撃たれたとか、駅のプラットホームで友達につき落とされるとかそのくらいのビックリで、私はパニック。めそめそと泣きだしてしまった(今の私なら水ぶっかけますけどね。公衆の面前で水ぶっかけられてたかもしれないのよ、元彼よ)

 

 

私にとって、彼は知的で教養があって、読書を沢山していてちょっとそこらへんの人とは違う存在だったんだけど、今となっては、彼もそこらへんの普通の男性で、私のいうところの七割だったんだなーと思う。幻滅がなにかを人生で学べた瞬間である。自分が常に尊敬されていたいし、相手を見下せないと安心できないので、自分よりもあれこれ知っているとか、自分の知らない所で活躍しているとか、そういうのが嫌で仕方がない、典型的なタイプだったのである。あーショックだ。まー恋愛経験少ないから仕方ないよね!といいたいところだが、こういう面を多かれ少なかれ持っていない男性と出会うのはそう簡単ではないだろう。だって、日本人男性の七わr(ry

 

 

まぁ、彼はすぐには謝ってくれないっていうか、思い返すとハッキリと謝られたことってあんまりないんですよね…これ、ネットで調べても出てくるようなモラハラ男の典型的特徴らしいんだが(笑)ただ、彼はそこまで重度ではなく、あとで、自分が真のインテリではないから劣等感から??ああいうことをいってしまったんだと思う、と客観的な釈明をした。確かにそうだったんだと思うのだが、プライドが山よりも高いのよねほんとは……。

 

 

あと、当時はすぐに私が悪かったのごめんねっ!!みたいになってしまって、後になって、なんで私が謝らなきゃなんないの?バカじゃねーの?って思ってモヤモヤしたのが、お友達関連。久し振りに会う高校時代からの友人と飲む約束をしていて、その少し前に級に電話が。今日どうしても会いたい…といわれ、恋する乙女モードだった私はどうしようとまようが、久方ぶりにあう友人をないがしろにできないし、私だって色々喋りたかった。それはやめられないというと、おわったら会おうといわれるが、彼の拘束欲たるや……私の友人付き合いに関しては、手っ取り早く切り上げろといわんばかりである。逆に、彼が友人と会う後にデートということがあったが(※私が先約)めちゃくちゃ待たされたのに謝りもしなかったし、私がむすっとふてくされていたら意味がわからないってかんじだったし、一体何さまだテメー!と思うが、後々そんなことをする彼とは知らず、私は苦肉の策として、これもばかげていたと思うが、友人に彼氏を紹介するという形式を選んだ……のだが、まぁ失敗。なんだかテンション低く不愛想気味な彼といっしょで、友人を困惑させてしまった……すまぬよ。ずっと申し訳なく思って居ます。

 

で、翌日ね!彼とは朝から大学で顔を合わせる日なのだが、ずーーーーーっと黙っていて口をきかない、めっちゃ暗いオーラ。私は悪いことをしたとは思って居ないので、まさかあんなことでふてくされるわけないよね…??なにかほかにあったのかな?と思ったが、そのまさかであった。彼自身、不合理だというのは分かっていたらしいが、それでも「俺はすごくあいたかったのに……」という感情が優先なのである。そりゃ、一刻の猶予を争う何かだったら別だけどさ……私より年上だったし、ガラスの少年時代じゃないんだから一日くらい我慢せいと思うけど無理だったのでしょう。

 

 

そして、もうひとつ!煙草。私は嫌煙家ではあるけど、嗜好品として煙草を吸うこと自体は構わないと思っている。配慮ができればいい。口の臭いとか含めてだが、彼は喫煙者だった。二人で貧乏旅行したときに、私はそもそもあまり体が資本な旅行をしたこともないし、国内にはすごい疎かったので、見知らぬ土地への不安がある。だが、彼はついて早々、煙草がきれたから買いに行ってくる、荷物みてて、と 私をぽつーんと道端に残してたっぷり30分ほども待たせて帰ってきただろうか。

 

 

今だったら、私は、「疲れました。家に帰ります、荷物はおいていくので早めに戻ってください」と、10分くらいで三下り半メールを送って帰ると思うが、まぁせめて喫茶店みつけてから探すとかさぁ……って思うわけです。これが原因で多少喫煙するひとに偏見はできたかな……。流石にこのときはバツが悪そうで、戻ってきてから喫茶店にはいったのだけど、私はなんだかみじめで泣けてきちゃって。あの頃はかわいかったな(何) 黙って飲み物を奢ってもらってから、煙草が切れて不安で仕方なかったということを話されたけど、中毒患者じゃんっ!!ってこれモラハラじゃないか。でもやっぱモラルおかしいよ。女の子に立ち呆けで荷物みさせるなんてさー私やっぱ奴隷かなんかじゃんって思ってしまう。まあモラハラ受けやすい性格なんでしょう……。

 

 

他にも、発言を見返すと、私のことやっぱり付属物というか、自分の好きになるもの・自分の思い通りであるはずのものとみなしている節はあったんだよなぁ。ふだん良い人だし、外面も非常によく、人望もあるのでなかなかわからないんだけどね。

 

 

 

とまぁ、なんかふっきれたのでネットで悪口やっちゃった(笑)