例によって、チラ裏なのに偉そうに意見を綴ってみます。

 

 

 

 先日、ツイッターでハガレンの実写版がクソであったという感想を見た。当然、実写化の是非については散々賛否両論交わされてきたのであって、多分本気で専門家の意見を探してみれば私が思う程度のことは全部書かれていて、もっと深く掘り下げられているんだろうなーとは思うけれども、所詮ブログなので好き勝手書いてみようと思う。

 

 まず、私はハガレンも進撃の巨人もジョジョもデスノートもアニメは程度の違いがあれど好きで、実写版については否定的である。勿論、言うまでもなく、「既に漫画・アニメで成功しているものをわざわざ実写化する必要性」は何なのかがハッキリしないからだ。ついでに断っておくと、「必要性」というのは「役に立つ可能性」のことではなく、表現のジャンルを変えてまで挑戦する意味ということ。

 

 実は映画自体はどれも断片的だったりトレイラーを見た程度で、ろくに見てもいない癖に批判などするな!と言われればハイすみません!というしかないのだが、少なくともハガレンのトレーラーを見た分には違和感たっぷりと言うしかなかった。一応言っておくと、私は松雪康子さんが大好きで、國村さんの化け物感も好きだし、本郷奏太さんも良い役者さんじゃないかと思っているのだが、彼らは全員ホムンクルス側である。これも言うまでもなく、ホムンクルスは全員黒髪黒目(あ、グラトニーは除く……)、ダークな雰囲気たっぷりなので、東洋人がやってもあまり違和感がなく、トレイラーを見た分では結構はまっているように見えた。

 問題はエドワードなどで、どう見ても日本人が金髪に染めているだけで、エドワードです!と言われても、はて??と思ってしまう。

 

 お前が問題にしているのは、人種の問題なのか、浅い奴だな、差別的な奴だな、と言われるかも知れないが、確かに問題の一つはそこにある。「進撃の巨人」の実写も、日本兵がいっぱいいる話に見えるくらいアジアンナイズ(っていうの?わからん。笑)されていたが、ハガレンも進撃も、実は人種の差異がはっきりしていることに作品の特徴の一部があるのだから、そこに拘らないのは、手落ちだといえるだろう。ある程度実際の世界にも似せた、異なる種族の人間同士の対立が描かれているわけで、進撃のエレン達はさながら抑圧されるユダヤ人にも似ているし、ハガレンのイシュヴァール人は中東の複雑な歴史を反映しているようにも思えるし、人種問題はめちゃくちゃ!!物凄く大事なのである。それを、全部コスプレした日本人にしか見えない俳優にまとめてやらせるというのは、「原作に近づける」という意図があるのならば、手抜きのようにしか見えない。というか、実際、西洋人顔で演技のできる俳優を探すコストを省いたのではないのか?ハガレンや進撃で、「原作の雰囲気を出す」為には、やはり人種のるつぼ的な国でアクションたっぷりで撮影するしかないだろう。(というのは、あれらはせいぜい、「原作~アニメの雰囲気を、CGの助けを借りて人間を使って出してみる」以上の試みには見えないから)

 

 逆に、スカーレット・ヨハンソン主演の攻殻機動隊はどうだろう。私はあれを飛行機の中で観て、字幕なしのロシア語吹き替えだったので半分くらいわからなかったのだが、そんなに悪くないと思った。ヨハンソンが主演となったことについて、ホワイトウォッシュだという批判があったらしいが、私からすると、そんなことはないのではないかと思う。たけしが出ていることからも分かるように、白人で統一されているわけではないし、「草薙素子」は義体で戦うサイボーグであり、「白人」だの「黒人」だの「東洋人」だのの分類の一歩先に行っているので、肌の色とかは些末な問題だと思うからだ。だから、「原作に近づける」よりも、「原作のエッセンス」を取り出して再構成した物語として見れば、別に世界観ぶち壊しとかそういったものではないだろう。

 

 長々と人種の問題に焦点を絞って語ったが、要するに、「原作の雰囲気を出す」のではなく、「原作のエッセンスを取り出して再構成する」のであれば、必ずしも俳優の人種に拘る必要はないのだと思う。とはいえ、ハガレンや進撃でそれをするのはかなりの困難を伴うので、名前も外見も設定も物凄く弄って、アイデアを借用した別作品にするくらいのことになると思う。アメリカやロシアのような国ならば、同じ言語を色々な人種の人が喋るので、ほぼ原作っぽいものも出来るのではないかと思うけれど……。

 

 

 と、毒にも薬にもならないことを漠然と思ったことをダラダラ書いてみたけども、実写化って多分お金になるんだろうな(笑)

 

 

 

はじめに……
・批判するならそもそも読むな!気に入らない要素があるならお前なんかファンじゃない!という方は読まないでください。大好きだったからこそ、思うことが沢山あるのです。
・主にやりだまにあがっているのはNARUTOですが、BLEACHもついでにちょっと批判しています。

 


 私は、二次創作を読むしひっそり自己満足で書いたりもする。その殆どがマイナーカプ(一部、うっかり超メジャーなBLカプにはまってしまったりもしてるが……)であり、中には原作でもフラグがあるものもあるし、地球がひっくり返ってもありえないカップリングもある。
 基本的に、カップリングの好き嫌いというのは、実現可能性の問題とは別にあって、妄想が広がって楽しいかどうかにかかっていると思っているので、勿論それがあまりにもはっきりと否定されてしまうと悲しいし、そのカップリングに関して邪魔に思っているキャラクター(恋敵とか後から急にでてきてよくツーショットが描かれるとか。笑)が優位に描かれているように見えると、多少は腹が立つ。でも、それは此方の都合なので、基本的には仕方ないと思っているし、作品の評価にまで及ぶ所ではない。(いや、銀魂の月○はかなり作品のバランスを悪くしたと思ってるけど……個人的な感想です)

 

 ただ、頂けないやり方がある。
 NARUTO、あと途中から全然読んでなくて話さっぱりなくせに名前をあげるのは些か気が引けるのだが、BLEACHのラストだ。物語の概要が終わってから、雑にポコポコ結婚・妊娠・出産ラッシュにするというやり方は、全然頂けない。

 最近、なぜドラゴンボールやジョジョは良くて、NARUTOとBLEACHのカップリング扱いが納得できないのかを自分に問うていた。そして、思うに、それが話のクライマックスを含めた本筋にきちんと関わることで、そのカップリングが気に入らないくらいで読む気がしなくなる程度の話ならそこで離れるという選択肢があるし、それを押してでも続きを知りたければ物語に関わるしかないわけなので、カップリング云々というのは些細な問題になってくるからなのではないかと思った。要するに何がいいたいかというと、岸本先生も、久保先生も、やり方がずるいのである。ネジの死だってそうだ。残す部分が少なくなってから、読者にとって既に付き合いの長くなったキャラクターの扱いで雑な決断・もう何を言われても、泣いても笑っても最後というところで恋愛や生死に関して、考え抜かれていない思いつき(にしか見えない)行為に及ぶのがずるいのである。

 私は特にNARUTOには相当はまったので、一部アンチなキャラもいるが、概ねキャラ愛が強い。そういう人は決して少なくないし、私は原作のサクラちゃんが好きではないが、ナルトとサクラにぜひくっついてほしいと思っていた人は最後の最後で実にがっかりさせられた(一護とルキアにくっついてほしかった人も同様)と思うし、それまでの作品への熱狂は必ずしもカップリングに左右されていたわけではないにしても、相当感動に水を差されたのではないかと思うし、そういうのについては作者にはがっかりさせたファンに対する責任があると私は思っている。勝手にカップリングを妄想するオタファンのことなど知ったことではないかもしれないが、最後まで戦争・平和について中心的に描いて、それが終わったら、自分がくっつけたいようにくっつけました!というのはいかがなものかと思う。要するに、蛇足で気分が白けるのである。元々好きな組み合わせだった人、作者の選択に一切文句をつけないタイプの人にとっては問題がないかも知れないが、このやり方はかなり姑息だといわざるをえない。

 別に理想的ではないが、ああいう風にするくらいなら、ネジはサスケ奪還編でちゃんと戦闘で死なせて(その後、ナルトの心の中で度々ネジとの対話がある……などの描写があれば、確かに心の中で生き続けるという彼の宣言は正当なものとなったはず)、サスケがサクラを選ぶのであればそれも早い内にやっておくべきだったのではないかと思っている(サスいの好きだからいやだけど、ストーリー上そのことが重要になってくるのであればそれはそれで受け入れると思う。萌えは二次創作で補うし)。ヒナタの好意は作中で十分に示されているので、わざわざネジを後だしでキューピッドにする必要もなかったと思っている。

 ドラゴンボールでいえば、なんとベジータとブルマが……?!→未来のトランクス来る!という怒涛のストーリーに恋愛が直結しているし、ジョジョも部が変わるごとに世代等が変わっていくわけだけれども、基本的に恋愛は概ね作中でしっかり描かれていて、ドラマとして成立している。承太郎の奥さんが誰かとかは知らないが、ジョジョは世代が変わっても受け継がれていく因縁という神話的な世界観なので、ジョセフが実は浮気していたとかも読者にとっては比較的些細な事実なのではないかと思う。や、ジョセフ×スージーが好き過ぎて悲しかった人もいると思うんですけどね………だからって、四部を端から否定するに至る人は殆どいなかったのではないだろうか。好きカプにケチがつきはしても、ジョセフという登場人物のしたことそれ自体を物語の枠内で認め、それでもストーリーを追うのではないだろうか。これが逆に、ジョジョ全体が終わる所で、実はジョセフが浮気しました~とか出されたら腹が立って仕方ないと思うんですけどね。


 ………更にNARUTOを批判すると(お前ホントにファンなの?といわれるかもしれないが、第一部は特に好き過ぎたので逆に思う所が多いんです)子供の時に出会った相手と皆くっついているというのが なんて閉鎖社会なんだ……と思ってしまうがまぁこれはアラレちゃんもそうなので置いておこう。(※鳥山先生は恋愛が嫌いなので逆にどんどんくっつけちゃうことについて、自虐的に語っているのでなんかすごい 逆に いい。笑)でも、実際に、岸本先生自らが物語にきちんと組みこんで、例えばサスケがいのとサクラに好意を寄せられている中で、戦犯である自分と向き合うことから始めて、その苦難な生活を共にしたい、というサクラを愛するようになる、とか、サスケにも心残りがあるけれどサイにだんだん気持ちが傾いていくいのとか逆に描き込むべきだったんじゃないかと思うんですね。岸本先生は恋愛も書きたかった訳だから。小説があるみたいですが……

 

 

 自分で 書こうよ!!!

 


 まぁ、私みたいなのは多分似非ファンみたいなもんかも知れないけれども、お気に入りのキャラクターやカップリングというのがあるファンは一杯いるし、二次創作までいかないけど多かれ少なかれ誰でも推しがあるのだから、ファンの気持ちを考えてプロットを変える必要はないにしてもせめて堂々と、俺の選択が気に入らないのならここから先は読まなくてもいいんだぜ!というくらいの大胆さで、作品の終りかけとか後日談ではないところで結婚・子作り・妊娠・出産は描いてほしい!(あ、子作りは書いちゃあかんか……)それができないなら、いっそそういう部分は書くべきではないというのが私の考えです。

 

 因みに、恋愛描写に関しては、織姫がルキアに嫉妬している場面を見たことがあるだけだけれども、BLEACHに軍配が上がると思います。だからこそ、あのラストは、惜しい……乱菊姐さんが織姫を力強く慰めているところを見て、久保先生は女を描くのがうまいなぁと思っただけに。NARUTOが、女の子の心情をうまく書いてると思ったことは一度もないのですが、まあ少年漫画なので別に女の子の心情は二の次かなとは思うんですけどね。

あと、私はNARUTOにおけるBLは無関心なんだけども、やっぱ全体を通してナルト×サスケにしかおもえねぇ……というのが正直なところです(ぇ)

 

※ミクシでかいたやつをそのまま投稿しています。

 

 

V系2大カリスマ・PIERROTとDIR EN GREYが初ジョイント公演 “宗教戦争”の行方は…
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4658889

 

 

さて、待ちわびた二日間、あっという間におわってしまいましたが、ハードだけど本当に楽しかった…!
待ちわびたといっても、諸事情でばたばたしていたので、気が付いた時にはライブが目前で、うわーっと焦ってる内に当日を迎えた感じですが、とにかく、本当にかっこよくて、単純に楽しかったです。

なんか、宣伝では陰と陽とか、メギドvsアクロとかピエラーと虜の因縁とか色々言われてますが、根本的には近いものを持ってるバンドではないかなーと私は思ってます。私はばりばりのピエラーでキリターで、ディルは結構好きという位ですが、表現の仕方とか向かう方向は確かに凄く違っていて、PIERROTのほうが私にはしっくりくるというか中毒性を発揮しましたが、ディルもたまに無性に聞きたくなるし、泣くほど感動することもあります。今回のライブでも、ピエラーで虜というひとが寧ろ多かったんじゃないかな??ってくらい、少なくとも私の見える範囲ではどっちでも皆さん暴れまくりでした。私はディルの新しい曲がわからないんだけど、周りをみて頭ふったり拳ふったり、リズムに任せて暴れてました(笑)

私のバンギャ歴(笑)は1999年に始まるのですが、くしくも、Pierrotも、Dir en grey(当時の表記)も、見たのは横浜アリーナが初めてでした。前者はFINALE、後者はGAUZEの時ですね。ライブってきっと怖いんだわ……と洋楽のライブにちょっといったことあるくせに怯えつつ(前情報では、キリトさんがとんでもなく卑猥な発言をするらしいとなぜか思っていた。たしかにエロス大爆発でしたが。笑)PIERROTに…九月だったかなぁ。とにかく行って、最初はかたまっていたのに、Adolfとかのフリをやらずにはいられなくなり、一体感にどっぷりひたってしまった訳です。ディルは、当時まだ京くんの歌唱力が今とは段違いに低かった(声はよかったのだけど音程がおもしろかった。笑)せいなのか、少しライブではノリがあわなくて、ライブに通おうとまでは思わなかったんですが、それでも曲は大体好きで、脈まではCD買ってたんですよね。その後またちょっと復活して、いくつか持ってるってかんじです。

 最近ですが、どっちも、ネーミングには二重性を込めてるところも本当は似ていると思うんですよね。ポップだけれど怖い、と 白から黒まで表現できる、というのと。幅の広さ、そこの深さを意識して突き詰めていくスタイルは、どちらも一緒で、だからどっちもかっこいいのだと思います。


 そして、ファンについては、キリト先生の仰る通り。

「君たち、ピエラーだろうが虜だろうが、どっちも一般社会からみたらキチガイですから!!」
「一般社会からみたら、ちょっとおかしい人達ですから。はっきりいえば、キチガイですから!キチガイ同士いがみあってどうすんだ?!一つになっちまおうぜ!!!」
 いやほんと仰る通り(笑)まぁ、言われているほどいがみ合っているのなんて、ごく一部の人たちだったんじゃないかなーと思いますが、ネタなんでしょうね。

 

さて、偉そうにかきましたが、曲名が全部がっちりわかるのがピエロだけなので、あるサイトから転用したセットリストに従い、まずピエロ感想です。
一日目

01.MASS GAME

 まさに、曲が流れた途端、身体が、うずく!!もう、手が勝手に動いちゃいます。久々なのに、身体が全部覚えてるよ(笑)……って書くとなんかえろいですが、忘我の境地ってやつです。


 02.Adolf

 

 最早ピエロ名物。浅い人がみたらナチス礼賛に見えちゃうかもですが……でも、「千年先には素晴しい理想の世界で この血を受け継ぐ子供たちが権力を握るだろう」って歌詞はほんと天才的だなーといつも思っています。まさに、今の世界じゃないか……。まあ、ライブ中はそんな真面目なことを考えて暴れてる訳ではなく、引き続き か、身体が勝手に……!!!状態で。イントロが始まる度沢山の叫び声があがっていて、皆どれだけ溜まってるんだ、欲求不満なんだと!!!(←お前がな)やっぱ、たまにピエロのライブにいってこれやらないと健康に悪い気さえします。
 03.ENEMY

 

 

 前の方だったので、火花ドーンがきて、これがまた快感。PIERROTのダークさがばりばりに出たこの曲、大好きです。昔、HEY!*3にこの曲ででていたんですが、普通の感覚の人からすると気持ち悪いらしいですけど(笑)私にはたまらんです。ちなみに、この日のキリトさんは懐かしい赤髪で、若干軍服テイスト。V系感がばっちりで、たまりませんよもう。ピエロもディルもそうですが、眼差しや表現に自己規制がないので、普段から欺瞞やみせかけの善にモヤモヤしているような人間にこそ、心地が良いのかも。

 04.AGITATOR

 


 拳ガンガンふりあげて大暴れしました、もちろん!PIERROT色全開で、興奮しすぎでちょっとやばかった…。

05.脳内モルヒネ


 キターー!!もう、キリトさんと一緒に、首ぐるんぐるんで、絶対上からみたらすごいおかしい景色だと思うんですけど、最高に楽しかった。しかし、何度きいても名曲。

06.ドラキュラ
 まさか、この限られた時間内で、ドラキュラがきけるとは!私が最初一番はまってた曲だった気がするんですが、かっこいいだけでなく切ない曲で、暴れつつもすごい感動してました。

07.THE LAST CRY IN HADES (NOT GUILTY)
 聴く曲で、身体のほうは一休みですが、この曲本当に切ないというか、良い曲すぎて胸が苦しいので、泣きださないように少し心を虚にしてきいてました。本当に病んでるときは自殺を考えてしまう私ですが(っていうか、本当に一歩も歩けなくなったら終わればいいんだから、と思い詰めた時期に決めて、それで乗り切ったくらい)、PIERROTのこういう曲をきくと、自殺することに対して凄い罪悪感が湧き出るっていうか、死ねないなって思う。思った時の効果が永続するわけではないんですが、慰められてるわけでもないのに、生きなきゃって気になる曲です。本当に、全く慰めてくれないのだけど(笑)
 08.HELLO
PIERROTとしての、最後のシングルのタイトル曲。出た当初は、傷を抉るような気持ちで聞いていたこの曲が、今ではどこか前向きで、過去ではなく未来に向かえる曲になったんだなぁと思って、感慨深かったです。でも、次は、またピエロで新曲を出してみてもいいんじゃないでしょうか…?!
 09.新月
 この曲もまた、暴れられるけど名曲で……心が病んでいるときに、落ちるところまで落ちるのに最適なんだけどライブだと只管盛り上がる。
10.REBIRTH DAY
 この選曲も、おっ?!って感じで。激しくのる曲ではないけど、開放的というか、凄くきもちがよかったです。
 11.HAKEN KREUZ

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 キタキタキター! 基本的に、PIERROTは「普遍性」を大事にしていると思うので、あまり何も考えないで暴れてましたが、この曲の歌詞も、本当に現代的なんですよね。タイトルとかみたら不謹慎!と思われるかもですが、超名曲です。それはともかく、やっと本格的にヘドバンできるぜーー!!!と頭ふりまくりました。パワー調節とか、できないね!

 12.CREATURE
 実は、新しくした眼鏡が、前のやつよりヘドバンによわいです。この曲のヘドバンは激しすぎるので、仕方ないので はずす→ふる→つける してました(笑)たぶんここで首がいきました。
 13.MAD SKY -鋼鉄の救世主-

 イントロで興奮が最高潮になってしまう魔法の曲。最後ちょっとキリトさんが歌詞間違えた気がしなくもないけど、気にしない!

14.蜘蛛の意図

 


 これ聞かなきゃ帰れません。首ふっとばすつもりで、暴れました(笑)しかし同時に、ハ~……今なら本当にガラスの破片が落ちてくる中で、世界が終わってもいいなぁって思ってしまった。幸福すぎてつらいっていう。
 【アンコール】

15.HUMAN GATE
これも、やはり、きかなきゃ帰れない!「生きてればいいことあるよ」とは決してPIERROTはいってくれないけど、「生きていかなければ」なんですよね。久し振りに生できいて、なにか力強いものを補給できました(笑)

 


翌日はピエロが先で。

01.MAD SKY -鋼鉄の救世主-

 最初からこれは、あかんやろーー!!ってくらいテンションMAX。準備運動なしでトライアスロンみたいな…いやちょっと違うけど、もう、既にいかれて悲鳴をあげている首を更に酷使しました。ある日私の首が転がり落ちたら、間違いなくヘドバンのせいです。

02.Adolf
定番だから本日もきけるはず!と思ってはいたけどやはり!後悔が残らんよう、精一杯拳をうちつけました(笑)会場全体をちらっとみたけど、ほんと、妖しい(笑)
 03.ENEMY
 04.HAKEN KREUZ
 05.脳内モルヒネ

 ここまで、初日と同じタイトルですが、まぁ、これでもかというほど盛り上がりました。
06.MAGNET HOLIC

嬉しい選曲!大好きなんです。因みに西武ドームのときは、「刺激をうけてしまうココ」で股間をまさぐりまくっていたキリトさんですが、最近ちょっとひかえめかしら……(どこ観てるんだ) 長く長く時空をこえて再会した二人、的な歌詞ですが、ピエロとピエラーはもう そういうかんじな気がします。
 07.パウダースノウ

 これも嬉しい選曲!真夏だけど真冬の曲で、切なく、浸ってきけました。「存在をせめて 君の中で生きていかせて」っていうキリトさんの声が やばいんだ…。
08.鬼と桜
 よっしゃー!きたー!と、一斉のフリ。まさかの、キリトさんがいきなり歌詞をトチるというあれはありましたが、すばらしかったです!
09.PIECES
 これも、激しいけど切なくて好きな曲。PIERROTの解散とどうしても絡めてしまう歌なので、これまでを思ってしまいましたが、そういうもの全部一緒くたにした上で楽しかったです。
 10.PSYCHEDELIC LOVER

 がらっと明るい曲調に。ひたすら楽しみました。
 11.CREATURE

 

 ヘドバン曲ふたたび。首がー!!
 
12.クリア・スカイ
 イントロがきて、よっしゃー!と。絶対ききたかった曲の一つです。ジャンプしまくるので、ブーツでたちっぱなしでいた足はすでにしびれていて、わりと限界だったのですが容赦なくとびまくりました(笑) この曲をきいていると、PIERROTと出会って良かった……という気持ちになります。
13.HUMAN GATE
 ああ、暫くピエロとまた お別れなんだな……とちょっと切なく。また、数年したら、ぜひなにかやってくださいね…!
 14.蜘蛛の意図
 悔いが残らないよう、もう大体限界だったんですが、「頭ふれーーーーー!!!!!」の仰せのとおり、ふっとばす気で以下略。

 

 さて、ディルですが、知らない曲も多かった中で、知っている懐かしい曲もいくつか。
FILTHを生できいたのは初めてで、めちゃくちゃかっこよかった!アクロの丘、残、朔、THE FINAL、Audience killer loop、どれも、凄まじい表現力に圧倒されつつじっくり聞きつつ暴れさせていただきました。ディルも、楽しい!知らない曲も、(あ、鱗とかはなんとなくしってた)美しいメロディーラインや、かっこいいリズムはわかるので、聞きながら馴染んでいくかんじで。今ようつべを見ていて、あ、あれはVinushkaだったんだなとか後からみてますが……。

 


 あと、ディルの映像のクリエイターさんって色々な人がいらっしゃるんですかね?背後で流れる映像がすごかったです。ってか、まさか、ジガ・ヴェルトフのポスターが出てくるとはおもわなんだ(笑)すごいセンスの人達が集まってあれらが表現されてるんですね。ボッシュの絵が効果的に出てくる所も、芸術的な教養レベルが凄く高い印象です。たまにグロすぎて うぉおお………(震)ってなりますが。やっぱ、原爆の後の被害の映像とか辛くて、こういうところに、ピエロとディルの表現様式の違いを感じます。思想(といっていいのかわからない。姿勢といったほうがちかいかな?)は近いと思うんですけどね。生の狂気か、隠れた狂気か、みたいな。

 

 とにかくすばらしかったので、ほんとに、2~3年に一度くらいでいいので(毎年だとお金がもたない!w)またやってほしいです!こんなかっこいい対バンそうない……。

 

 

~~アフターパーティ~~

 なんでチケットがばか高いかって……落選が心配だったので、一応全種申し込んだら、二日間ともVIPチケットになっちゃったんですよ(汗)チケットコミュを活用する前提で、最初から片方だけでもVIPチケット申し込まないでおけば、費用はおさえられますが、確実じゃないですし。バンギャ友達が少ない人間としては、みんなが人海戦術やるからこっちはとれないんだよーー!!!ってちょっと八つ当たりしたくもなりますが(笑)まぁ、だれしも、使えるものは使いますからね……。とぐちぐちいいつつ、結果楽しかったのでオーライなのです。(じゃあ一緒にチケットとる友達作らない方が悪いと思う人もいるかもですが、そういう友達と見に行っても面白くないのですよ。)
京くんってほんと小さくてシャイで、舞台の上と全然ちがってて、かわいくてこまりました(笑)キリトさんのサービス精神のおかげで、ぐいぐいひっぱってこられていて、眼福でした。ってか、キリトさんとDieさんがお似合いすぎて困った………背の高い美女二人がベタベタしてるようにみえて眼福でした(笑)

 最後に、メンバー10人がそろって乾杯しているのを見られたのは、なんか、V系史的にすごいものみたなーってかんじでした! 

 


※ライブ自体への不満だった点

・スタンディングエリアで座り込み禁止、と二日目にいわれたけど、ずっと立ってるの普通にしんどいぞ……。ちょっとは観客の体の限界も考えてはどうだろう。予め、体力に自身のないお客様は後方でといっていたので、勿論、いわれなくても私は後ろにいく人間ですが、坐り込みくらいさせてくれよ(笑)ロビーで休憩してきたらいいといわれるかもしれないけど、おひとりさまなので、ちょっと消えてる間に、キープした見える位置がなくなるのいやなんだよね。というわけなんで、あぐらかいて坐るくらいは許してほしいもんです。
・スタッフの側で、仕方ないのだろうけど質問してもちょっとわからない…というものがいくつかあった。まぁ、大規模なライブだったし、仕方ないんでしょうけど……。


 とまぁ、うーん?と思った点はありましたが、内容に関しては素晴しいライブでした!

 

 

 

 比べるような作品ではありませんが……。
 あまり話題になっているのと、波瑠さんは以前チェーホフの『かもめ』のニーナ役を舞台でこなしているのをテレビで見た時に、良い女優さんだと思っているのもあり、また普通の不倫モノではないとかそんなことをきいていて気になったので、某ゲームをしながら(笑)なんとなく終盤から見始めました。確かに面白さは感じていて、さて、最後どうするのだろうと思って最終回を見ました。

 まず私の感想はさておき、それよりも二つか三つくらいの記事で書かれていた、最終回への声がなんだかガッカリだった。有島がいやなのは私も一緒なのだが、美都に対する涼ちゃんの気持ちが冷めたらしいことなどの逆転要素に「スッキリした」といった類の声が結構あったらしい。スッキリしたくて見るようなドラマではないと思うが、それ以上に、あのラストがスッキリするのが不可解だった。
 先ず、美都の「あなたの愛は優しい暴力だった」という言葉。ここで私が思いだすのは、巨匠イングマール・ベルイマンの『野いちご』の主人公イサークが聞くことになる、元婚約者や妻の自分に対する評価。

 元婚約者「イサークは本当にいい人よ。とても立派で、私彼と一緒にいると自分がとてもつまらない人間に思えてみじめになるの」
 妻(浮気相手との情事後)「夫に告白したら、きっとこう言うわ。哀れなカーリンって」

 夫の美徳、潔癖さは、どこかで人間的な冷たさと繋がっている。彼は息子の学資についても、自分はお金に余裕があるし、物凄く偉い学者なので困ってはいないのだが貸した分はちゃんと返されるべきとしている。彼は潔癖な人間で、別に涼ちゃんと似ている訳ではないけれど、言葉の定義は難しいけれど「人間らしさ」が周りの人間から見て乏しいように感じられる訳で、似ていはいないけれど、涼ちゃんがどこか怖いと思われる所と共通性がなくもない気がする。

 叩かれまくりの美都だけれど、私は彼女にかなり好感を持っている。レイカのほうがまっとうな人間だと思う(それこそ「正しい」し、子育て中に浮気されるとかは本気で同情する)けれど、あの中で一番良くも悪くも人間らしい(という意味を感情に生きていると定義すれば)のは美都だからだ。そして、彼女に好感を持てるのは、彼女が自分の感情に素直であるのと同様、他人の感情に対しても素直だから。彼女は、他人に何も強制したことがない(少なくとも私が観た範囲では)。

 他の人は、概ね、「自分は~~なのに、あなたや誰それはこうでずるい」と言う。これも人間らしい感情だとは思うのだが、美都に限ってはそれはない(あ、有島は全く興味がないタイプの男性なのであまりよく見ていないけど、最後のあたりみてて、本当に評価低いです。笑)。彼女は、他人を羨ましいと思えばそれを自分で認められるし、自分の感情を抑制したりはしないけれど、他人についても同じ。最後に、涼ちゃんは、僕だって恋をしていた――といって、美都が自分の気持ちを尊重してくれなかったことを責めるような事をいったが、私にはなんだか精一杯の負け惜しみに聞こえてしまった。自由で、自分も他人も抑圧しないし、「自分の為に生きる」と同時に他人もそうすることに関して邪魔することをしない、そういう美都なので、なにをいっても大体受け止めてしまう。本当に「それほど」だったのかは分からないなぁ、というのが正直なところ。兎も角、有島のあのLINEにも怒らず、自分の立場に甘んじる美都が私にはとてもいい女に思えた。なので、スッキリした!というよりは、美都に値する男が現れるといいねぇ、って感じです。


 ベルイマンにあまり触れていないけれど、私からすると奇妙なもので、このドラマでも「正しさ」が断罪される部分はあり、基本的に「正しくて矛盾がない」のに比例して人間つまらなくなっていくものだと思うが、ネット全盛期だからなのか、今のタイミングで「野いちご」がこの世に現れたのだったら、「正しい」教授が咎められ、一方浮気をした挙句浮気相手と結婚してしまった元婚約者や、浮気をしておいて浮気相手に夫の悪口までいう妻などがそれなりに正当化(という表現は正しくない。良いか悪いかではないので)されているのを見ると、巷の反応は「モヤモヤ」なんじゃないだろうかと。そんな次元ではなく、もっと人生とか、人と人との関係とか、色々普遍的なテーマの話なのだが、人々はそういう次元で読んでしまうのではないかと心配になってしまう。お前に心配されるいわれはねーよ、という話ですが。

 

 まぁ、元も子もないことをいうと、不倫とかそういうどろっとした部分が一切ないドラマ(原義でのドラマ。小説なども含む)なんてほぼ存在せず、虚構でこういうのはいいけど実際にあったらいやよね~~なんて言っている人でも、無意識の範囲での本音はどうかなぁ??と思っていたりします。


 とりとめもなく書きましたが、何が言いたいって、結構面白いドラマだったのに、ラストで不倫女が逆転されてザマァwwって反応が沢山なんて 世間の感性つまんね~~っていう残念な気持ちになったということです(笑)

 

https://www.youtube.com/watch?v=1m3KCL48Ep4

身バレしても別にいいやってことで……

 

 

 先日、ふと記憶を辿りたくなったことがあって、留学中のmixi日記を読み返していた。人生で最も濃厚な時間の一つだし、かなりこまめに日記をつけていて、移動続きでもなければ、とにかく観劇記録、美術館の感想、トラブル記録、相部屋の住人への殺意をほのめかす(※殺らなかったからね!念のため)記述などが細かに書いてあって、自分で読んでいても結構面白かった。

 そんな中、隣人への殺意~~雪煙殺人事件~~(いや、起こしてませんけど。真剣に殺害の手順を想像しただけで)日記のひとつに、誰かわからないやつからのコメントがついていた。誰だっけこいつ??と思ったら……名前が変わっていたので一瞬わからなかっただけで、去年マイミクを解除し、ブロックした男であったことに気づく。彼に関する経緯は多少複雑なのだが、簡単にいうなら極めてしつこい男だったということに尽きる。モテて困るわアピールかよww鏡みろwwと思われるかも知れないが、そういうつもりはないけれどそう思われるかもしれない話である。

 彼との出会いは、小学校低学年に遡る。いや、ひょっとしたら幼稚園も同じだったのかもしれないが、その辺はおぼえていない。Aくんとは、小学校一年生の頃、凄く仲良しだったし、子供のままごとレベルでいう「両想い」だったのだと思う。今でこそ虫が大嫌いな私だが、当時はなぜか一緒にバッタをとって遊んでいたりしたのだ。今は、バッタなんて目の前にいたら悲鳴をあげてしまうほどか弱いのだが(まぁ、バッタが出るような所にあまりいかないんですけどね)。しかし、二年生になると、事情が変わる。私は、確か別の女の子と仲良くなり、彼は彼で男の子の友達と遊ぶようになり、なんとなく疎遠になったのだが、私はからかいの対象になりやすいタイプで、彼の後の証言によると、一緒にからかったりしていたらしい(※私は覚えてない件……)。

 とまぁ、仲良かったことはあるけれど別段深い仲であった訳ではなく、そして私は4年生の時に東京に引っ越す事になったのだが、この点についてはmixiでマイミク限定日記でかいた当時のテンションによると、「せいせいするぜヒャッハーーー!!!」というくらい、K県のとある地域には心底うんざりしていたのである。ド田舎というほどではないが特別栄えている訳でもなく、集合住宅もあれば畑もある、みたいな具合だったが、多様性というものが芽生える余地のない、異質なものを徹底的に排除するのがあそこらへんの住民の大まかな特質で、うちはいろいろ特殊だったのもあり、非常に居心地が悪かったし、いい思い出が殆どない。一度、すごい台風がきて、外が全部軽い洪水になっていたことがあるのだが、雷が鳴ったりしたときには荒い空に感動したが、面白かったことはそれだけである。最近は開発されて随分栄えているらしいのだが、本質的には絶対にろくでもない土地である。お前のそれは差別だといわれるかも知れないが、あそこの住民で、満足してますなんてひととは絶対に気が合わない自信がある。

 さて、話がそれたが、ここで話は更にそれる。こんなにそこの住民を嫌っていた癖に、私は数年前、当時の知り合いとお付き合いをしていたことがある(クソミソにいっておいてなんだが、彼はとても良い人であり、尊敬できる点が多々ある。ただ、理屈っぽい癖に恋愛脳で、結局のところ、本当に好きになるとこの人となら心中してもいいvvみたいな病んだ気持ちになる私がそこまでに至らなくて、別れてしまった)。その詳細は省くが、ともかく、その話は向こうの人達の間に広まってしまったらしく、どうやらそれでわざわざFBで私を見つけて、連絡をとってきたというのがことの次第である――誰がって、Aがですよ。


 Aは、憶えている限りでは顔は悪くないし、こじらせているタイプだとは思えなかったのだが、完全に自己満足というか自己完結というか、手に負えない善人タイプの人間になっていた。あのころ、私に寂しい思いをさせてしまったことを償いたいみたいなこととかあれこれを言ってきたのだが(会いたいといわれて、いやだったので、会いたくない理由をきちんと書いたら感情に訴えかける長文メッセージがかえってきた)、私があり難くないといっている思い出を更に強調してくるのだから、まずいといっている食べ物を「食べてみて!!よくよくかんでみれば、おいしいはずだから!!」とつきつけてくる感じである。かめばかむほどまずいわ!!!という話なのだが、彼のようなタイプの人間にそんなことは理解できない。

 私は彼ではないのでわからないのだが、彼を含め、決して少なくないあるタイプの男(男性差別してごめんなさい笑。でもこういうのって、なんとなく男性に多いイメージが……女性にも、例えば毒親とかはそうなのだとおもうが)は、「君はこう感じるべきだ」「君はこう考えるべきだ」「こう思わない君はおかしい」という思想に取りつかれているというか、それ以外の考え方ができない。

 私が、こいついやだなーとハッキリ思ったのは、意外かもしれないが、SMAP解散騒動のときの「つぶやき」である。なんていう人だったか忘れたが、あるモデルか俳優かが、「SMAPのことばかりを報道しているけど、そんなことばかり報道してないでもっと大事なこと報道しろよ」といった趣旨のことを言ったので、私はそれに大賛成してつぶやいた。ジャニーズが嫌いなことは否定しないが、ジャニーズだろうとなんだろうと、幾ら大人気のアイドルだろうと、国民全体の一番の関心事であるはずがないし、百歩譲ってそうだとしても、もっと報道されるべきことがあったのは間違いない。幾らつまんなくても、云々をでんでんとよむあの方が色々やってたし、ニュースの見出しがSMAPで埋まっているなんて異常だった。少なくとも私はそう「思った」のだが、Aはそれにかみついてきたのである。彼によると、それだけ国民が関心を寄せているということなのだから、沢山報道されていいということなのだが……そもそも、ジャーナリズムの役割は権力の監視というのが常識だし、勿論他人のゴシップは私もわりと好きだが、皆が興味をもってるからという多数決の暴力が、はたして民主主義で許されていいものなのか。とか、いろいろ言いたいことはあったが、ここで問題なのは、私が感じたことをつぶやくと、当人は議論をふっかけているつもりらしいのだが、そもそも、私の感じ方を否定する方向から入ってくるのだ。Aは。アッキード事件じゃないが、私こそただの私人で、私のつぶやきだのツイッターだのはチラ裏もいいところで、仮に私がどこかの先生で、学生たちの前で「安倍はトランプのポチですwぷぷーーーww」とかいったら問題になるかも知れないが、私が幾らつぶやこうが、気に入らないのなら無視すればいいし、非表示にしてもかまわないのだ。私は議論は好きだが(例えば、彼が、「君がそう思うのはわかった。だが、僕はこう思うのだが、どうだろう?SMAPだって重要な話ではないか?」というような絡み方をしてきたのだったら、腹はたてなかったかもしれない。因みに、草薙くんだけは嫌いじゃない←)

 とまぁ、私は彼のつぶやきも不快になってきたのでこちらからは非表示にしたのだが、決戦の日は訪れたのである(何この書き方)。

 覚えている人がいるかわからないが、というか別に大事件ではないが、どこかの学校の校長が、女は子ども産んでナンボや~~勉強は子育てしてからでもできるんやで!!的な、そのへんの飲み屋でぶてばいいような演説をして、問題になったのだが、私は別に、このおっさんの説には勿論反対の立場だけれどもばかばかしすぎてきちんと論破する必要もないと思ったし、おっさんの戯言だし、飲み屋でどーぞというレベルの話ではあるのだが、単純に 多感な女子中学生もいる前で、校長という肩書で、教育者として、「出産しなさい」というような、どんなに綺麗ごとをいっても性的なニュアンスを免れない発言をしたことに対して、うえー気持ち悪い という考えを表明した。だって、キモいじゃん。逆に、私が女校長で、「男子中学生の皆さん。日本は少子化で大変です。健康な女子をみつけて、早く、多く、種付けをするべきです」とかいいだしたら、キモいに決まっていると思うのだが、そんなかんじでキモいと思った。(※今、自分がいったら最高にキモいと思うことを想像して書いたので、私はそんなことを思ってませんよ。念のため。まぁ、最終的には地球滅亡してもいいっておもってるし、人間がいなくても地球的にはこまらないし)

 ところが、これに噛み付いてきたのが、恐らくその性格のせいでモテず、モテないので余計その性格をこじらせたのかと勘繰らせてしまうような必死なAくんである。私のつぶやきを、言論封殺だ!!と一括。しばらくつぶやきで応報が続いたが、彼のかみつきはおわらず、メッセージまできたのだから、粘着極まれり。しかも、当人は、「コメあらしにみたいになってしまうし、こっちで議論しよう」ということだったらしいのだが、なってしまうっていうかもうなってるとは思わなかったらしい。キモいし、私のつぶやきさえ許さないお前が言論封殺じゃないの???と思いつつ一応反論したが、彼からすると私は視野が狭く、歪んで、悲劇のヒロインで、世界を憎んでおかしくなっているので、なんとかしてあげたい!というヒーロー願望の対象かなにかにでもなっていたようで、とりあえずいい加減腹がたったので、もうたくさんだ、眼前にいたらブン殴っている所だが、さようならという旨を伝えてアクブロした。確かに、私は自分がダメ親父をみていたせいか多少男性不信だし、世界に対して歪んだ見方をしているかもしれないが、別に救って貰わないといけないようなことではなく、あくまでも価値観のレベルの話である。性善説より性悪説を信じるし、いろんな物事は欺瞞で彩られていると思っているし、嫉妬や憎悪を否定しないし、根絶できないと思っているし、死刑はあって良いと思っているし、性犯罪者に人権はないと思っているし、粘着男は精神的レイパーだと思っているが、別に、かっこいいと思った男性を好きになるし(最近、桐谷美鈴?さんがかわいくてちょっと悶々としています……あれ?)、それなりにやっていけているので、粘着男に救ってもらうほど困ってはいない。しかし、多分彼等は本当は劣等感・孤独感がめちゃめちゃ強いので、その裏返しで、他者に崇めてもらえそうな施しがしたくてたまらないんだろうな~とは思うので、救われてあげられなくてすまん……とか思わないですはい。


 A君のことを書いて何を言いたかったかといえば、女の子をめった刺しした犯人とか、そこまでいかないけど脅迫まがいのLINEをするとか、そういう人達は概ね似通った精神性をしていると思うのだが、基本的に自分が今現在言葉を通わせようとしている対象が、それぞれの世界を持ち、それぞれの考えを持ち、自分の理想や願望と違った風に振る舞うことを一切受け付けないし、許せない。何さまなのだ??と思うが、勿論、何さまでもないことが、その一因なんだろうなぁ。あとはなんなんでしょうね??

 細かくはまだネタがいろいろあるのですが、このへんで(笑)